小説『solitude alliance 』
作者:銀虎()

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#3

カタカタ

俺がオリジナルパソコンウイルスのプログラムをしていると

ヴーーヴーー

メッキのはがれたF703iを手にとり通話ボタンを押す

画面には、“雨策 楓”の文字

「もしもし」



「もしもし、楓だ」

「画面を見てから見たから知ってるよ?」

「・・・・そうか・・・で数馬?」

パソコン画面のプログラムからインターネット画面に変える

「何を聞きたい?」

声の温度が2度下がった。仕事モードが入った。

「話が早いな・・うちの学校の自殺事件しってるか?」

「ヤフー!!ニュースにて」

「あれは・・・」

俺は、楓の声をさえぎって言った

「犬園 凛。17歳で住所は、お前と天の近くにすんでんな。」

「早いよ・・情報がさ」

「学校がおまえのところだからな。一応、調べておいた。」

二つ目のパソこコンを立ち上げる。

「警察とかの調書って調べらんない?」

「警察以外に自殺の調書を、とっているところはあるのか?」

「ないと思うよ・・・」

「いや、マスコミや新聞社もあるぞ。」

「あるなら、頼むよ」

心なしか、楓の声が疲れ始めている。

「20分後にメールする。」

「携帯の方か?」

「入りきるか分からんから。パソコンメールにて・・・」

「了解」

「じゅあぃ、一旦、斬る」

「おう」

そうして俺は、クラッキングに移行する。

秋葉原巡る巡ってかき集めたパーツで加え、プログラムを少しくみ直した。改造パソコンの二台を同時に愛機を操作する。

少しずつ、色々なことが分かった。

「こりゃ・・・面白いなぁ・・・・」

思わず俺はつぶやいて、長々としたメールを楓に送った。

-4-
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