小説『月隠用語集(花魁用語)』
作者:Kiss()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

〜た〜


【大日本帝国(ダイニホンテイコク)】※
   独自の軍事国家。廃刀令は出されず、国民なら誰でも帯刀を許される。
   然し、時代の流れと共に帯刀する者は減り、銃の携帯は元武士をはじめとする軍人のみ。
   未だ和装の者は多いが、髷を結う者はいない。
   軍人は仏式軍服が主立っている。洋服が主流。キリストの教えが広まる事はなく、
   未だ仏教が根強いせいか、男色も批難を受けない。

徳川幕府というのはなくなってますが、事実上の日本より日本色が濃いです。


__________________________________________

〜ち〜


【蝶役(チョウヤク)】※
   Kissの小説において(BL、GL限定)ネコ、つまりは受け側を指す。
   蝶とも呼ぶ。

__________________________________________

〜つ〜


【月(ツキ)】※
   月隠の遊女の通称。


【月隠(ツキゴモリ)】※
   花牢庵の上客の中でも一握りの者にしか与えられないある試練を
   クリアしなければ登楼できない幻の廓。
   その試練とは、風呂敷に包まれた“ある物”を一月の間肌身離さず持ち歩く事。
   簡単に思える試験。然し、当然のように条件は存在する。
   【その簪を人の目に触れさせてはいけない。】
   勿論、渡された客もこれに含まれる。
   
現在書いている小説はこの月隠を舞台としたものです。
まだまだ設定はあるんですが、今はまだここまでしか言えません><

__________________________________________

〜て〜


【帝都(テイト)】※
   大日本帝国の首都。元の名を江戸。今の東京です。


【手練手管(テレンテクダ)】
   手練は『巧みな技』手管は『多彩な技』の事で、遊女がお客の気を引き
   意のままに操るテクニックの事。

__________________________________________

〜と〜

-5-
Copyright ©Kiss All Rights Reserved 
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える