小説『月隠用語集(花魁用語)』
作者:Kiss()

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〜や〜



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〜ゆ〜


【遊里(ユウリ)】
   遊郭の別称。詳しくは(遊郭)、または(吉原遊郭)の項にて。


【遊女(ユウジョ)】
   遊郭や宿場で男性に性的サービスをした売春婦の事。
   『客を遊ばせる女』と言う意味が一般的である。
   別称として、女郎、娼妓などとも言いますが女達は女郎という呼ばれ方を嫌い
   遊女と呼ばせる事が多かったようです。


【遊郭(ユウカク)】
   遊廓は公許の遊女屋を集め、周囲を塀や堀などで囲った区画。
   
「詳しくは」とかいって詳しくない件。←
小説内では遊郭を廓同様、そのお店を指す言葉として使う事があります。

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〜よ〜


【吉原遊郭(ヨシワラユウカク)】※オリジナル設定のみ記載してます。
   帝都では官許唯一の色街。
   女の園と思われがちだが、衆道の流れの多さにより男の廓も数多。
   時勢が遷ろうとも、姿形を変えず存在し続ける不変の遊里。
   大門もお歯黒溝も健在。宵の口ともなれば、艶やかに賑わう
   Kissの小説では他にも遊里(ユウリ)、色街(イロマチ)、花街(ハナマチ)の呼び方使ってます。

官許の遊里では他に、西に島原がある設定です。
東の吉原、西の島原とか呼ばれちゃえばいいb
実際吉原遊郭は340年も続いたらしいです。長いね!


【吉原細見(ヨシワラサイケン)】
   吉原遊廓についての今でいうガイドブックです。
   結構細かく書いてあるので当時はベストセラーだったとか。
   月隠の小説の頃には内容は粗雑化し、あまり人気はなかったようですが
   そこはパラレルですからベストセラーとして扱ってますw
   実際に遊女のレビュー的な粗悪なものもあったらしいです。
   発行元はいくつかあったようです。




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