「ん…。スー…スー…」
隣で気持ち良さそうに寝ているゆめ。
事後で俺もゆめも全裸。
俺の事をぎゅっと抱きしめ寝るゆめは可愛い。
もぞもぞ…
白い肌。
男の俺とは違う筋肉と適度な脂肪。
柔らかいゆめ。
見た目は少し男に見えるけど、俺にだけ見せる表情は
女の子だった。
誰よりもかっこよくて
誰よりも可愛いゆめ。
そんなゆめの背中に
何かを焼き消したような跡があった―――――――
「ゆめ……何があったの……?
俺の知らないゆめは……何歳のゆめ??」
背中の傷跡をそっと撫でた