小説『学園黙示録〜銃を手放すその日まで〜』
作者:MSF()

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"バタバタバタバタバタバタバタバタバタバタ"


「きゃあっ!ヘリ?」


「アメリカ軍……あっ……違う自衛隊だ!どこから来たんだ?近くに駐屯地なんて無いのに!!」


「UH-60にコブラか。」


「助けてーっ!!」


「無駄だ、駐屯地はこの近くには無い。あの部隊は市民救出よりもきっと重要な任務があるはずだ。」


「そんな………」


「それより今は脱出が先決だ。また奴らも集まってるし長居は得策ではないな。」


「わかりました、でもバリケードの前には奴らがいますよ?どうするんですか?」


「突然だが小室君は戦争ゲームをやるか?」


「え?いえあんまり……」


「そうか、まあいいや。これが何かわかる?」


「これって手榴弾、ですよね……黒瀬さんってその武器とかどこでてにいれたんですか?」


「入手の方法はすまんが教えれない。まあそれより今奴らは狭い階段に集まってる。」


「……わかった!集中してる奴らを皆吹っ飛ばすんですね?」


「正解だ、やるから離れてくれ。」


フラググレネードのピンを抜き奴らのまん中に放り投げる。


DOGAAAN!


「よし!あとは下の屋上にいる奴らが6体だけだ!行くぞ!」


「「はいっ!」」


PASUPASU!PAPAPASU!PASUPASU!


「クリア、校舎に入るぞ。」


暫く歩くと………


「きゃあああああっ!!」


「生存者かも知れないな……」


「どうします?近かったし行きませんか?」


「よしわかった、恐らく場所は方向からして職員室だ!急ぐぞ!」





こうして新たな仲間と大和達は出会うのだった………




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