小説『女子高生』
作者:vivit()

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「遅刻、遅刻ー!」

私、天王寺沙希。東京都千代田区に住む極々普通の女子高生!
ほんとに普通!家族も血筋も経済力も全部、人より抜きんでてるものはないの。
ラッキーカラーは肌色。運動も勉強も顔も普通。

でもね。

そんな私だけど昨日秋葉原に行ってきたの。
きっかけはアニメのCDを買いに行くっていうほんの些細なものだったの。

そしたらね品切れだったの。何もないの私の人生、平凡に過ぎていくの。

おしまい

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