小説『真剣で私に恋しなさい!〜転生させられしもの〜』
作者:レイフォン()

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プロローグ 望まないのに転生させられたもの




俺は今困っている……それは何故?っと聞かれたらこう答えよう…


「バブゥゥゥゥウ!!!(何で赤ちゃんになっているんだ!?)」


そう、何故か俺は赤ちゃんになっていた。


俺は何で赤ちゃんになっているのかを思い出そうと記憶の糸を辿ってみると……



「(そうか……俺、死んだのか)」


俺は思い出した……何で赤ちゃんになっているのかを…



〜回想〜


死ぬ前の俺はとにかくアニメやゲーム、漫画などが好きな男だった。


死ぬ直前も俺は夕方に漫画を買いにアニ〇イトに行って真剣で恋しないさい!ドラマCDVol.5を買いに行ったのは覚えている。


ドラマCDを買えた俺は上機嫌で家に帰る途中にそれは起こった。



俺が信号機が青になったので信号を渡っている時、信号無視&飲酒運転のトラックが俺の目の前に現れ、轢かれてしまってしまった。


死ぬ前の俺の目に映ったのはカバーをしてもらった真剣で恋しないさい!ドラマCDVol.5だった。



それを見て俺は意識を失った。



〜回想END〜





だけどおかしいことがある。普通に死んでしまった俺は何故意識がある?普通だったら死んだ後に意識があって…赤ちゃんになっているはずがない!



つまり、俺が死んでから赤ちゃんになるまでの間に何かがあったと思った!



俺がそんなことを考えていると、頭に歳を取った爺さんの声が響いてきた。



「フォフォフォ…意識が戻ったかの」


「てめえは誰だ?」


頭に響く人物に俺は誰だと聞いてみたところ、


「儂は神じゃ!!」




………………爺さん、悪い冗談を言ってないで病院に行った方がいいぞ?





「なんじゃ!その長い………の間わ!!儂は神様じゃ!!お前が死んでしまったのは儂の孫のせいだからお主を転生させたのはこの儂じゃぞ!!」


何?!


「ちょっと待て!?転生だって!?よく二次創作に出てくるあれか!?何これ?ドッキリ!?転生ってどこの世界?」


俺は若干思考が追いつかなくなっていたのか自称神と名乗る爺さんが俺にこう言ってきた。


「まず、お主が死んだ理由は儂の孫が仕事の途中に人の寿命についての書類に謝って&#10005;+コーヒーをこぼしてしまったのじゃ……しかもその書類はお主のもの。&#10005;だけじゃったら儂の特例で平気だったのじゃが……さすがにコーヒーまでとは…」


つまりあれか??俺は……意味もなく死んだのか!?


「いや、本当だったらお主ではなく別の人物があのトラックに轢かれて死ぬはずじゃったのじゃ」


俺は神(自称)の話を聞いて理解した。


「つまり、俺はあんたの孫の失敗を俺を転生させることで免除しようと……そういうことか?」


頼む!外れててくれ!!


俺は心の中で叫んだ。


だが、俺の思いは通じずにいた。


「そう通りじゃ!お主が転生するのは真剣で私に恋しないさい!お主には謝っても謝りきれん!!なので色々と特典をつけさせてもらったからの!!お主が好きなアニメ・ゲーム・漫画などなどの技や武器を使えるようにいた!使いたいものを頭に浮かべればいいからの!!さあ、若者よ!戦え!お前は戦う定めにある!!!健闘を祈る!」


ちょっと待てえええええええええええ!!


「てめえ!!このままさらばする気か!!とゆうか!!?……?おい!爺さん?!返事をしてくれええええええええええええ!!!!!!!」








〜主人公〜



こうして俺は真剣で私に恋しないさい!の世界に転生させられた。


この世界は武士娘が多い世界だ。妙に戦いに巻き込まれる気がするがな。


とにかく強くなって見るぜ!


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