小説『ドラゴンボールN』
作者:プータ()

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 第十四話 黄色い太陽と武道会

 昨日はすばらしかった。なんというか可愛かったというか……ね!
 サイヤ人の性教育に関してなんだが、色々と足りないのだ。イレル→フル→ダス、マジでこれだけしか教えないサイヤ人の教育w最初に脳みそに情報ぶち込むだけだからしょうがない気もする。実際セロリもそれしか知らずにいたそうとしたのだ。
 終わったあとに考えたんだが、大人になってからこんな男性にしか益の無い性行為を女性がしてたら、そりゃ欲求不満で戦闘欲も上がるわと感心してしまった。もしかしてこれが狙いなのだろうか。 
 まあこれはこれでよかったと思ってしまう。なんせ何も知らない女性を自分色ry(自主規制)。手取りナニとry(自主規制)。朝起きてからもおねだry(自主規制)。俺の18禁知識も中々のものだと自画自賛したのは許して欲しい。
 セロリも今はつやっつやの満足した顔だ。俺はテカテカミイラ状態、次の日のことやらなんやらが脳みそから抜けたのは、初めてだから仕方が無い。
 これから天下一武道会だというのに精力を使いすぎて疲れているので朝飯代わりに仙豆を食べた。初めて使った仙豆の使用方法がこれって言うのもカリン様に申し訳ないとしか言えない。でも回復したのでよしとする。
 ちなみにセロリは俺が作った朝飯を食べた。だいたい15人前ほどの量だ。俺も同じくらい食うがやはりサイヤ人の胃は異常だな。
 そして俺達は一路、天下一武道会会場へと飛んでいった。
 



 天下一武道会への参加申し込みを済まし、いざ予選というところで変な奴らに絡まれたりもした。ちなみにそいつらは予選で当たり瞬殺した。もう相手にするのも馬鹿らしいほどの雑魚ばかりだった。ようは特筆する事が無い。それが本選の準決勝まで続いた。
 結果が今の状況。俺とセロリの決勝戦だ。

 『さあ!ついに決勝戦!これまで両者ともに瞬殺!試合時間の合計が10分もたっていないというすさまじい選手同士の対決です!おかげで天下一武道大会史上最速の決勝戦!今だお昼にもなっておりません!両者ともにかなり強い!しかし、二人ともまだ若い武道家です!では入場です!片方は健康的な美女のセロリ選手!』

 観客からは「うおー!付き合ってくれー!」「おねえさまー!!」「がんばれよー!」などと声援と喝采が飛び、セロリの登場を待ちわびていたようだ。

 『もう片方はナスビ選手!彼は目にも留まらぬ速さで動き、まさしく瞬殺という言葉がふさわしい速度でもって試合を決めてきましたー!』

 観客からは「がんばれー!」「兄ちゃん!俺と付き合ってくれー!」「オタンコナス!」と声援?と喝采?が飛びかう。というか二番目の奴、明らかに男だよな!?お断りします!三番目にいたっては罵倒とか、しかもナス……

 「なあナスビ、すごくつまらないんだけどこの大会」
 「まあそういうなよ、気功波なしで他はあり。それで俺はお前と同じくらいに戦闘力を下げる。お前も回りに被害が行かない程度に低くしろよ?それでいい特訓になるだろう」
 「へえ!面白そうじゃん!じゃあ私が勝ったらごほうびな!」
 「えっ?そんなこといってな――」

 『さーあ!両者が舞台に立ちました!なにやら両者知り合いのようですがいかなるバトルを見せてくれるのか!それでは、はじめてください!』

 そして大きな銅鑼の音が鳴り響く。
 鳴った瞬間セロリが距離をつめ俺の顔面にストレート。俺はそれを首を曲げて避ける。セロリは更に連撃を放ってくるが俺はそれを避けられるものは避け、無理なものは防御する。

 『おー!早いですセロリ選手!連打連打!わたくし、セロリ選手の手が見えません!』

 「俺はイエスといってないんだけど!」
 「関係ないよ!」
 「理不尽!」

 俺は一方的にやられるのも嫌だ。俺は残像を残しセロリの背後に回る。するとセロリも残像を残す。交互に残像をのこして相手の背後に移動していくさまを観客やリポーターも唖然としてみている。
 俺はセロリの残像をわざと殴り、すぐさま後ろ蹴り。手ごたえがあり、吹っ飛んでいくセロリ。同じ動作ばかりしてたら簡単に行動が読める。
 セロリも負けてなるかと空に浮かび吹っ飛ばされるのをブレーキ。すぐさま飛びながら俺に向かってくる。そして俺も飛び、セロリの打撃に答える。そして互いの拳がぶつかり合い両方が弾けとんだ。そして舞台に着地。

 『これはすごーい!!!私こんな戦い見たことがありません!!!』

 リポーターの声とともに観客からも歓声が上がる。まあこれくらいのサービスはしてあげないとな。セロリもわかってて攻撃してきたみたいだし。本気なら観客に見えないもの。
 そして俺達は戦いに戻った。

 ・・・

 ・・

 ・

 武道大会も終わり、賞金をもらって二人で帰る。
 大会のほうは適当に最初盛り上げたあと、気合の入りすぎたセロリがやばかったので一般人に被害が出る前に無理やり俺が場外に落として終了した。セロリは文句を言ってきたが。テンションが上がって周りの被害を忘れ始めたお前が悪いと諌めた。だがセロリの晩飯代がストレスマッハで上昇したのは言うまでも無い
 今回の大会で結構資金もたまった。後は会社でも作ろうかと思いながら帰路に着いた。

 あとがき
 
 ぶっちゃけ天下一武道会は適当にお金を稼ぐのにちょうど良かったから出しただけです。
 そしてちょっと短くてもうしわけない。
 
 


 









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