小説『秘密を持つ天宮ルリ』
作者:()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

「あ、マイリー。おはようございます」



ちなみに今日、始業式(?)なので、朝の部活は無かったのだ。あ、そういえば、言うのを忘れたが、この学校は日本の文化も少しまじっているので朝に部活があるのです。他の学校ではないと思う…。



「この前はジェイクと二人っきりで何しゃべったの?」



「えっとですね。来年の夏休みマリブへ行く話しとかです♪とっても楽しかったですよ」



「な〜んだ。普通じゃ〜ん。もっとラブラブ〜な話をしていると思ったのに〜」



前からちょっと思っていたのだが、マイリーの話し方って乃木坂春香の秘密の美香ちゃんみたいになっている気がする…。でもこれは言わない方がいいのかな?でも私は聞いてみた。



「あ、それぇ。わざとだよ。だってルリさぁ、乃木坂春香の秘密好きでしょ?」



「はい、そうですね」



「でしょ、だからだよん」



「で、でもどうして美香ちゃんなのですか?」



「ん〜とね〜。ルリが、春香みたいだから…」



「え?そ、そんなことありません。似ているわけないです」



「似てるよぉ〜。ぽわぽわお嬢様とまではいかないけどぉ…雰囲気がソックリだよ」



「そうなんですか?」



私、似てるかな〜?と、思っていると…



「おはよ。お二人さん」



ジェイクだった。



「おはようございますです」

-130-
Copyright ©? All Rights Reserved 
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える