小説『考えろよ。・第2部[頭隠して他丸出し編](完結)』
作者:回収屋()

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 [プロローグ]

──── 一生懸命に働いている者は、
         
            決して歳をとるということはない。

        私は自分の葬式の日をもって、

               人生からの引退の日とする。 ────

                              【トーマス・エジソン】
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──── 真性のマゾである者は、

           決して羞恥心を感じることはない。

        私は訪問したセールスマンをパン一で出迎えた(実話)瞬間、

               社会から引退している。 ────

                                    【回収屋】


茜:「大変よッ、大変よッ、咲チャン大変だよォォォォォ!!」
咲:「むッ、遂に2次元の世界へ逝く方法が見つかったのかねッ!?」
茜:「違うよッ! 作者の願望なんかどうでもいいよッ!」
咲:「まさか……レ○アースのアニメムックを書店に買いに行って、店員のオネーサンに冷やかな目で睨まれたのかねッ!?」
茜:「だからぁ、中学時代の作者の黒歴史はどうでもいいんだって」
咲:「じゃあ一体、何事? あたしは街中のパチンコ屋のパの字が消えてないかどうか、見回るのに忙しいんだけど」
茜:「珍妙なバイトしてる場合じゃないよッ! やっとわたし達の出番がまわってきたんだよッ!」
咲:「なに!? こりゃイカン、すぐに外出用に着替えないと! よし、まずはパンツを穿こう!」
茜:「ちょッ……ノーパンで何してんのッ!?」
咲:「愚か者! ノーパンではない……絆創膏を使用済みだ(照)」
茜:「うっわぁぁぁ〜〜……本気でやっちゃうんだあ。しかも、上半身には2枚使ってるってオチだあ」
咲:「さあ〜〜て、腕が鳴るねえ〜〜。駅員さんに幾度となく捕まった、あたしの痴女テクニックを披露してやんよッ!」
茜:「いやいやいや、電車は乗らないから…………って、飛び出して行っちゃった」

 ――――――――――――――――――――――――――――5分後。

駅員:「まぁ〜〜たオマエか! いいかげんにしろ!」
咲:「違うんですッ! 右手の邪気眼が覚醒しただけなんですッ!」
茜:「あ、捕まった……」
 
 ――というワケで、【考えろよ。第2部・頭隠して他丸出し編】はじまります。


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