小説『旅する男の娘』
作者:神夜 晶(のんびりだらだら晶の小説日記)

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『プロローグ』


僕が目覚めると真っ白な世界でした〜
う〜ん……確か〜……夜になって寝たと思ったんだけど〜


「……此処は〜?」


「此処は転生の間じゃ」


「う? 誰〜?」


振り向いた先には禿げたお爺ちゃんが居ました〜
背中には羽が生えてるよ〜


「わしか? わしはな……神じゃよ!」


「神様? 本当に〜?」


「うむ!それでじゃな、お主は死んだのじゃ……」


「僕は死んだの〜?」


「あぁ、此方の手違いで死なせてしまったのじゃ……
すまぬな……」


「う〜ん……気にしてないから、別に良いよ〜?」


「そうか……すまぬのう」


「ううん、別に人生に悔いがある訳でもないから平気〜」


「ふむ……それはいかんな……でわ、転生をしてみるかのう?」


「転生? 何それ〜?」


「転生を知らぬのか……簡単に言ってしまうと第2の人生を歩むのじゃ」


「う〜ん……面白そうだから少しやってみたい気もするかな〜」


「でわ、能力を色々授けて転生させようかのう、」


「は〜い」


「ゆくぞ……ハァァァァァ!」


神様が眼を光らせたよ〜!
少しカッコイイ……?
神様が叫んだら僕の身体を光が包んでいきます〜


「身体がほわほわする〜♪」


「成功じゃな!でわ、行くか?」


「う〜ん……それじゃ、行って来ますね〜」


「うむ、達者でな!」


「はい〜……色々有り難うございました〜」


「いや……此方の不具合で、お主を殺してしまって申し訳なかったのじゃ」


「そうですか〜……でわ、また〜」


「うむ、楽しく生きて来ると良いぞ!」


「はい〜神様も、お元気で〜」


「うむ」


こうして僕は転生をしていきました〜
あれ? 何処に行くんだろう〜……

-2-
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