小説『花鳥風月 かまいたち[完結]』
作者:桃井みりお(999kHz Lollipop Records Radio Blog)

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あとがき


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

かなり救いのないエンディングに著者自身も驚いています。

しかし、耕作がその後不幸になったようには思えないのです。

『覚悟』を持って生きていく耕作は、それまでと少し違う物の見方が出来るようになったりとか。

“居なくなった”翔が、戻って来ないとは、決まっていないと著者は思っています。


耕作のその後については、お読みいただいた皆様の想像にお任せします。

まだまだ勉強中の身です、是非正直なご感想、ご指導いただけたら幸いです。
                       
ご面倒でなかったら、コメントを頂けるとうれしいです。
   

皆様は、あの紳士にどんな願いを叶えてもらいますか?


追記

 友人から翔は、“しょう”より“かける”っぽいとの意見を頂き
採用しようと思いました。読み方は特に重要でなかったし。
カインとアベルを象徴したかったので、
兄カイン=農耕とその子孫が後に音楽家や鍛冶屋になったとされることから作家のイメージから『耕作』
弟アベル=羊飼いとその名前の意味が「空しさ」であることから、羊と空のイメージから『翔』
と、名づけたので読み方はそれほど重要ではなかったのです。
(現に、作中翔の読み方を明らかにしていない(ミスか?)。

 著者は正直“しょう”としか読まないと思っていたのですが、“かける”とも読むといわれ
たしかに、あの子は“かける”のほうが似合うなぁと思ったので採用することにしました。

 まぁ、読者の皆様に委ねる、著者のお得意パターンで。
好きなように呼んでやってください。

  
  では、また。

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