『メスト〜黒魔導士』
天狼島沖、第三者サイド
ネコ3匹と1人の人物が天狼島に向かって飛んでいた。
「あれが天狼島よ」
「おっきー木だね」
「しかし、本当に付いて来ちまって良かったのかよ?」
「私達は今回、完全に部外者ですし」
「いいのよ見学するだけだし」
ウェンディが心配なシャルルとギアスを見に来た離瑠とそれに付き合ってるルシアとリリーだった。
「ウェンディが心配なんだな?」
「………」
「どうしたのシャルル?」
「私はあんなに反対したのに、あの子!!」
リリーは「やれやれ」な感じに息を吐いた。
「一体何があったの?」
「あれは1週間前の事だったわ…」
シャルルは1週間前、行動が変態染みてるメストの事を説明した。
「…で、結局ミストガンの代わりに、メストを手助けするんだってきかなくなっちゃって…」
「それでお互い、1週間も口を訊かんとはね」
「あらあら」
「見かけに寄らず頑固なのよ…」
「アンタもな」
「シャルルもね」
「貴女もね」
「アンタ達ね…」
全員にツッコまれるシャルル。
「メストがどんな奴かなんて、私はどうでもいいの!この試験とかいうもの自体が、すごくイヤな予感がするのよ」
「例の予知能力か?」
「断片的すぎて何とも言えないけどね」
「俺は、そのメストって奴の方が気になるな」
「え?」
「王子(ミストガン)の弟子…何か引っ掛かる」
リリーはメストがミストガンの弟子という部分に疑問を持っていた。
「ルシア、そのメストと言うのは人物なのですか?」
「メスト?メストはね、結構前からギルドにいたよ?」
「具体的には何時?」
「それは…あれ?何時入ったんだろ?」
「やはり気になる…」
ルシアも解らず仕舞いだった。
天狼島、闘ルート、第三者サイド
メストを相手に苦戦したが、何とか勝ったグレイ。
「残るはウェンディのみ!こっちも手加減はしねぇ!最終奥義!!」
グレイはある物を取り出した。
「ウメボシ食うだけ!!」
ウメボシ入りの瓶だった。
そして貪る様に食うと、グレイの口が米になった。
「んーーーーー!!?」
「っ!!??」
グレイは酸っぱい顔をしながらウェンディに近づいた。
ウェンディは思わず口をすぼんだ。
「ひっ!?食べた訳でもないのに、見てるだけで酸っぱくなる!?これは、一種の伝達魔法!?逃げるしかない!」
ウェンディは逃げ出した。
しかし逃げた先にはロキがいた。
「王の光(レグルス)は満ちたーーーーーっ!!」
光り輝くウメボシ(多分星霊界製)を大量に食ったロキは、顔中光らせながら酸っぱい顔をした。
「ひゃあああぁぁぁぁぁっ!!??」
そしてグレイとロキに迫られて、とうとう気絶してしまったウェンディだった。
サイドエンド
天狼島、ギアスルート
あいつら、ウェンディちゃんを泣かせたな?
「グレイ…ロキ、良い度胸してんな。試験終わったら殺しとくか?」
ギアスはちゃっかりヘルズイヤーで聞いていた。
天狼島、ミラルート、第三者サイド
あっという間にミオ&胡桃チームは脱落した。
エルフマンはビーストソウルで奮闘するが、ミラのサタンソウルの前では歯が立たなかった。
「トドメよ」
ミラは力を溜めていると、
「待ちなさい!」
「纏めて吹っ飛ぶよ、エバーグリーン」
「面白い話をしてあげる」
「?」
この後、エバーグリーンの策に引っかかったミラは一瞬の隙を突いてミラを倒した。
天狼島、一次試験突破者集合場所、第三者サイド
グレイとロキが洞窟を抜けると、
「グレイ!ロキ!」
「「!」」
一次試験突破者達が集まっていた。
「やっぱり一次試験を突破してきたんだね。」
「とりあえず、おめでとう」
ルーシィとカナが言った。
「私達、静のルートでラッキーだったね」
「どこが!誰も殴れなかったんだぞ!」
レビィ&ガジルチームは静ルートで一次試験を突破した。
「ボクたちも静ルートで良かったな」
「あたし達、運が良いみたいですね」
セト&ソルヴァチームも静ルートで一次試験を突破。
「うう…」
「いつまでウジウジしてんだ山田?」
「着替えさせてくれないからですよ…」
クルスはまだゴスロリ服のままだった。
「一次試験を突破できたのは、これだけか?」
「ナツは?」
「あっちにいるよ」
ナツはギルダーツの事で悩んでいた。
「何だアイツ?」
「どうしたんだ?」
「それがね…」
ハッピーが説明しようとしたら、
「さて…これで全員揃ったかな?」
マスターが来た。
「では、これまでの結果を発表する」
マスターが一次試験の合格者の経過を発表した。
「カナとルーシィは、フリードとビックスローを闘で破り、突破!」
「ふふん」
「何ぃー!?」
グレイはフリードとビッグスローが負けた事に驚いていた。
「ナツとハッピーは、ギルダーツの難関をクリアし、突破!」
「嘘だぁーーー!!?」
「オイラ何もしてないけどね」
ナツがギルダーツのルートをクリアした事で更に驚いたグレイ。
「イヴとクルスは、ギアスの難関をクリアし、突破!」
「マジか…て、クルスの格好を見れば納得だな…」
未だゴスロリ服を着ているクルスを見て納得したグレイ。
「ちなみにサテンとウテンはギアスを倒す直前で返り討ちにあって脱落じゃ」
「サテンも気の毒に」
「いや、一番気の毒なのはもしかしたらウテンかもしれねぇ…」
「何でだい?」
「クルスを見りゃわかるだろ?」
「ああ…確かに気の毒だな…」
グレイとロキはウテンの事を察した様だ。
「レビィとガジル、セトとソルヴァは運良く静のルートを通り、突破!」
「へへっ」
「運がいいだと!?」
「二次試験もこの調子で合格するぞ!」
「これは幸先良いですね」
レビィとセトとソルヴァは喜んでいたが、ガジルは誰とも戦えずに苛立っていた。
「グレイとロキは、メストとウェンディを闘で破り、突破!」
「ジュビアは落ちちまったのか?」
グレイの言葉にマスターは「ぐもっ」と変な顔になった。
「な、なんだようじーさん!?」
「ジュビアとリサーナ、セツナとクチナシは…奴と当たってしまった…あの手に抜けない女騎士に!?」
「あ〜あ…」
この時皆はジュビア達に同情した。
「じゃあ、後はエルフマンとエバーグリーン、それにミオちゃんと胡桃ね」
「でも消去法でいくと、残るルートは…」
残りのS級魔導士を思い浮かんだ。
「「ミラジェーン…」」
先程と同様、エルフマンとミオ達に同情した一行。
「可哀そうに…」
「俺だったら勝てたけどな」
ガジルがそう言った。
「ちょっと待てーい!」
「「!?」」
皆が声が聞こえた方を向くと、
「俺等も姉ちゃん倒してきたぞ!」
「一次試験突破よ!」
茂みの中からボロボロのエルフマンとエバーグリーンが来た。
「何と!?」
「どうやってあのミラを?」
ハッピーがそう言うと、エルフマンは黙ってしまった。
「それは言えん…漢として…」
「一瞬の隙を突いたとだけ言っておくわ…」
「何をしたのかしら?」
ルーシィはエルフマン達がどうやってミラを倒したか気になるみたいだった。
「あれ?ミオちゃん達は?」
「あの子達なら真っ先にやられたわ」
「そう…」
とにかく突破したのはエルフマン&エバーグリーンチームだった。
「コホン。ともかく、一次試験の突破チームはこの7組とする。そしてこれより、二次試験を開始する!」
二次試験が始まり、全員意気込んだ。
「ナツ、いつまで落ち込んでんの?」
ハッピーがナツにそう言うと、
「いや…ちょっと考え事…」
「ナツが!何かを!考えるーーー!?」
「どんだけみくびられてんのよ…」
ハッピーはナツがしなさそうな事をしてて驚愕した。
それを見て呆れるルーシィ。
すると、塞ぎ込んでいたナツが急に立ち上がった。
「グレイ!カナ!レビィ!エルフマン!セト!イヴ!誰がS級魔導士になるか、勝負だ!!」
大声でナツは皆に向けてそう言った。
「お前にだけは負けねえよ」
「…!」
「私だって!」
「その勝負、漢として受けて立ぁーつ!」
「S級になって大金持ちになるのはボクだ!」
「負けないぞー!」
「燃えてきたぞぉーっ!」
「あいさー!!!」
「あたしはぜぇ〜ったい、カナをS級魔導士にするの!」
「例えルーシィでも、僕は手を抜けないよ」
「ギヒヒ、吠えてろクズが」
「あたしらの邪魔すんじゃないよ!」
「皆さん、本気だ!?よし、僕も頑張らないと!」
「漢たるものォ、ぐほっ!?」
「エルフマン、しっかりしなs…ぐふっ!?」
「この2人はねーかな〜」
全員が気合を入れた。エルフマンチームは既に満身創痍だが。
「では、S級魔導士昇格試験、二次試験の内容を発表する!」
マスターが二次試験の内容を説明した。
天狼島、海岸、第三者サイド
一方、海岸でリリー達が話をしていた。
「王子…いやミストガンは、こっちの世界で人と接触するのを避けていた」
「ギルドに寄る時も、態々全員を眠らせて、顔がバレないようにしてたらしいわね」
「ギアスやラクサスは効かなかったけどね」
「そのミストガンが弟子をとるのは考えにくい、と?」
「俺はそう思う」
「何が言いたいの?」
「う〜む…」
リリーはある疑問を口にした。
「ものすごく、突拍子もない推察なのだが…メストという男は、本当にギルドの一員なのか?」
リリーの推測に皆も悩んだ。
尚、離瑠はギアス目的で付いて来たので別行動を取った。
サイドエンド
天狼島、ベースキャンプ
試験官と脱落者はここで昼食をとっていた。
「なに!?エルフマンとエバーグリーンが結婚!?」
「で、動揺した私に一撃喰らわせてくれたの」
ミラが頬を擦りながら言った。
「ちょっと待て!?式は何時だ!?ていうか、奴等いつの間にそうゆう関係に!?」
「ううん、多分私を動揺させる為の作戦。私もまだまだだな〜」
意外性を狙った策とも言えるしな。
「ホントに作戦なのか?」
「さすがにあの2人が…それはないと思うなぁ。だって、あの2人が結婚して子供が出来たら…」
ミラは、顔がエルフマンで後ろ髪がエバーグリーン風+眼鏡をした赤ん坊を想像して、
「う…うう…」
泣きだした。
まぁ泣きたくもなるわな、姉として。
「泣くなミラ、考えようによっては可愛いぞ?」
どんな風に想像したんだエルザ?
「エルフ兄ちゃんとエバーグリーンかぁ…ちょっとお似合いかも」
『あんまり美しくないカップリング』
「えっと…恋愛は人それぞれと言いますし…」
「赤ちゃんか〜、ミオも見てみたいな〜」
「ミオたんとの子供なら俺はいつでもOKだぜ!」
ギアスはいつも通りな事を言った。
…あれ?いつもならセツナからのツッコミが来る筈なんだけどな?
「わ、私もガジル先輩と…」
「ここ…子供…」
2人ともモジモジしちまってるよオイ…。
「そういえばフリードやサテン達は?」
「ギルダーツと一緒にギルドに戻った」
「せっかちだね〜。最後まで見届ければ良いのに…」
どちらかと言うとウテンは「プライド捨ててまで女装しておいて負けたなんて恥ずかしい」てな感じで帰りたかったみたいだしな。
つか俺以外皆女子じゃねぇか。
「それより、メストとウェンディはどこに行った?」
「遅いわね?」
「集合場所、忘れちゃったのかな?」
そういえば遅いなウェンディちゃん。
つかジュビアにセツナ、いつまで顔赤くしてんの?
「メストかぁ、彼とはエドラスで会ってないから、よく知らないのよね。私がいない2年の間に入ったんでしょ?」
「そうだっけ?」
「昔からいたような?」
「いや、あいつは昔からいたぞ。影が薄いだけで」
「そうなのか?」
「存在感薄いのね」
つかメストって何か違和感があって引っ掛かるんだよな…。
はっ!まさかメストの奴、ウェンディちゃんにちょっかい出してんじゃねーだろうな!
「ジュビア探して来ます。少し心配だし…」
「俺も行こう!ウェンディちゃんが心配だ!メストの奴、まさかウェンディちゃんに手ぇ出してーか確認しねぇとな!」
「アンタじゃないんだから。私達も一緒に行きますね」
『瞳孔(×)…同行』
「ミオも行く!」
「あの、私も行きます」
「ならば私も行こう。ミラとリサーナはここにいてくれ」
すると、ジュビアは何故か残念そうな顔をした。
尚、セツナ達少女部隊は別方向で探す事になった。
天狼島沖、グリモアハートの戦艦、第三者サイド
バラム同盟の一角、悪魔の心臓(グリモアハート)の戦艦が天狼島に向けて移動していた。
「遂に見つけたわ、眠っているみたいだけど。時は来た様です、マスターハデス」
「フッ。その男、古の地に降り立ち、黒き魔術を極め、数万の悪魔を産み出し、世界を混沌へと陥れた。魔法界の歴史において、最強最悪の男、黒魔導士ゼレフ!」
今現在ナツと出会った男こそ、400年前から存在している黒魔導士ゼレフ本人だった。
「手に届く日が来たか、魔道の深淵!始めよう、針路を妖精の島へ」
マスターハデスの前には、煉獄の八眷属(1人を除いて)が佇んでいた。
「遂にこの時が来たか。伝説の黒魔導士ゼレフ、復活の日!鍵は全て我が集中にある。我々がゼレフの中にあるモノを目覚めさせるのだ」
「ただし、問題が1つあります。今やフィオーレ王国最強の座に着く魔導士ギルド、フェアリーテイル。バラム同盟の一角、オラシオンセイスを破ったギルドの1つ、そのフェアリーテイルの主力メンバーが現在、あの島に集結している」
「なぁになによ。そんなの大した事ねーってよ!そんな奴らはよぉ…フフフ、全部オレっちが灰にしてやっからよぉ!ウハハハハハ!」
煉獄の八眷属が一人、炎の滅神魔導士(ゴッドスレイヤー)のザンクロウが全身から黒い炎を吹き出しながらそう言った。
「暑苦しいわよザンクロウ…」
ウルティアがそう呟いた。
「敵を侮るべからず。私(メェ)は、この日の為に生れたのだ」
煉獄の八眷属が一人、カプリコ…いや、黄道十二門の一体、磨羯宮の星霊カプリコーンを乗っ取った人間ゾルディオがそう言った。
「同感だなカプリコ」
「自分は…」
「解き放て、俺達の欲望(デザイア)…」
「う…ウーウェ…」
「これは我がギルドの総力戦となる。震えよ、俺達の心(カケラ)…」
煉獄の八眷属が一人であり、厨二的な発言をするラスティローズ。
「じ、じもながす!!」
煉獄の八眷属が一人、華院(カイン)=ヒカルが早口で言った。
「早口過ぎだよ!?」
華院=ヒカルの早口にツッコむザンクロウ。
「唯今の華院=ヒカルの解読…」
「?」
「『自分もそんな気がします』」
「ウーウェ!」
華院=ヒカルが正解って意味で言った。
「メルディ、戦える?」
「戦い…うん…」
煉獄の八眷属が一人、感覚の魔導士のメルディがそう呟いた。
「そんな気合入ってるメルディも良いな〜。なぁ、ちょっとだけで良いから殺しても良いかメルディ?」
「却下」
「ちぇ、つまんねぇな〜。俺はここ一カ月も我慢してんだ!早くヤりてぇよぉっ!」
煉獄の八眷属が一人であり、転生者のロギア・タイフーンがそう言った。
「面白い、面白いではないか!フェアリーテイル、奴らはまだ本当の闇を知らん、深淵に潜む絶対なる闇を。グリモアハート、その名を意味する所は悪魔の心臓。今宵は悪魔と妖精の戯れ、喰って誇るか喰われて散るか。決戦だ!フェアリーテイルよ!」
サイドエンド
天狼島、峠付近
俺とエルザとジュビアはウェンディちゃん…ついでにメストを探しに来ていた。
「まったく…探しに出たは良いが、どこにいるんだウェンディもメストも?」
「こうしてる間にもメストの奴、ウェンディちゃんを毒牙に掛けてるんじゃ!?」
「それは無いから安心しろ。お前じゃないんだから」
痛い所付くなエルザは…。
つかジュビア、さっきから全然喋って無ぇな?まぁグレイを探しに行きたいんだろうけど。
「顔が赤いぞジュビア?熱か?」
「!?いえ、大丈夫です!」
「そうか?」
十中八九グレイとの妄想で赤くなってたな。
するとジュビアが何か提案してきた。
「あの、良かったら手分けしt「どうした?そんなに離れては私達まで逸れてしまうぞ?」」
「もしかして、私に怯えているのか?」
「?」
このパターンだと、
「すまなかったな、先程は…」
「先程って…?ああ、一次試験で戦った時の…」
「少しは手加減すべきだったのかも知れん…だが、S級になるというのは、甘い事ではない!私もギアスも、数年前にこの試験を乗り越えたが、辛く険しい道のりだった…それは半端なモノでは無かった…S級になったらなったで、喜んでばかりはおれん!責任もある!ギルドの名を、汚す事は出来ん!その重みに耐える為のうんぬんかんぬん…つまりは…」
やっぱりエルザの勘違いが出たか。
ジュビアも呆れを通して引いてるぞ?
「あの…負けた事は悔しかったけど、ジュビアはこの試験そんなn「帰ったばかりのリサーナにも、酷な事してしまったのかもしれん…大人気無いと言う者もいるかもしれん…」…」
まだエルザの勘違いが続いてるよ…。
「だが!!」
「「!!?」」
あービックリしたぁ!?ドアップで迫られたらビックリするっての!?
「決してお前達が憎くてした事ではないのだ!それだけは!それだけは、解ってほしい…」
「いえ大丈夫です。ジュビアもリサーナさんも気にしてませんから…」
ジュビア、今のエルザにその返答をすると…、
「だから、そろそろ別行動w…」
すると、エルザはジュビアの手を握った。
「そうか解ってくれるか!やはり仲間とは良いモノだな!これからも力を合わせて頑張って行こう!!」
喜んで益々勘違いしてしまうからな。
「まずはウェンディとメストを見つけるぞー!」
凄まじく輝いてるなエルザの笑顔は…。
エルザは泣いてるジュビアを引っ張りながら「エイエイ、オー!!」と気合を入れて言った。
ジュビア、哀れだ。
ギアスは自分の胸の前に指で十字を切った。
後書き
悪の転生者、ロギア・タイフーンが遂に登場。
ロギアの魔法については大体分かると思いますが、もう少ししたら載せますので。