小説『ハイスクールD×D 黒と赤』
作者:shimo()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

イッセー、シスターとの出会い

 あらから数日経ってイッセーはビラ配りをしている。俺は部室でソファーに座りながら姫島先輩が入れてくれたお茶を飲みながら駄菓子を食べていると姫島先輩がこちらを見ていたので俺は

「あの〜何か俺に用ですか?」

と聞くと姫島先輩が「なんでもありませんわ」といいながらリアス先輩の方に向かった。

side 朱乃

 私は今、最近眷属になったイッセー君の友達の竜ヶ崎 獅遠君を見て私は

(この子・・・あの時の少年(・・)に似ている)

と思っていると彼が「何か用ですか?」と聞いてきたので私は「なんでもありませんわ」といい部長の方に向かった。

side out

side レオン

イッセーがビラ配りから戻り、リアス先輩に報告するとリアス先輩が

「そろそろイッセーにも契約を取ってきてもらおうかしら?」
「マジっすか!? くぅ〜俺もようやく契約取りかぁ」

 そういうと姫島先輩が転移の準備をしている間にリアス先輩がイッセーに

「これは私の眷属の証なの、それがあればあなたに手を出す輩は減るから安心しなさい。これからイッセーに契約を取ってきてもらうんだけどやり方はちゃんと頭に入ってる?」
「大丈夫です。必ず契約を取って見せますよ」
「頑張ってね。それじゃあ準備ができたみたいだから魔法陣の真ん中に立ちなさい」

 そういわれイッセーは魔法陣の真ん中にたった。そして魔法陣が光だしまぶしい光の後、魔法陣の真ん中にまだイッセーがそこにいた。それを見たリアス先輩が頭に手をやり姫島先輩が「あらあら」と微笑んでいた。俺は床を叩き爆笑していた。

「イッセーあなたは魔力が犬以下らしいの・・・だから転移はできないみたいね。前代未聞だけど直接足で契約者のもとに行ってちょうだい」
「そんなぁ〜」

 それを見ていたので小猫が「・・・無様」といっていた。イッセーが泣きながら部室を出ていくと木場が俺に「行かなくていいの?」と聞いてきたので

「俺はそこまで過保護じゃあないからなイッセーの仕事は手伝わないよ。じゃあ俺は帰るわ、じゃあな木場」

 といい部室を出た。
 次の日に部室に行くとリアス先輩と正座をしているイッセーが向かい合っていたので俺は木場に

「何かあったのか?」
「契約が破談になったんだけど依頼者の反応がいつものと違って部長が困ってるんだよ」

 リアス先輩とイッセーの会話を聞くと、契約は破談したが朝までドラグ・ソボールについて語り合ったらしい俺はそれを聞いて笑った。

side out

side イッセー

 俺は部長に説教をされた次の日ベンチに座って考え事をしていたら前から

「キャ! ・・・いたたた、どうして何もないところでこけてしまうんでしょう?」

 と聞こえたので前を向くとそこには金髪美少女のシスターが座っていた。

side out

-14-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える