小説『御伽無双』
作者:Mr,後困る()

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ディズニーランド本国

マイク「お待たせしましたミッキー様、戦闘機を持ってきました」
ミッキー「核は持ってきたか?」
マイク「いや、そのー」
ミッキー「持って来なかったのか?」
マイク「すみません!!軍内部で我らディズニーファミリーへの
疑いの目が強まってこの戦闘機を飛ばすのが精一杯で・・・」
ミッキー「我らディズニーファミリー?」
マイク「は、はい・・・」

マイクの目玉をえぐり出すミッキー

マイク「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!1」
ミッキー「使えんゴミが、誰が貴様をディズニーファミリーと認めた?」

ガチャ!!

グーフィー「何だ今の叫び声・・・ミッキー!?」
ミッキー「ゴミが死んだぐらいで大声出すな」
グーフィー「いや、戦闘機に乗ったんじゃないの?」
ミッキー「は?何言って・・・」

ゴゴゴゴゴ!!

ミッキー「・・・窓から見えるアレは何だ?新しいアトラクションか?」
グーフィー「いや、あれは戦闘機だよ」
ミッキー「誰が操縦して・・・あれは・・・モーティマー・マウス!?」
グーフィー「何だって!?モーティマーはミニーが殺したって・・・」
ミッキー「裏切ったなミニー・・・」
グーフィー「とりあえず一旦逃げよう!!」
ミッキー「くっ!!」
ピーターパン「そうは行かないね」
グーフィー「ピーターパン!?一体何時から・・・」
ミッキー「どういう事だ?」
ピーターパン「アメリカ政府とグリム兄弟が手を結んだついでに僕達も」
ミッキー「正気か!?ディズニーランドは表向きレジャー施設だ!!」
ピーターパン「残念だがウォルト・ディズニー・カンパニーは営業停止になった」
ミッキー「何だと・・・」
ジャック「君の王国は終わったという事だ」
グーフィー「ジャック・スケリントン!!君も裏切ったか!!」
ミッキー「ハロウィンのみの季節物の分際で我々に刃向うか!!」
ジャック「もう我々はディズニーの奴隷じゃない!!」
ミッキー「ミニーは!?ミニーは何故裏切った!?」
ピーターパン「恐らく我々と君を殺し合わせ漁夫の利狙いだったろうな」
ミッキー「だった?」
ピーターパン「もう殺した」
グーフィー「なっ!?」
ジャック「ドナルドも死んだようだし残りは君達だけだ」
ミッキー「ドナルドが!?」
グーフィー「どういう事だ!?」
ジャック「鏡の国の軍勢に袋叩きにされたらしい」
ミッキー「・・・・・貴様らにディズニーキャラクター最強の力を見せてやろう」

ホワイトハウス

事務官「大統領!!ディズニーランドに高エネルギー反応!!」
大統領「何!?こ、これは一体どういう事だ!?グリム兄弟!!」
兄「子供達の夢や希望などといった力を集め一気に放ったのでしょう」
弟「ここまでの規模を見るのは初めてだ・・・」
大統領「勝機はあるのかね!!」
兄「大丈夫です、大統領こそ彼らとの交渉は上手く行ってますか?」
弟「そうそう、彼らとの交渉さえ上手く行けば圧勝だよ」
大統領「私を誰だと思っている?大統領だぞ?問題無いが少々時間がかかる」
兄「どのくらい?」
大統領「1時間くらいだ」
弟「・・・もっと早くしないと死ぬかもよ」
兄「我々が時間を稼ぐ、早く頼むぞ」
大統領「分かった」

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