小説『御伽無双』
作者:Mr,後困る()

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深海、某所
海の魔女「長女と次女が死んでしまったぞ」
四女「仕方ないさ」
五女「奴らは我々マーメイドの中でも最弱」
三女「マーメイドの恥さらしが!!」
「おい、そこの姉ちゃん達」
海の魔女「ん?」
三女「誰?」
五女「!?おい!!こいつ人間だぞ!!」
四女「なっ!?何故生きられる!?」
「海にくればぞっとすると思ったが・・・大した事ねぇな」
三女「お前は・・・こわがることをおぼえるために旅にでかけた男!!」
こわがることをおぼえるために旅にでかけた男「そうだ・・・誰か俺をゾッとさせてみろ!!」
海の魔女「・・・人魚姫を呼ぶか?」
三女「舐めるなよ魔女!!」
四女「この程度我々の身で充分!!」
五女「挽き肉にしてくれる!!」
こわがることをおぼえるために旅にでかけた男「行くぜ!!」

ラプンツェルの塔
ラプンツェル「さてと、序盤はまずまずだな」
「さっさと参加しなくて良いのか?」
ラプンツェル「お前はさっさと参加して裏切ってしまったから
あんな目になってしまったんだろ?どっちつかずの蝙蝠」
蝙蝠「・・・フン!!お前は何時動くんだ?」
ラプンツェル「無論、戦争末期」
蝙蝠「その時動いても甘い蜜は吸えないと思うが・・・」
ラプンツェル「安心しろ、色々と手を打ってある」
蝙蝠「?」
ラプンツェル「各国から多重スパイとして動いている」
蝙蝠「俺よりヤバい事してんじゃん!!下手したら全世界敵に回すぞ!!」
ラプンツェル「安心しろ、ばれないように」

ピピピ

ラプンツェル「ん?シンデレラから通信だ」
蝙蝠「・・・ラプンツェル」
ラプンツェル「はいこちら」
シンデレラ『居るなら良いわ、さよなら』

ブツン

ラプンツェル「何?いきなり切れた」
蝙蝠「ラプンツェル」
ラプンツェル「何よ、さっきから」
蝙蝠「俺の超音波ソナーでさっきからミサイルを感知しているんだが」
ラプンツェル「・・・・・SHIT」
蝙蝠「どうするよ?」
ラプンツェル「この髪の毛の出番だな・・・」

白雪姫の城
兵士1「敵一個師団が城下町に侵入!!」
兵士2「ラプンツェルの塔へ多数の熱源確認!!ミサイルと思われます!!」
兵士3「味方第3師団が壊滅!!七人の小人も数名確認!!」
王「・・・一体どうすれば・・・」
白雪「私が出る!!数名私についてこい!!」
兵士1&2&3「Yes,MyLord!!」
王「・・・インゲル嬢」
インゲル「グリペンで空から援護します」
王「白雪姫をお願いします」
インゲル「任せろ」

シンデレラ城

―SHOOT VENT―

ドカーン!!

シンデレラ「継母殿、これで終わりですか?」
継母「・・・・・貴様」
シンデレラ「かつて育てられていたとはいえ私は打倒する
完膚無きまでに粉砕する、さてとどめと行きますか」

―FINAL VENT―

日本
ヘンゼル「継母の気が消えた・・・」
グレーテル「シンデレラですか?」
ヘンゼル「恐らくは・・・」
グレーテル「・・・・・お兄ちゃん」
ヘンゼル「何だ?」
グレーテル「餡子が手に入ったら、私の体に塗」
ヘンゼル「いやパンに塗ります」
グレーテル「・・・じゃあ、今すぐ私の体を召し上がったりとかは」
ヘンゼル「・・・どうやらその時間は無さそうだ、見ろ」
豚「美味そうな子供達だなぁ」
ヘンゼル「狼に意識を奪われたか」
グレーテル「じゃあ天使を読んであげましょう」
豚「行くぞ、豚の様な悲鳴を上げろ」
ヘンゼル「豚はお前だ、豚カツにして食ってやるから覚悟しろ!!」

-5-
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