小説『泡沫候補っていうな!』
作者:しょむ研 水野松太朗(しょむ系政治勢力研究会)

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○新党・自由と希望

 自公連立に反対する白川勝彦(元代議士、弁護士、立正佼成会信者)らにより結成。「創価学会と戦う唯一の政党」を自認し、反創価学会を鮮明に選挙活動を行なった。候補者として宮崎学(作家、元暴力団員、ネット政党「電脳突破党」代表)や安東尚美(建築家、社民公認漏れ)らを擁立し、立正佼成会の推薦を受けるも、当選者を出すことはできなかった。現在は白川個人の政治団体「リベラル政治研究会」として活動中。

 他には、「再臨のキリスト」を自称する党首又吉イエス(又吉光雄、元塾講師、元牧師)の「腹を切って死ぬべき」「地獄の業火に投げ込む」などの発言が注目され、ファンも多い「世界経済共同体党」や、日本平和神軍(仏教系の武装集団。「株式会社イオンド大学」「にんにくげんこつらーめん花月」などを経営)を母体とする「日本正理党」(選挙出馬歴なし)、大川隆法(中川隆)・大川きょう子(中川恭子)夫妻が率い、元々自民党の支援組織だった「幸福の科学」による「幸福実現党」などがある。幸福実現党は小池百合子らとも関係を深めている。

 また、立正佼成会、世界基督教統一神霊協会(国際勝共連合)、神社本庁(神道政治連盟)、霊友会(インナートリップ・イデオローグ・リサーチセンター)、生長の家(生長の家政治連合)、世界救世教(日本民主同志会)、パーフェクトリバティー教団(芸術政治連合)、「原始福音・キリストの幕屋」、神慈秀明会などは、主に自民党の支持団体として組織的に選挙に関与している(自民党に協力している公明党に反対するため、民主党候補の一部を推薦することもまれにある)。また、自民党と主義主張を同じくする「日本会議」には、神社本庁、天台宗、解脱会、国柱会、崇教真光、モラロジー研究所、倫理研究所、キリストの幕屋、佛所護念会教団、念法真教、オイスカ・インターナショナル、三五教、新生佛教教団、黒住教、大和教団など、多くの宗教団体・宗教系修養団体が参加している。

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