前書き
初めまして、レイといいます。
この作品は、作者の気分によって作られた作品なので、間違い、おかしなところが、多々あると思いますが、
温かく見守って下さい。
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プロローぐ
「ここは?」
ふと、周りを見てみると、見知らぬ場
所にいた。
「やっときたか。」
「誰だ!!」
気配も無くいきなり声を掛けられたた
め腰にあったはずの二本の短剣を抜こうとしたが、
「短剣がない!?」
「ああ、これか?」
あるはずの短剣が無くなり声をかけてきた奴が短剣を持っていた。
「なかなかいい得物だな。」
「そんなことはどうでもいい、それを返せ。」
「まあまあ、返してやるから、そんなに警戒するな。」
そう言い、目の前の男は、短剣を投げ返してきた。
それと同時に警戒を少し解いた。
「まあ、いきなり警戒を解かせるのは、無理か。ま、少しでも警戒が緩んだだけでもいいか。」
仕方なさそうに言った。
「いきなりだが、まず、俺は神だ、そしてお前は死んだ。始めにそれを思い出せ。」
「は?」
いきなりこいつは何を言ってきて・・・
「あ、そうか。僕はあの時・・・」
「そうだ、お前はあの時あいつを庇って死んだ。」
「あの時、斬られた後、そいつを斬ってそこで死んだのか。
そうだ!あの後どうなったんだ神なら分かるだろう。」
「おいおい、こっちが言っといて何だが神というのを信じるのか、普通の奴神と信じないのだが。」
「ああ、いつもなら信じないだろうけど、お前は、僕が死んだときの状況を知っていた。あの場にいなかったはずなのに、第一、僕は死んだんだ、天国か地獄かその関係しかあり得ないと思うからね。
まあ、そんなことはどうでもいい!あの後、どうなったかを聞いてるだろ!」
「それは、安心しろお前が死んだ後、あいつは危険な状態になったが、仲間と共に復活し、役目を果たした。」
それを聞いて安心した。
「で、質問に答えたから、今度はこっちの要件を済ませてもらうぞ。」
「いいけど、僕はもう死んでいるんだ、一体何が出来るというんだ?」
「ああ、お前が死んでいるのは関係ない、逆にそっちのほうが楽なくらいだ。」
どういうことだ?
「まあ、それだけじゃ、分からんよな。
簡潔に言うぞ、お前には、これから転生してのもらう。これは、提案じゃなくて決定だからな。そこ間違えるなよ。」
転生か。
「転生って、また、生きるってことでいいのか?」
「まあ、そうだな。そうとってもらえて構わない。ただし、お前がいた世界には転生は出来ないし、転生する世界はこっちで決めさせてもらう。」
「別にいいよ。前いた世界しか知らないから。
で、転生するのは分かったけど何で転生させてくれるんだ。」
「ま、当然の質問だな。それはな、お前には、転生した世界で仕事をしてもらおうと思ってな。」
神が、頼んでくる仕事か。
「それは、どんな仕事なんだ。」
「仕事の内容は、難しくない、簡単だ。ただ単純にある奴を倒すか、すかしてくれればいい。」
倒すか、殺すか、か。
「倒すというのは、戦闘不能状態にすればいいんだな。」
「ああ、そうだ。それと、仕事を終わらせた後もそのまま、その世界で生活してくれ。」
「分かった、じゃあ、そろそろ転生させてくれ。」
「転生する世界を聞かないのか?」
「いいよ、どうせ言われても分からないだろうし。」
「なら、しかたないか。
これだけは、言っておくぞ。今から転生する世界には、魔法が存在するから、それだけは覚えておけ。」
「分かった。」
「じゃあ、転生させるぞ。」
神がそう言うと???の意識が消え始めた。
「キミの人生に幸あらんことを」
そこで、???の意識は消え・・・