第二話
「ここは?」
目が覚めると、いきなり、夜の公園にいた。
そうだ、たしか、
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「キミの人生に幸あらんことを」
そこで、???の意識は消え・・・
「そういえば、後一つ言っとかなければならんことと、転生するための特典を与えなければならないから、戻ってこい。」
・・・なかった。
「何で!あれは絶対あのまま転生って流れでしょ。」
「いや、それは、俺も思ったんだが、これから言うことはお前にとって重要なことだしな。それに、規則でな転生する者の願いを叶えなければならんのだ。」
「規則か、じゃあ仕方ないか。
まず、言い忘れてたことを教えてくれ。」
「ああ、それはな、お前がこれからいく世界には子供の姿で行ってもらうからな。」
「なんで!?」
「これから、行く世界に行くには子供の姿が一番都合がいいのでな。」
「ほんとに子供の姿じゃないとだめなのか?」
「だめだ。」
「はぁ〜じゃあ諦めるよ」
「そうか、納得してもらえたか。
次に、お前の願いを言え。叶えてやる。」
「納得はしてないんだけどな。
願い事って、一つだけか?」
「いや、本当なら一つだけだが、こっちの頼みでもあるからな、三つまでなら叶えることができる。」
「そうなのか?でも、僕は全然分からないから貴方に任せてもいいか?」
「分かった。
それじゃあ、まず、デバイスを送ろう。」
「デバイス?」
「ああ、デバイスとは、これから、行く世界での武器だな。
その世界では基本的に、質量兵器、まあ、銃や剣のことだな、が禁止になっている。」
「そんな!じゃあ、僕の剣は、」
「落ち着け、そのためのデバイスだ、その世界では、質量兵器はだめだが、デバイスはいいんだ。だから、お前の剣を元にデバイスを造る。それでいいだろ。」
「なるほど、じゃあ、それで頼む。
ところで、何で質量兵器はだめでデバイスはいいんだ?」
「それは、質量兵器では殺してしまう攻撃でもデバイスなら、非殺傷設定で軽いケガだけで済む。」
「へ〜なかなか、便利なんだな。」
「だが、気を付けろよ、どんなに細工されてても、扱う者によって変わるんだからな。」
「分かってる。そんなことは重々承知の上だ。」
「なら、いい。
次に、金が要るだろう。だから、金が、お前の元に自然に流れる物を送ろう。ちなみに、それはお前の意志に
よって効果が、変わるようにしておくからな。」
「それは、助かる。
あ、で、最後の願いだけど、僕に修行をしてくれないか?」
「俺は、忙しいから無理だから、他の奴に任せるでいいならいいが、なんでだ?今でも十分強いだろ?」
「それで頼む。
いやなに、改めて初心に戻るのも悪くないと思うんだ。
ま、それと、もっと強くなりたいからね。」
「そうかなら、早速修行させてもらえ。
お前の戦闘の主体は双剣による手数と持ち前のスピードを活かした、スピードタイプか。なら、この二人でいいか。」
神は、そう言うと、いきなり消え、再び現れた。
しかし、そこには、神以外にも二人の男がいた、
一人は赤い外套を纏い髪が白い男、もう一人は全身青い服?を着て赤い槍を持った男だった。
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あとがき
第二話読み直して、思った・・・
主人公の名前と主人公のデバイスの名前、考えてない!
ので、第三話は二、三日後になると思います。
更新は一週間に一話といってたにもかかわらず、二日続けて更新してることに私が、びっくりです。