小説『オシリスの天空竜になって魔法少女リリカルなのはの世界に転生しちゃいました』
作者:神夜 晶(のんびりだらだら晶の小説日記)

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『プロローグ』


あれ……?
此処は何処でしょうか?
確か私は寝たと思ったのですが……
はっ!? まさかの誘拐ですか!


「違うわ!何処をどう見て誘拐なんじゃ!」


「あれ? いつの間にお爺さん居ました?」


見た目は禿げてるお爺さんだけど優しそうな眼をしてますね……
お爺ちゃんって呼びたい感じのお爺さんです


「今来たんじゃ!それよりワシは、お前さんを誘拐しておらんぞ!
お前さんは死んだんじゃ……」


「え……? 本当ですか?」


「本当じゃ……」


「そんな……まだオシリスにもなれてないのに……」


「残念がる所は其処なの!?」


「そうなのですよ……私にとっては死活問題なのですよ!」


「ふむ……でわ、オシリスになってみるか?」


「え……? なれるんですか!?」


「うむ、こう見えてもワシはゼウスじゃからの!」


「えぇぇぇぇ!? お爺さん神様だったんですか?
しかも最高神……」


「そうじゃ!お前さんは此方のミスで死んでしまっての……
其処で転生させる事にしたんじゃ」


「ふむふむ……そうなんですか
オシリスになれるなら何処でも良いです!
早く送ってください♪」


「分かった分かった、そう慌てるでない」


お爺さんが言い終えたら
私の方に手をかざして来ました
すると私の身体が一瞬ですが光りました


「何かしたんですか?」


「うむ、転生に必要な力などを授けたのじゃ」


「そうなんですか〜……有り難うございます!」


「でわ、行くが良い!」


パチン!ゼウス様が指パッチンをしました
すると私の身体に浮遊感が伝わります
足元を見ると四角形の穴が開いてますね
此処から転生をするのでしょうね……


「キャァァァァァ……ゼウス様ぁぁぁ!
有り難うございましたぁぁぁ!」


「達者でな〜〜!!」


こうして私は転生して落ちて行きました
あれ……? 行き先何処でしたっけ!?
まぁ、良いでしょう!早くオシリスになれないかな〜♪

-3-
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