小説『異世界旅行券が当たったのでISの世界行ってきます』
作者:読む短刀()

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第1話 やって来ました、俺が。



どーも、この小説の主人公、尾上修司です。
いやー、やっと名前出たね。まあ、ぶっちゃけると、この名前は作者の頭に偶々よぎったからこうなっただけと、何とも悲しいね。と言うか、俺は誰に喋ってるんだ?
まあ、変な考えは止めていろいろと言わなきゃならない事があるのよ。まずね、目が覚めたら赤ん坊だったわ、だから焦った、スッゲー焦った、あれ、俺赤ん坊じゃん!?って、んで5歳の時に、神に連絡して聞いたら異世界に行ったらそうなるらしい、って聞いてねーよ!つまりこれから行く異世界で俺は毎回幼稚園、小学校、中学校、高校と繰り返せと!?とまあ驚きが在った訳だが、その後は特に問題なく生活して、中学1年になったけど、面倒なこともある。それは……










朝7時、俺の何時もの起床時間、いつものように目覚ましが鳴り目を覚ます。
修司「んん、ふあぁ〜、朝か。」
俺はベッドから起き上がり、洗面所で顔を洗いながら、(今日はどういった性格で行こうかね〜)と考えていた。
7時25分‘僕は’そろそろ来る頃だなーと考えていると、ピンポ〜ンとインターホンが鳴るのと同時に、ガチャ、「おじゃしまーす」と聞こえた。
???「おはよう、相変わらずしっかりしてるわね、感心感心お姉さんは嬉しいわね。」
修司「何度も言ってますけど、インターホン鳴らすならそのままで待ってて下さいって言ってますよね、僕。」
???「あら、今日は真面目な僕君キャラなわけ?」
修司「人の話聞いてます?楯無さん。」
そう、それは設定で加えた原作のメインキャラの幼馴染みという物、そして俺の幼馴染みに成ったのは、更織姉妹なのである。
3歳の時に、親に連れられて近くの公園で会ったのが始まり、公園で一緒に遊んで仲良くなって、そしてその日の帰りに、家が近くだとわかり、幼稚園、小学校、中学校と一緒の場所だから、一緒に居ることが多かった。
ちなみに、今家にいるのは姉の「更識楯無(さらしき たてなし)」さん。
修司「大体、何時も言ってるじゃないですか。わざわざ家に来なくてもいいと。」
楯無「あら、私はあなたのお父様とお母様から、「私達が帰ってくるまで、シュウを宜しくね♪」って頼まれてるのよ。」
そう言うと、楯無さんは何処からか、扇子を出して、開くと「大事な使命」と書かれていた。本当にあの扇子はどうなってるんだろう?幼馴染みで今まで一緒にいるけど、あの扇子は謎なんだよなぁ。
楯無「ま、まあ、それに、頼まれなくてもやるつもりだったし。」
ん?何だろう?楯無さんが若干顔を赤くしながら、何かを言っていたけど、扇子のこと考えてて、小声だったからよく聞こえなかったけど、う〜ん、ま、いいか!下手に聞いてやぶ蛇でも困るし、大事な事ならまた言うでしょ。などと考えていると、時間は7時50分だ、そろそろ行かないと駄目かな。
修司「楯無さん。そろそろ時間だから、行こっか?」
楯無「え、ああ、そうね。そろそろ行きましょうか、簪ちゃんも家で待ってるし。」










楯無「簪ちゃーん!!学校行くわよー!!」
簪「うん、分かった。」
そう言いながら、更織家から出てきたのは、楯無さんの妹の「更識簪(さらしき かんざし)」さん。楯無さんと比べると害はないので接しやすい。
楯無「しゅーうー、今お姉さんのこと、害があるみたいなこと考えなかった?」
修司「考えてませんよ。」
どうして、考えがバレるのだろう。
簪「おはよう、シュウ。」
修司「おはよう、簪さん。」
簪「今日はそういうキャラ?」
因みに、僕の呼ばれ方は親しい人皆、「修司」じゃなくて、「シュウ」と呼ぶ。両親もそう呼ぶから、じゃあ何で「修司」と名付けたのか気になったけど、聞かなかった。何か、聞いちゃいけない気がしたから。
???「お〜い、かんちゃ〜ん、お嬢様〜、シェフ〜。」
楯無「あら、本音ちゃんに、虚ちゃん。おはよう。」
簪「おはよう、本音、虚さん。」
修司「おはよう、本音さん。おはようございます、虚さん。」
虚「おはようございます、お嬢様、簪さん、シュウ君。」
今来た人達は、姉の「布仏虚(のほとけ うつほ)」さんと、妹の「本音(ほんね)」さん。布仏家は代々更織家に遣えていて、虚さんは、楯無さんの、本音さんは、簪さんの従者なのだが、本音さんが全くそう見えない。
本音「わぁ〜、今日のシェフは真面目君だ〜。」
修司「本音さん、いつまで僕はシェフ何ですか?」
何故僕だけシェフと呼ばれてるかというと、十中八九、一時期はまっていたお菓子作りだろう。できたお菓子は基本的に本音さんにあげていたから。
本音「何時までもだよ〜。」
修司「…」
これは何を言っても駄目だな。
楯無「ほらほら、話してないで、早くしないと遅刻するわよ?」
修司「わかりました。じゃあ、行きましょうか。」
こんな風に基本的に5人で登校して、学校についたら、HR迄男子達と鬼ごっこ(強制)をするのが、日常である。
ああ〜とっとと、IS乗りて〜

-4-
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