小説『魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜(現在多忙の為更新停止中)』
作者:クリス()

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第23話『勉強会』

〜なのは〜

今日は朝からツバサちゃんの家で勉強会なの

教えて貰う側は私とフェイトちゃんとアリシアちゃん

教える側はツバサちゃんとすずかちゃんとアリサちゃんなの

今日は各自でツバサちゃんのお家に集合だったから

私は1人でツバサちゃんの家に向かったの


ツバサちゃんの家に着いてインターホンを押そうとすると

(上がって来ていいよー)

ツバサちゃんから念話が来たの

(わかったの)

私も念話でツバサちゃんに返事をして

ツバサちゃんのお家へと入って行ったの


玄関のドアを開けると

「いらっしゃいませなのは様
本日はようこそおいで下さいました」

ネオさんが深々と頭を下げて言って来たの

それに対して私は

「今日は1日お願いしますなの」


そう言って頭を下げた後

「あと『様』は要らないの、と言うか今まで付けてなかったよね?」

私が聞いてみると

「気分的に付けただけなので気にしないでいいですよ
さぁツバサが待ってますし、どうぞ中へ入って下さい」

「はい。お邪魔しまーす」

私はネオさんに一言言って

ツバサちゃんが居るだろうリビングに入ると

「おはよう……」

ツバサちゃんは床に転がりながら私を見上げていたの

「おはようツバサちゃん、今日は喋り方そっちなの?」

私は物静かなツバサちゃんに聞いてみると

「うん……」

ツバサちゃんは頷いた

その後

「あ……フェイトとアリシアだ………」

ツバサちゃんがそう呟いたら

直ぐにインターホンが鳴って

ネオさんが応対していたの

玄関の方から聞こえてくる声から

フェイトちゃんとアリシアちゃんみたいなの


少しするとリビングの扉を開けて

フェイトちゃんとアリシアちゃんが入って来たの

「あっなのはもう来てたんだね。おはようツバサ・なのは」

「ツバサーきたよーきょーはよろしくー」

そして2人に対してツバサちゃんは

「おはよう……」

そう言って起き上がったの

「フェイトちゃんアリシアちゃんおはようなの」

私も2人に挨拶をしたの


そしてアリサちゃんとすずかちゃんが来る前に

アリシアちゃんのデバイスについてお話ししたの

「アリシアちゃん、もう体大丈夫なの?」

「なんとかなれてきたよ」

「慣れるよう姉さん頑張ったもんね」

「アテネ……魔力負荷強化…する……?」

【希望……】

「わかった……」

「姉さん……」

「うん…なんかきいちゃいけないことばをきいたような……」

「えっと……アリシアちゃん頑張ってね?」

その後

アリシアちゃんは『orz』状態になっちゃったの……


〜side out〜


〜アリサ〜

今日はツバサの家で

フェイトとアリシア…あとついでになのは…の

勉強の手伝いで勉強会をする事になったわ


それで今私の家の車ですずかと一緒に向かっているのだけど

「道混んでるね…」

「そうね…少し遅れそうだわ」

道が混んでて予定よりも少し遅れてしまった


その後ツバサの家に到着して

インターホンを鳴らすと

ネオさんが出てきて

「いらっしゃい、アリサにすずか
リビングにみんな居るのでどうぞ中へ御上がり下さい」

少し遅れた分やはり私達が最後みたいだった


とりあえず…

「「ネオさんおはようございます」」

すずかと一緒に挨拶をして

「今日は1日お邪魔させてもらいます」

「これ良かったら食べて下さい」

すずかは忍さんから渡されていたお土産を渡した

そして

「「お邪魔しまーす」」

私達はツバサの家の中に入って行った


リビングの扉を開けると

テーブルの所に

ツバサとなのはとフェイトが居て

その近くでアリシアが『orz』ってた

「みんなおはよう…アリシアはどうしたのよ……?」

私が疑問に思った事を聞いてみると

「「えっと……」」

なのはとフェイトは言葉を詰まらせていて

「おはよう……」

ツバサは挨拶を返しただけだった


するとすずかがアリシアの所に行って

「どうしたのアリシアちゃん?」

アリシアに事情を聴いていたけど

「だいじょうぶ…まだだいじょうぶ……」

アリシアはぶつぶつと呟いているだけだった


するとなのはが

「みんな集まった事だし勉強会するの!!」

『全員集まったから勉強会を始めよう』と言い

「そ、そうだね!!勉強会始めようか
ほら姉さん勉強会始まるよ?」

それにフェイトが賛成して

フェイトはアリシアの肩を叩いて

アリシアに勉強会を始める事を告げた

するとアリシアは

「うん……うん!!いまはべんきょうをがんばる!!」

そう言っていつもの明るい状態へと復活したわ……


その後テーブルを囲って

各々が勉強道具を取り出してテーブルに並べた

とりあえずは

月曜日に提出する分の宿題をみんなでやる事にしたんだけど

「それ…終わってる……」

ツバサは昨日の内に全部終わらせていたみたいだった

「じゃーツバサは誰かがわからない所があったら教えてあげて」

私がそう言うと

「わかった……」

ツバサは納得して適当に本を読み始めた

するとすずかが

「ツバサちゃんそれ何読んでるの?」

ツバサの読んでいる本に興味を持ち

「推理小説……」

ツバサはそれに受け答えしていた

「ちょっとすずか!!あんたはまだ宿題残ってるでしょ!!」

私は宿題そっちのけでツバサと

本について会話していたすずかを元の席に戻したわ


そして少しすると

「えっと…ここってどういう意味かな?」

フェイトがツバサに国語の問題について質問していた

するとツバサは一言二言ヒントを言って

それを聞いたフェイトは納得したのか

ツバサにお礼を言ってまだ続きをやり始めた


それを見た私は

「そう言えば気になってたんだけど
ツバサって前のテスト何点だったの?
学年の上位には居なかったと思うのだけれど…?」

私達の学校では学年ごとにテストの総合点数の上位10名が

学校の掲示板に点数と名前が貼り出されるシステム何だけど

前回のTOP10のはツバサの名前は無かった

さっきのフェイトとのやり取りや授業中のツバサの凄さから

普通にテストで私と同じぐらいは出来そうなのにだ


するとツバサではなくなのはが

「前のテストはツバサちゃん全部88点だったの」

ツバサの前回のテストの点数を教えてくれた

私はそれを聞いてツバサに

「ちょっと前のテスト見せてみなさいよ」

そう言うと

ツバサは立ち上がって部屋から出ていき

3枚のテスト用紙を持ってきた

それは前回のテストで

なのはの言う通り全て88点だった


そして私はテストの間違ってる箇所を見て

「凡ミスが多いわね……」

そう呟いて

「次は凡ミスが無いよう私が教えて上げるわ」

ツバサにそう言うと

「わざとだから問題ない……」

ツバサから衝撃の事実を告げられた

「えぇ!?ツバサちゃんわざと間違ってたの!?」

「確かにツバサちゃんがあんな凡ミスするとは思えないし……」

「ってか何でそんな事したのよ!!」

私がツバサに問い詰めると

「目立つの嫌い……」

ツバサはそう言った

「次のテストでは全力でやりなさい!!勝負よツバサ!!」

私がそう言うと

「勝負にならないよ……?」

私相手じゃ勝負にならないとツバサが言った

「私は前回のテストで3教科全部100点よ
それでも勝負にならないって言うの?」

私が前回全て100点だった事を伝えると

「知ってる……満点同士だと勝負にならない……」

ツバサがそんな事を言って

「次…全部99点取る……」

次のテストの時の点数目標を言った

「次って確か全教科だから9教科あるよ?」

すずかがぞう言うと

「大丈夫…問題ない……」

ツバサは『問題ない』と言った

もしツバサが本当に次のテストで

全部99点取ったら私は勝てないと思う…

いくら私でも9教科ともなると全部100点を取る事は厳しいからだ

それに学年が上がってからの実力テストなら

前の復習的な問題ばかりで簡単なのに対して

次の中間テストでは

応用問題や新しく習った問題などが加わる為

最初のテストよりも難しくなる……

100点は取れたとしても2教科〜4教科ぐらいで

その他は90以上は取れると思うけど

100点は厳しいと言うのが私の考えだ

だから私は……

「取れるものなら取ってみなさい」

ツバサにそう挑発した

「わかった……」

するとツバサは軽く頷いてそれを了承した


その後は全員の宿題が終わって

フェイトとアリシアとなのはの勉強を見てあげて

今日の勉強会は終わったわ……


そして9日後の月曜日

中間テストが始まった


日程は

5月23日(月)
国語・社会・音楽

5月24日(火)
算数・理科・保健体育

5月25日(水)
英語・美術・家庭科

上記のようになっていた







……



………



…………



そして最終日のテストが終わった

私の自己採点だと平均97点ぐらいだった

もしツバサが宣言通りの点数を取っていたら

負けてしまうだろう


次の日

順次テストの返却が行われた

今日の授業は返却されたテストについてだった

まず1時間目に国語と算数のテストが返却された


先生が順に名前を呼び

呼ばれた人から順にテスト用紙を受け取っていた

そしてツバサの名前が呼ばれて

ツバサは先生の元へと歩いて行った

先生は

「不知火…もしかして狙ってやってるのか…?」

と言ってツバサにテストを渡していて

ツバサが首を傾げながら受け取ると

「いや…何でもない……」

ツバサにそう告げた

そしてツバサは自分の席へと戻って行った


その後2〜5時間目まで

テストが返却されていって

5時間目の最後のテストの返却が完了した所で

先生が今回のテストの学年順位のTOP10を発表した


すると結果は

1.不知火ツバサ     891

2.アリサ・バニングス  875

3.******     809

こんな感じになっていた

ツバサの総合点数は平均99だった……


放課後ツバサにテストを見せて貰うと

全て99点だった

配点が基本2点以上の問題ばかりだったけど

私達の担任は数学だったら式がちゃんと出来ていたらとか

英語だと英文で単語の綴りが少し間違ってるとかの

ちょっとしたミスには△を付けて

配点の半分を付けるから

それを利用して全て99点に調整していた

「全て99点で学年1位だと十分目立ってるから
次から100点取ったら良いんじゃないかな」

「ツバサちゃん次は全部100点目指すの」

「いや……つまらない………」

ツバサはすずかとなのはが

『次から100点取れば?』と言う言葉に対して

多分100点を取る事が簡単なのか『つまらないから嫌だ』と答えた

私はそんなツバサに対して

「ツバサ……つ、次は負けないんだから!!
私が勝ったらわざと間違ったりせずに真面目にやりなさいよ!!」

次のテストでは『負けない』と伝えて

さらに私が勝ったら次からは真面目にテストを受けるように言った

ツバサが次も同じように100点を取らないなら

私が勝つ事は可能だからだ


すると

「でも次ツバサが全部100点取ったら勝てないんじゃないかな?」

「アリサとのしょーぶのときだけほんきでやってさ」

「あ〜それだとアリサちゃんの勝ちは無くなるね」

「アリサちゃんドンマイなの」

みんながそんな事を言って来た

確かに手を抜いてるツバサに勝っても仕方ないし

本気を出したツバサなら全教科100点は多分取れるだろう

そう考えると……

「そうね……
勝てる気がしないからツバサの好きなようにしなさい……」

私がそう言うとツバサは

「わかった……」

そう一言返事を返した……




作者コメ

クリスでっす。

おかしい……

今回の話しは勉強会をするだけのはずだったのに

何故か中間テストをやっていた……


まぁいいか


あんまり関係ないのですが
なのは・フェイト・アリシア・すずか・アリサの
誕生日って決まって無いんですね。


下記ネットで調べた結果

なのはは原作の『とらは』で誕生日が設定されていますが

その日が3月15日なんだけど

アニメでは1期の時点で、3年生で9歳なので、誕生日は違うと思われる。

アニメの無印は4月の話なので、その時点で9歳の小学校3年生ということは、

既に誕生日が過ぎていると言う事になり

アニメのなのはの誕生日は4月上旬になる

ただし、アリサとすずかも9歳となっているから

これが正しいとすれば、

3人とも誕生日が4月上旬に集中していることになってしまう。

だからこれは小学3年生=9歳と表記しているだけで

別に誕生日があると思われる。


フェイトはクローンなので不明

アリシアも不明


上記の結果から

なのはは3月15日で現在8歳

他は不明


まぁどうでも良いんですけどね。


はやての誕生日が6月4日ってのは知ってるけど

他のキャラの誕生日っていつだろなぁって感じで調べました。


次は今回の話しのせいで飛ばしてしまった

勉強会〜中間テストまでの間の出来事を書きたいと思います


次回『帰って来た男達……』

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