小説『魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜(現在多忙の為更新停止中)』
作者:クリス()

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第7話『原作開始!!だがジュエルシードは残り6個!!』

〜ツバサ〜

なのは達と友達になった次の日


「じゃーネオもしジュエルシードが落ちてきたらお願いね」

「了解ですツバサ」


ボクはネオにジュエルシードの件をお願いし、ネオの返答を聞いて


「うん。じゃー行ってきます」


そう言ってボクは元気よく扉を開けて…静かに出て行った……



ボクが学校に着くとクラスにはまだ数人しかいなくて

なのは達もまだ来ていないようだった

ボクは自分の席に座って少し眠ることにした…


「…ちゃん……ツバサちゃん!!」


何か呼ばれてる見たいなので目を覚ますと


「あっ起きたの!!ツバサちゃんおはようなの!!」


なのはがいた……

さらに


「やっと起きたのねツバサ」

「ツバサちゃんおはようだよ」


アリサとすずかもいた

ボクは眠た気に


「うん……おはよ………」


返事をした時…


「みんなーおはよー!!」


耳障りな声が聞こえてきた……

霧島白亜こと銀髪君だ

銀髪君はなのは達を見ると


「おーなのはにすずかにアリサ!!今日も可愛いね!!」


と言いながら近づいてきた

なのは達の顔を見ると全員嫌そうな顔をしていた


銀髪君ボクを見て


「君も可愛いね!!何て名前かな?」


そう言いながら頭を撫でようとしてきたのだけど

パシィっと


「ツバサちゃんに触らないで欲しいの」


なのはが銀髪君の手を払った

すると


「はは…ヤキモチか?なのは?」


銀髪君はそう言った


なのは達が何か文句を言おうとした時

教室の入口から先生が入ってきて


「全員自分の席に戻れ〜HR始めるぞ〜」


立っている生徒を座らせた

そして全員が座ったのを確認した先生は


「よしっ欠席者は無しだな。今日は抜き打ちで実力テストをしてもらう」


何人かの生徒に死刑宣告をした

ボクは隣のなのはを見てみると

この世の終わりのような顔をしていて


「ヤバイの…ヤバイの……」


と呟いていた…

他にも何人かの生徒が

なのはと同じようになっていたり

先生に文句を言っていたり

近くの頭のいい子に『何でもいいから教えて!!』と懇願する子もいた



今日の授業は

1時間目:国語のテスト

2時間目:算数のテスト

3時間目:英語のテスト

4時間目:自習(先生が採点)

昼休み

5時間目:テストの返却&解説


こんな感じだ

この学校は2年生の時から授業に英語が加わっていた


1時間目…国語

『次の文章を読み〜を次の内から選べ』という

記号問題をいくつかわざと間違えた


2時限目…算数

計算途中の足し算をわざと間違ってみた


3時間目…英語

『A〜Zまで順に書け』の『L・M・N』の順を間違えてみたり

単語の綴りを間違えてみたりした


4時間目…自習(先生が前で採点中)

ボクは家から持ってきた小説を読んでいた

隣の席を見てみると机に突っ伏しているなのはがいた

のんびり小説を読んでいると…

空から強い魔力反応を感じた


(ネオ!!ジュエルシードだ!!)


ボクはすぐにネオにに念話すると


(今1つ目を確保して封印しました)


ネオが既に1つ目を手に入れていた……


(え〜と…そのまま他もお願いね……)


ボクはとりあえず他のもお願いと言って


(わかりました)


ネオの了承の声を聞き念話を終了させた…



お昼休み

ボクはネオが作ったお弁当を取り出すと


「ツバサちゃん。一緒に屋上でお弁当食べようなの」

「ツバサも一緒に食べましょ」

「ツバサちゃんもおいでよ」


3人が一緒に食べようと誘ってきたので


「わかった…」


そう言ってお弁当を持ち屋上へと移動して

今回のテストについて色々話しながらお弁当を食べた

ネオのお弁当はいつも通り美味しかった


5時間目…テストの返却

アリサ…全部100点

すずか…国語90点、算数85点、英語98点

なのは…国語46点、算数100点、英語78点

ツバサ…国語88点、算数88点、英語88点

銀髪君…国語96点、算数98点、英語85点

こんな感じだった

さすが転生者!!銀髪君って頭良いんだね

何か英語の点数が低く感じるけど……



返却の時に先生が


「不知火は今年もテストの点数がゾロ目か……」


何か呟いていたけど気にしない事にした…

席に戻った時なのはが


「ツバサちゃんどうだった?」


って聞いてきたから

ボクは返却されたテスト用紙をなのはに渡すと…


「ツバサちゃん全部88点なの!?」


何かちょっと驚いていた


5時間目も終わり帰りのHRを終えて

みんなが帰宅しだした

なのは達が


「ツバサちゃん一緒に帰ろ」


と言ってきたけど


「今日は…用事がある…」


そう言ってボクは席を立ちネオに念話して


(学校終わったよ。今何個集まってる?)


聞いてみると


(とりあえず15個集め終わりましたよ)


既に必要分は集め終わっていた……


(…じゃーまっすぐ帰るね……)


ボクは念話を終了させて

なのは達に


「用事…無くなった……」


そう言って不思議そうな顔をしている3人と一緒に帰った



その夜ボクが布団に入って眠ったら変な夢を見た

まぁユーノがジュエルシードと戦ってる奴だけど……



次の日

全ての授業をボーと過ごして放課後

なのは達が


「今日は塾があるから一緒に帰れないの」


そう言ってきたのでボクは1で家に帰った

家に着いたボクはネオに


「今日の夜なのはが魔法少女(笑)になるから見に行こう」


そう言って

ネオの作ったご飯を食べてお風呂に入り

のんびりしていると


(助けて……誰か………)


ユーノからの念話が聞こえてきた


「よしっじゃー行きますか」

「はい。ユニゾンはしますか?」

「ん〜今日は特に参加しないからユニゾンは無しで」

「わかりました」


ネオとそんな会話をして家から出て動物病院に向かった

空を飛んで向かう途中で走ってるなのはを見つけて

遠くから見てると

なのはの近くの壁が壊れて

何か黒っぽい塊……ジュエルシードの暴走体が現れた

なのはの近くにはユーノもいて

なのははユーノを抱えてジュエルシードから逃げていた

そしてその近くの電信柱の上に銀髪君がいた

銀髪君は出ていくタイミングを見計らっているみたいだ


〜side out〜



〜銀髪君〜

とうとう原作が開始したぜ

俺はすぐにでも介入出来るように

なのはが戦っている場所の近くの電信柱の上にいる

俺が介入するタイミングは

なのはが変身した後にあの毛玉が突進してきた瞬間だ

原作だとなのはのデバイスが

自動でプロテクションを張っていたけど

今回は俺が間に入って

なのはを助けてやるんだ

すると既に俺に惚れてるなのははさらに惚れて

学校でも恥ずかしがらずに

俺の傍にずっといるようになるはずだ

俺はそう思いなのはを見ていると

淫獣ユーノがなのはにレイハさんを渡した

俺はなのはの変身シーンをよく見ようと

全神経をなのはに向け集中していると後頭部に強い衝撃を受けて

電信柱から落下し意識を手放した……


〜side out〜



〜ツバサ〜

ボクは銀髪君が下手に原作に介入しないように

コッソリと後ろから攻撃する隙を探っていると

なのはがユーノにレイジングハートを受け取って

変身しようとした時

銀髪君は周囲に警戒心を一切抱かずに

なのはを凝視していた……


ボクは指に霊力を溜めて

右手を鉄砲に見立てて人差し指を銀髪君に向け

隙だらけの銀髪君の後頭部に向かって

「れいが〜ん」

そう軽く言いながら霊弾を放った

銀髪君はそれに一切気付かなかったみたいで

後頭部に直撃し銀髪君はそのまま地面に落ちて行った

ボクは思った以上に見事に決まって満足していたら


「ツバサ…私とユニゾンしていないので

今の攻撃には非殺傷設定がされていませんでしたが宜しかったのですか?」


ネオが良かったのかと質問してきた


「………まぁバリアジャケットも展開してたっぽいし大丈夫でしょ…」


ボクは多分大丈夫だろうと少し焦りながら言った……


そして近くな落ちた銀髪君に気付かずに

なのははレイジングハートをセットアップして変身した

ちなみに変身シーンは

ピンクの光が周りを包んでいて何も見えなかったので

もし銀髪君が変身シーンを見れていたとしても

なのはの裸を見る事は出来なかったみたいだ……銀髪君乙(笑)


その後もなのはは近くに落ちてる銀髪君に気付かずに

原作通りジュエルシードを封印した


そしてパトカーのサイレンの音を聞き

慌ててユーノを持って逃げ去った…

倒れている銀髪君に気付かずに……


ボクとネオもこれ以上ここにいても仕方ないので

自宅へと帰る事にした

倒れている銀髪君を放置して……


こうして原作通りに高町なのはが魔法少女になったのだ



作者コメ

どうもクリスなのです。

銀髪君(笑)

当然銀髪君は生きてます


次回は学校での日常と神社のジュエルシードの話


次回『平凡な日常とドンマイ銀髪君』

-9-
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