小説『夜天と勇気と決闘者』
作者:吉良飛鳥(自由気侭)

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 Side:はやて


 「お疲れ、はやて、翔君!」
 「2人とも凄かったぜ!」

 「アニキ、裕奈さん!」
 「ハゲ2匹くらいは楽勝やて。翔君も頑張ってくれたからな。」

 ホンマに短期間でよう伸びたモンや。
 やっぱ翔君も基本的なデュエリストレベルは高かったんやね。

 「次は裕奈と十代の番やで?白塗りが誰連れて来てるか分らへんけど…勝ってきてや!」

 「「勿論!!」」


 ――パンッ!


 すれ違いざまにハイタッチ。
 勿論翔君とも。

 まぁ、裕奈と十代のタッグやったら先ず負けは無いやろ。
 ほな、私等は観客席もどろか?


 「はい!」


 せやけど私らの相手が『迷宮兄弟』やと、裕奈達の相手は一体誰やろ?










  遊戯王×リリカルなのは×ネギま  夜天と勇気と決闘者 GX18
 『次の相手は盗賊強盗!』










 「「ただいま〜〜〜」っす。」

 おぉ、皆勢ぞろいやね。
 カイザーも来てたか。
 どないやった、翔君のデュエルは?


 「見事だった。ソリッドの連続召喚のみならずパワー・ボンドも併用したコンボ…良く考えたな。
  知らないうちに、お前はデュエリストとして成長していたと言う事か。
  俺もお前に負けないように更に精進しなくてはな……何れお前と戦うのを楽しみにしているぞ翔。」

 「は、はい!僕ももっと頑張るっす!!」


 うん、カイザーも翔君を認めたみたいや。
 …兄弟って良いもんやね。


 「そうね。坊やもカイザーに認めてもらって嬉しそうだわ。」

 「丸藤君もさることながら、矢張り見事なものでしたよはやてさん。」

 「まぁ、本より負ける気はさらさらあらへんからな。」

 退学は嫌やしな。
 にしても裕奈達の相手はホンマに誰なん?




 ひっじょ〜〜に、嫌〜〜な予感がするんやけどな…


 「気にしすぎじゃないのか?あの2人が早々負けるとは思えん。」

 「準、まぁそうなんやけど。なんて言うかな、さっきのハゲ2匹以上の『禄でも無い奴』が出てきそうな気がするんよ?」

 勿論勘やけどね?


 「お前の勘は当たるのか?」

 「要らん事に悪い事はよう当たるわ…」

 ホンマになんでやろね?
 と、白塗りがマイク持った、始まるな。


 『ぬ〜…其れで〜は制裁デュエルの第2戦なの〜ネ!明石裕奈&遊城十代の相手は彼等なの〜ネ!』


 さぁて誰が出てくるか?
 ん〜…?




 …マテやこら、何連れて来てんねん白塗り!!




 「けっ…久々に表舞台と思ったら、相手はこんな餓鬼共とは俺も随分安く見られたもんだなぁ、オイ…」




 「バンデッド・キース…!」

 まさか、あんな奴を連れてくるとは…!
 其れにもう1人のロン毛は……嫌な予感、当たってもうたわ…


 「元全米チャンプのバンデッド・キース…確かに厄介な相手だな。」

 「まぁ、それでも2人が負けるとは思えへんけど…」

 何してくるか分らん連中や。
 気を付けてや、裕奈、十代!








 ――――――








 Side:裕奈


 此れは又何とも、随分大物が出てきたね。
 頭に『元』が付くけどさ。

 てか『王国』のあと行方不明って話だったけど、何処から発掘してきたのよ白塗り先生は…
 しかも、

 「もう1人はよりにもよって『百野真澄』かい。」

 ったく、有る意味最悪のタッグじゃん此れ…


 「裕奈、あのコートの奴知ってるのか?つーか誰?バンデッド・キースは知ってるけどさ。」


 あ〜、十代が知らないのも無理ないって。
 あのロン毛は、大きな大会には出てこないからね〜。


 「そうなのか?」

 「オフコース。街のショップ大会とかに行き成り乱入して大会荒らした挙句に店の上前撥ねる様な奴、通称『ストアブレイカー』の頭。
  で、あらゆるデッキに対して有利に戦える『アンチデッキ』を大量に所持してる事から付いた渾名が『百のデッキを持つ男』。」

 「とんでもない奴だけど…何か凄そうだな?」

 「でも、亀のゲーム屋にちょっかい出したのが運の尽き。
  アンチデッキ使ったにも拘らず『アノ』武藤遊戯にボッコボコだって。」

 「そうなのか。」
 『武藤遊戯が相手じゃ仕方ないだろうね。まぁ、君達なら問題ないと思うよ?』


 ユベルもそう思うよね〜。
 てか、表舞台から姿消した連中を連れてくるとか本気か、白塗り先生…

 けどま、

 「誰であろうと、デュエリストである以上は!」

 「どんなデュエルでもやってやるぜ!」


 『それで〜は、制裁デュエル第2戦、明石裕奈、遊城十代組vsキース・ハワード、百野真澄組を始めるの〜ネ!
  先攻は先程同様に生徒からです〜ノ!制裁デュエル第2戦、スタ〜トナノ〜ネ!!!』




 「「「「デュエル!!」」」」


 裕奈&十代:LP8000
 キース&真澄:LP8000



 さてと、どうすっかね?
 どっちから行く十代?


 「俺から!って言いたいけど、裕奈もだろ?じゃんけんで決めるか!」

 「異議無し。それじゃあ、最初はグー、ジャンケン…」


 「「ポン!!」」


 結果、私:グー   十代:チョキ
 私の勝ち!


 「くっそ〜!裕奈もはやてもジャンケン強いよな〜!まぁいいや、それじゃあ頼むぜ!」


 任せなさいって!


 「オイコラ餓鬼共!何ごちゃごちゃやってやがんだ、あぁ!?さっさと始めやがれ、クソが!」

 「うっさいなぁ、順番決めてただけっしょ?言われなくても始めるから安心しなよ。
  私のターン!マジックカード『調律』発動!デッキから『シンクロン』と名の付くチューナー1体を選択して手札に加える。
  で、その後デッキをシャッフルして、デッキの一番上のカード1枚を墓地に送る。
  私が手札に加えるのは『ジャンク・シンクロン』!」

 で、デッキをシャッフルしてトップのカードを墓地にっと。
 OK、チューサポ落ちた!此れなら1ターン目から出せる!

 「行くぜ〜、『ジャンク・シンクロン』召喚!」
 ジャンク・シンクロン:ATK1300


 「ジャンクロンの召喚に成功した時、墓地からレベル2以下のモンスターを効果を無効にし、守備表示で特殊召喚できる。
  この効果で、『調律』で墓地に落ちた『チューニング・サポーター』を特殊召喚!」
 チューニング・サポーター:DEF300


 「更に墓地からモンスターを特殊召喚したことで、手札の『ドッペル・ウォリアー』を特殊召喚する。」
 ドッペル・ウォリアー:ATK800


 まだまだ〜〜!

 「私のフィールドに『ジャンク』と名の付くモンスターが存在する場合、手札の『ジャンク・サーバント』を特殊召喚できる!」
 ジャンク・サーバント:ATK1500


 「すっげ…。行き成り4体もかよ!しかもチューナー含めたレベル合計10って…ワクワクして来るぜ!」


 即行大量展開は『シンクロン』が得意とすっとこだかんね。
 手加減抜きで行くよ!

 「期待には応えるわ十代!
  チューニング・サポーター、ドッペル・ウォリアー、ジャンク・サーバントの3体にジャンク・シンクロンをチューニング!
  集いし勇気が、銀の弾丸と成り虚空を穿つ。光射す道となれ!シンクロ召喚、撃ち抜け『ジャンク・ガンナー』!」
 「ウォォォォォォォォ!!」
 ジャンク・ガンナー:ATK3000


 ジャンク最強のシンクロモンスターってね♪

 「チューニング・サポーターがシンクロ素材になったことでカードを1枚ドロー。
  装備魔法『七色の銃(イリス・トゥルメンタル)』をジャンク・ガンナーに装備、つってもガンナー専用装備だけどね。
  カードを2枚伏せてターンエンド。」

 しっかしこの装備魔法、名前は私のアーティファクトと同じだけど此れじゃ大砲だよ。
 ジャンク・ガンナーには良く合ってるけどね?


 「行き成り攻撃力3000!すげぇよ裕奈!」

 「まぁ、マジっすから!」

 さぁ、どっからでもかかって来なさい。


 「フン、小娘か。私から先に行かせて貰うぞバンデッド・キース。」

 「好きにしろ。だが、俺様の前でダセェデュエル見せんじゃねぇぞ。」


 な〜んかチームワーク悪そう。
 いや、実際良い訳無いか?


 「私のターン。手札より永続魔法『神の居住−ヴァルハラ』を発動し効果を使用。
  私のフィールドにモンスターが存在しない時、手札の天使族を特殊召喚できる…現れよ『大天使クリスティア』!」
 大天使クリスティア:ATK2800


 クリスティア…!
 こりゃ又厄介なカードを…。
 先攻取られてたらやばかったね。


 「特殊召喚封じの最上級天使か。だが、裕奈が召喚したジャンク・ガンナーの方が攻撃力は高いぜ!」

 「それでも敢えて攻撃表示で出してきたって事は、強化カードが手札に有るって事かな〜?
  言っとくけど私のモンスターは簡単にはやられないぜ!」

 と、十代と一緒に軽く挑発してみる。
 どっかな〜?乗ってくるかな〜?


 「ふ、良い読みだ。行くぞ!装備魔法『魔聖剣レヴァンティン』をクリスティアに装備し、攻撃力を700ポイントアップする!」
 大天使クリスティア:ATK2800→3500


 やっぱしバンプアップカードは持ってたわけね。
 にしても『レヴァンティン』て、シグナム以外がその剣を持つ事は認めねぇです!!


 「此れで攻撃力は此方が上回ったな。バトルだ!クリスティアでジャンク・ガンナーに攻撃!」


 攻撃してきた、でも…

 「『其れを待っていた。』って言ったらやっぱし驚く?」

 「なに!?」

 「アンタがジャンク・ガンナーの攻撃力超えてくる事なんて予想の範疇内だっての!
  トラップ発動『シンクロ・ストライク』!私のシンクロモンスター1体の攻撃力を、シンクロ素材の数×500アップさせる!
  ジャンク・ガンナーの召喚に使用したシンクロ素材は4体!よって攻撃力は2000ポイントアップだぜ!」
 「オォォォォォォォォ!!」
 ジャンク・ガンナー:ATK3000→5000


 「攻撃力5000だと!?」

 「少しは相手の言葉にも注意した方が良いんじゃない?反撃よジャンク・ガンナー!『スクラップ・キャノン』!」
 「トゥアァァ!」


 ――ドガァァン!!


 「うおわぁぁあ!!」
 キース&真澄:LP8000→6500


 へへ、大ダメージで返り討ちだ!
 ハッキリ言うけど『堕ちた』デュエリストじゃ、私と十代には勝てないわよ?


 「ケッ、このボケカスが。あんな餓鬼の言葉につられやがって…そんなんで良くストアブレイカーなんぞやってられたな、アァ!?」

 「…素人当然のデュエリストに負けた奴が偉そうに言う事か…」

 「んだとコラァ!」


 うわ…やっぱし相性最悪だね。
 下手したら次の十代のターンで決まるかも…

 「十代、別に次で決めても良いからね?」

 「おう!やってやるぜ!」


 其れに引き換え十代はホントいつ何時でも『楽しむ事』を忘れないから偉いよ。
 やっぱ先ずは楽しまないとね〜。

 で、如何すんの?アンタまだ通常召喚権は残ってるけど?


 「フン、クリスティアは効果でデッキトップに戻る。カードを2枚伏せてターンエンドだ。」

 「じゃ、この瞬間にガンナーの攻撃力は元通りだね。」
 ジャンク・ガンナー:ATK5000→3000


 3伏せでモンスターは無しか。
 うん、頼むよ十代!


 「おう!俺のターン!裕奈、カード使わせてもらうぜ?」

 「どうぞ遠慮なく!」

 その為に伏せといた訳だしね。


 「リバースカードオープン、魔法カード『増援』!この効果でデッキから『E・HERO エアーマン』を手札に加える。
  で、『E・HERO エアーマン』を攻撃表示で召喚!」
 「ファ!」
 E・HERO エアーマン:ATK1800


 「エアーマンの効果発動!俺は手札に加える効果を選択し、デッキから『E・HERO ウェイブマン』を手札に加える!
  行くぜ!マジックカード『融合』!手札のウェイブマンとバーストレディを融合!
  灼熱の炎を纏いしヒーローが、今此処に降臨する!邪悪を焼き尽くせ!融合召喚、現れろ『E・HERO ノヴァマスター』!」
 「フオォォォォォ!」
 E・HERO ノヴァマスター:ATK2600


 お見事!流石の融合戦術だね!
 で、今のセリフは?


 「いや、裕奈とはやてのシンクロ召喚の時のセリフが格好良いから、俺も融合召喚の時にやってみようかなって思ってさ。」

 「ふ〜ん。いや、中々良いと思うよ?やっぱヒーローには決め台詞が無いと!」

 「だよな!」


 流石、良く分ってるね十代は。
 其れにウェイブマンは確か…


 「ウェイブマンの効果発動!墓地に送られた時デッキから『融合』を手札に加えられるぜ!
  バトル!ノヴァマスターでダイレクトアタック!『ライジング・ブレイザー』!」


 3体のモンスターの攻撃が通れば、合計ダメージは7400でゲームエンド。
 けど幾らなんでも其れは無いよねぇ?


 「させん!トラップ発動『幻影プリズム』!手札からレベル4以下の光属性モンスターを特殊召喚する!
  わが身を守る盾となれ!来い『コーリング・ノヴァ』!」
 コーリング・ノヴァ:DEF800


 やっぱし伏せカードは防御系だったか。
 しかも厄介なリクルーターだよ…


 「リクルーターか。だったらノヴァマスターの攻撃は中断!ジャンク・ガンナーで攻撃だ!」

 「馬鹿め!態々攻撃モンスターを変更してなんになる!自ら攻撃機会を減らしたようなものだ!」

 「甘いよ!『七色の銃』を装備したジャンク・ガンナーはダイレクトアタック可能になるんだよね〜!」

 だからこそ十代はノヴァマスターの攻撃を破棄したのよ。
 やっちゃえ十代!


 「おう!ジャンク・ガンナーでダイレクトアタック!『スクラップ・キャノン』!」


 ――ドォォン!!


 「ぐおわぁぁ!だ、ダイレクトアタックとは…!」
 キース&真澄:LP6500→3500


 油断大敵って奴ね♪
 でも、ホントにこの実力で良くストアブレイカーとか言えてたね。
 アンチデッキ使ってたから勝てたってところかな?


 「かもな。俺はバトルを終了。カードを2枚伏せターンエンド。」

 「おっと、エンド前にトラップ発動、『拡散プリズム』!
  私のフィールドの光属性モンスターをリリースし、そのモンスターの半分の攻守を持つトークン2体を特殊召喚する!
  出でよ、『コーリング・ノヴァトークン』!」
 コーリング・ノヴァトークン(×2):DEF400


 トークン2体…上級モンスター召喚用のリリースか。
 と言う事はキースは間違いなく上級モンスターを召喚してくるよね。


 「俺のターン。雑魚にしちゃ良い戦術だぜ。何せこの俺が上級モンスター出す為のリリースを揃えてくれたんだからなぁ!
  行くぞ餓鬼共!トークン2体をリリースし、『TM-1ランチャースパイダー』をアドバンス召喚!」
 TM-1ランチャースパイダー:ATK2200


 「「ランチャースパイダー!?」」


 店長のカードじゃん!
 あ、キースもマシンデッキだったんだっけ?


 「更に永続魔法『モーターチューン』発動!コイツの効果で俺のフィールドの機械族は守備力の半分が攻撃力に加わる。」
 TM-1ランチャースパイダー:ATK2200→3450


 店長コンボだ〜〜!
 え〜?そのコンボは店長のだぞ〜!?


 「知るかよ。更に俺はランチャースパイダーをリリース!来い『TM-1EXランチャー・ダークスパイダー』!」
 「ギュオォォォォン…!」
 TM-1EXランチャー・ダークスパイダー:ATK3000→4800


 闇の機械蜘蛛!
 攻撃力もモーターーチューンの効果で4800…成程、元全米チャンプの名は伊達じゃないわけね。


 「バトルだ!ランチャーダークでジャンク・ガンナーを攻撃!『ブラック・フルバスター』!」


 けど、やっぱり全然何も感じない!
 十代や準、カイザーがデュエルする時に発せられるデュエリストの魂を感じないよ!

 「十代、よろしく♪」

 「任せろって!トラップ発動『ドレイン・シールド』!相手モンスターの攻撃を無効にし、その数値分だけライフを回復するぜ!」
 裕奈&十代:LP8000→12800


 重量級の機械だけに単純すぎ♪
 ま、お陰でライフはタンマリだけどね?


 「クソが…調子に乗るなよ餓鬼が!カードを1枚伏せてターンエンドだ。」

 「別に調子には乗ってないけどね。私のターン!」

 十代が伏せたカードは…な〜る、良いカード伏せてくれんじゃん。
 使っても良いんだよね?


 「勿論だぜ。さっきの『増援』のお返しだ。」

 「ならありがたく!トラップ発動『リミット・リバース』!墓地から攻撃力1000以下のモンスターを特殊召喚する。
  もう1回頼むよ『E・HERO ウェイブマン』!」
 E・HERO ウェイブマン:ATK500


 「更に魔法カード『命削りの宝札』発動。
  次の私のターンのスタンバイフェイズに全ての手札を失う代わりにデッキからカードを5枚ドローする。
  …うん、良い引き!手札を1枚捨て、チューナーモンスター『ラミネート・シンクロン』を特殊召喚!」
 ラミネート・シンクロン:ATK0


 さてと、此れで準備は整ったよ。
 見せてあげるわ、私のデッキのエースを!


 「レベル合計8…!若しかしてあいつか!?」

 「当然!レベル3のウェイブマンに、レベル5のラミネート・シンクロンをチューニング!
  疾風(かぜ)に思いが集う時、その思いは天(そら)に輝く星となる。光射す道となれ!シンクロ召喚!」

 おいで、風の化身龍。

 「飛翔せよ、『天星龍 スターダスト』!」
 「コォォォォォォォォ…!」
 天星龍 スターダスト:ATK2500


 「スターダスト来たーーー!く〜〜〜、やっぱり格好良いぜ!」

 「私のデッキのエースっすから。先ずはウェイブマンの効果でデッキから『融合』を手札に加えるわ。」

 十代とのタッグだから私も融合入れたんだよね〜。
 それに『隠し玉』出すのに融合は絶対必要になるから。

 「更にラミネート・シンクロンを素材にした事で、スターダストは戦闘では破壊されず、攻撃力が300ポイントアップする!」
 「クオォォォォォ!」
 天星龍 スターダスト:ATK2500→2800


 此れで陣形はバッチリ!
 一気に飛ばしていくぜ!
 付いてこれるよね十代!


 「おう!勿論だぜ!!」

 「だったらフルスロットルだ!」

 元全米チャンプとストアブレイカーが相手だろうと、もう止まらないからね!















   To Be Continued… 






 *登場カード補足



 ジャンク・ガンナー
 レベル10   闇属性
 戦士族・シンクロ/効果
 「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
 1ターンに1度自分の墓地のシンクロモンスター1体をゲームから除外することで、
 エンドフェイズまで除外したシンクロモンスターの効果を得る。
 自分の墓地に存在する「ジャンク」と名の付くカードの枚数分此のカードは相手モンスターと戦闘を行う事ができる。
 ATK3000    DEF2950



 ラミネート・シンクロン
 レベル5   炎属性
 機械族・チューナー
 このカードは手札を1枚捨てる事で特殊召喚できる。
 このカードはレベル8以上のシンクロモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
 このカードを素材にしたシンクロモンスターは戦闘では破壊されず、攻撃力が300ポイントアップする。
 ATK0    DEF0



 E・HERO ウェイブマン
 レベル3   光属性
 戦士族・効果
 このカードが墓地へ送られた場合、デッキから「融合」1枚を手札に加える事ができる。
 「E・HERO ウェイブマン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 ATK500    DEF300



 TM-1EXランチャー・ダークスパイダー
 レベル10   闇属性
 機械族・効果
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上の「TM−1ランチャースパイダー」1体をリリースした場合に特殊召喚出来る。
 このカードは相手の魔法効果を受けない。
 このカードが相手モンスターを戦闘で破壊した場合、相手フィールド上の魔法・罠カードを全て墓地に送る。
 ATK3000    DEF3600



 七色の銃(イリス・トゥルメンタム)
 装備魔法
 このカードは「ジャンク・ガンナー」にのみ装備可能。
 装備モンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事が出来る。
 また、装備モンスターの攻撃対象となったモンスターの効果をエンドフェイズまで無効にする。



 魔聖剣レヴァンティン
 装備魔法
 光属性の天使族、又は闇属性の悪魔族のみ装備可能。
 装備モンスターの攻撃力は700ポイントアップし、モンスター効果を受けない。



 幻影プリズム
 通常罠
 手札からレベル4以下の光属性モンスターを特殊召喚する。
 「幻影プリズム」は1ターンに1枚しか発動できない。



 拡散プリズム
 通常罠
 自分フィールド上の光属性モンスター1体をリリースする。
 リリースしたモンスターの攻守の半分の数値の攻守を持ったトークン(星4・光・天使)を2体特殊召喚する。



 

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