小説『夜天と勇気と決闘者』
作者:吉良飛鳥(自由気侭)

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 Side:裕奈


 はやて達と出会って早5年。
 お互いに両親不在状態が多いって事で、私とはやての両親が話し合って、一緒に暮らしてた5年間。
 その中で、一緒にデュエリスト養成学校『デュエルアカデミア』へ進学を決めて、筆記試験は無事受かった…ギリで。

 で、今日は実技試験なんだけど…

 「うおりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
 「その意気や裕奈!!」

 只今自転車2人乗りで公道爆走中!!
 略徹夜でデッキ調整してたのは良いとして、何で時計が止まってるかな!?
 実技試験に遅刻とかマジで洒落にならないから!!

 「あ〜〜、此れじゃ間に合わない!はやて、魔力供給ヨロシク!」
 「よっしゃ!契約執行(シスメアパルス)180秒、
  はやての従者(ミニストラ・ハヤテェ)、明石裕奈(アカシェ・ユーナァ)!」

 ちょっとこそばゆいけど…漲ってきたぁ!!

 本日の一句、『取り合えず しといて良かった 契約を』。
 …アインスがミスったせいで『仮契約』の筈が『本契約』になっちゃったけどね…

 ともあれ、目指せ『海馬ランド』!!









  遊戯王×リリカルなのは×ネギま  夜天と勇気と決闘者 GX5
 『全力全開実技試験』









 Side:はやて


 おぉ〜、速いなぁ〜〜、此れが契約執行の効果か〜。
 どんなモンや思たけど、『契約』したのは間違いや無かった見たいやな。

 …契約方法聞いた時には、流石にちょ〜っと驚いたけどな。

 アインスは『ミスした』言うとったけど、『本契約』にしたんは絶対確信犯や!

 ま、それはおいといて、このペースなら間に合いそうや…ん?
 「おぉ〜い其処の学ラン君!」

 爆走する私等の前を全力疾走してる、学ランの男の子が1人。

 「ん?俺の事か?」
 「せや!君もアカデミアの受験生なん?」

 デュエルディスク装着しとるから、多分そうやと思うけど一応な。
 てか、結構な速度で走ってるんや無いのこの子?

 「そうだぜ!電車が遅れてさ。このままじゃ間に合わねぇ!」

 後ろ向いたまま走るなんて器用やね…せやけどそう言う事やったら!
 「裕奈、行けるか?」
 「今の私なら3ケツ位楽勝で行けるって!!」

 よっしゃ、決まりや!
 「乗ってきや!こっちの方が早いで。」

 「良いのか、助かるぜ!」

 抜き去る瞬間、私が手を伸ばして、少年がそれを掴む。
 で、そのまま少年を荷台に座らせて、私は裕奈に掴まって荷台に立つ。
 うん、我ながら驚きのバランス感覚やね。

 「サンキュー!スゲェなお前!」
 「いやいや、凄いのは裕奈やで?3人乗りになったのにスピード落ちてへんもん。」
 「ふっふっふ…今の私に限界はないぜ!!飛ばすよ、確り掴まってろ!!」

 おぉ!更にスピードが上がった!

 「おぉ!速ぇ!!此れなら間に合いそうだな。あ、俺、遊城十代、ヨロシクな!」

 ん、自己紹介か?せやな、受験仲間やし、名乗られたら、名乗り返さんとね。
 「十代君か。私は八神はやてや。で、いまチャリンコ飛ばしてるんが、」
 「明石裕奈、ヨロシク!!」

 「おう!あ、俺の事は『十代』で良いぜ♪」
 「やったら私も『はやて』で。」
 「そうなれば、私も『裕奈』若しくは『ゆーな』で……見えてきたよ受験会場!」

 自己紹介の間に随分進んだんやね、流石は裕奈や。
 「裕奈、そのまま突撃や!」
 「合点だい!!」

 なんやろ、自転車なのに自動車ブッちぎっとるなぁ…別にえぇけどね?

 「会場到着〜〜!!」

 早!しかも受付の目の前に停車かい!
 まぁ、面倒くさくなくてえぇか。

 「受験番号101番、遊城十代!」
 「92番、八神はやて!」
 「87番、明石裕奈!」

 「「「実技試験、受付お願いします!!」」」

 受付締め切り5分前…うん、バリバリ余裕とは行かんけど間に合ったわ。








 ――――――








 No Side


 裕奈、はやて、十代が試験会場に到着した頃、会場内では既に幾つもの試験デュエルが終了していた。
 その結果は千差万別。
 負けてしまう者、引き分ける者、ギリギリながら勝つ者等等。

 「トラップカード『破壊輪』。
  この効果でブラッド・ヴォルスを破壊し、互いにその攻撃力分のダメージを受ける!」
 「ぬ、うおわぁぁぁ!!」

 受験生徒:LP4000→2100
 試験官:LP1900→0


 今も受験番号1番の受験生が、防御型の固いデッキを最後はバーンダメージで仕留めたところだ。

 「中々やるな今の奴。最も未だ本気は出してないようだが…」

 会場の控え席兼客席には、アカデミア中等部からの持ち上がりの生徒の姿もある。
 今のデュエルの感想を簡潔に述べた少年もまたそうした生徒の1人だ。
 只、何故か彼は周りの生徒と違って黒い服を纏っているが…

 「まっさか〜。あれで本気だろ?大したこと無いって。」
 「大体外部受験組に、俺達ブルー生徒が負けるなんてありえねぇし。
  試験官相手に本気出す程度の実力だろ?俺達の方が全然強ぇに決まってんじゃん?」

 しかしながら、少年の周囲に居た生徒はどうも外部受験組を見下す傾向にある連中らしい。
 正直に言うと少年はこの手の生徒が余り好きではない。

 「…言っていろ。」

 心底嫌そうに、少年は席を移動し、人が少ない2階席に。

 「彼等は相変わらずね、万丈目君。」
 「天上院君か…あぁ、プライドだけ高くてデュエリストとしては…些かな。」

 そんな少年に声を掛けてきたのは、矢張りアカデミアの生徒である少女と、

 「それで、目ぼしい奴は居たか?」

 長身の青年。
 此方は少年と少女よりも上級生のようだ。

 「カイザー…貴方まで来ていたのか。
  そうだな今の受験番号1番は中々だったが他には…後3人居るらしいが…」
 「その3人は諸事情で、たった今会場入りしたらしい。さっき受け付けの人がそんな事を言っていた。」


 こんな会話がされている一方、デュエルリングが設置されているフロアでは一悶着起きていた。

 「はぁ?未だ3人居るので〜すか?とっくに全員終わったと思っていたノ〜ネ。
  大体受け付け終了5分前と〜は、ちょっと自覚が足りません〜ノ。」

 ギリギリに会場入りした裕奈達の事を聞き、つらつらと嫌味ったらしい事を言うこの男の名はクロノス。
 アカデミアの実技担当教師であり、試験官の総監督を勤める者でもある。

 「しかし、時間には間に合っていますし、電車の遅れとの事ですから、試験を受けさせない訳にも…」

 しかし、試験官の1人は試験は受けさせるべきだと言う。
 確かにこの試験管の言うことの方が正しいのだが…

 「その3人の受験番号は?」
 「え〜…87番、92番、101番ですね。」

 「か〜〜筆記でも下位のドロップアウトなの〜ネ!良いでしょう私が直々に試験をしてあげるノ〜ネ!」
 「あの、でしたら試験用のデッキを…」
 「必要ありません〜ノ!」

 どうやら、自身が使う『本気』のデッキでやるらしい。
 …こんなのが先生やっていて良いのだろうか?アカデミアの教師採用基準が今一謎である。



 さて、裕奈、はやて、十代の3人は、受験番号1番のデュエルが終わる直前に、この会場に入っていた。
 シートに座ったところで、その受験生が席に戻ってきた。

 「お疲れさんや。結構なお手前やったね。」
 「いや、『破壊輪』は流石に極悪だと思うんだけど?」

 「防御が堅かったかし、俺の手札には生憎上級モンスターが居なかったからね。」
 「それでも勝ったんだから、お前強い奴なんだろ?へへ、ちょっとデュエルしたくなってきたぜ!」

 で、社交的な3人はすぐさまその受験生に話しかけ、受験生の方も普通に返してきた。
 デュエリスト同士は、打ち解けるのも早いのだ。

 「それにしても、君達は何で今頃?」
 「私とはやては、家の時計が止まってて慌てて飛び出してきて、」
 「俺の方は電車が遅れて。途中でこの2人に自転車に乗せてもらったんだ。おかげで間に合ったぜ。」
 「3人乗りやったのに一部の車をぶっちぎった裕奈には脱帽やで♪」

 「どんだけっスカそれ!!」

 ちょっとぶっ飛んだ内容に、近くに居た眼鏡の気弱そうな少年が思わず突っ込みを入れていた。

 「ドンだけて、言うた通りや。私と十代乗せても裕奈のパワーは衰えんちゅうことや。」
 「テンション上がってる時の私は無敵だよ?」
 「限度が有る気がするっす…」




 「え〜それでは、此れより残り3つの実技試験を開始するの〜ネ。
  受験番号87番、92番、101番の生徒は、番号の大きい順にリングに上がって来るの〜ネ!」


 此処で残りの実技試験の開始が言い渡される。
 試験官は、矢張りクロノスが勤めるらしい……


 「番号の大きい順って言うと俺からだな。よし、行って来るぜ!」

 「頑張ってな十代。」
 「3人揃って合格しようね。」

 「おう!」

 ハイタッチを交わして十代はフロアに。
 この3人、出会ったばかりなのにすっかり意気投合していた。








 ――――――








 Side:十代


 実技試験…ワクワクするぜ。
 この先生はどんなデッキを使うんだ?
 「受験番号101番、遊城十代。よろしくお願いします!」

 「ふむ、それでは早速はじめます〜ノ!先攻は受験生からなの〜ネ。」

 へ〜、やっぱ試験だから、公平にって事で受験生先攻なのか。
 だったら、遠慮はしないぜ!


 「「デュエル!」」


 十代:LP4000
 クロノス:LP4000


 「俺のターン!『E・HERO フォレストマン』を守備表示で召喚。」
 E・HEROフォレストマン:DEF2000

 「カードを1枚伏せてターンエンド。」
 さぁ、どう来る先生?

 「私のターン。ふん、ぺらっぺらのペーパーヒーローの戦術なんてお見通しなの〜ネ。
  カードを2枚伏せて、魔法カード『大嵐』発動なの〜ネ!
  フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊します〜ノ!」

 ゲ、マジかよ?しかも伏せてから発動って事は…

 「この瞬間、伏せられた『黄金の邪神像』の効果です〜ノ。
  セットされたこのカードが破壊された時、フィールドに邪神トークンを1体特殊召喚するノ〜ネ。
  私がセットしたカードは2枚ですノ〜デ、2体の邪神トークンを特殊召喚するノ〜ネ!。」
 邪神トークン:ATK1000×2


 やべ…上級モンスター召喚用のリリースが揃っちまった!けど…何が出てくるのか楽しみだぜ!

 「2体の邪神トークンをリリースし、『古代の機械巨人』をアドバンス召喚なノ〜ネ!」
 古代の機械巨人:ATK3000


 おぉ!すっげぇ行き成り攻撃力3000かよ!

 「バトル、古代の機械巨人でフォレストマンに攻撃です〜ノ!『アルティメット・パウンド』!」

 そう簡単には行かないぜ!
 「この瞬間、手札からE・HERO ガードマスターの効果発動!
  このカードを手札から捨てる事でこのターン俺のフィールド上のE・HEROは戦闘では破壊されないぜ!」

 「ですが古代の機械巨人には貫通効果が有るノ〜ネ。戦闘ダメージは受けてもらいます〜ノ!」

 「!おわ!!」
 十代:LP4000→3000


 「更に速攻魔法『古代の機械大砲(アンティーク・ギア・キャノン)』発動。
  古代の機械と名の付くモンスターが戦闘でモンスターを破壊できなかった場合、
  攻撃力を1000ポイントアップさせてもう1度攻撃できるノ〜ネ!」
 古代の機械巨人:ATK3000→4000

 マジで?パワーアップしてからの連続攻撃…流石に先生だけあって凄いぜ!
 「く…おわぁぁぁ!!」
 十代:LP3000→1000


 「此れでターンエンド。そして古代の機械巨人の攻撃力は元に戻ります〜ノ。」
 古代の機械巨人:ATK4000→3000


 『ふふ、結構追い詰められてるじゃないか十代。僕が出ようか?』

 ユベルか。いや、大丈夫だ、それに此れこそヒーローの最大の見せ場じゃないか!

 『そう来なくちゃね。それでこそ十代だ。さぁ、あいつに君のヒーローの力を見せてやるんだ。』
 「クリ〜♪」

 ハネクリボーも、分かってるって!
 「俺のターン!スタンバイフェイズにフォレストマンの効果発動。
  デッキか墓地から『融合』1枚を手札に加えることが出来る。」

 此れで準備が整った…見せてやるぜヒーローの力を!
 「マジックカード『融合』!フィールドのフォレストマンと手札のオーシャンを融合!
  現われろ、融合召喚『E・HERO ジ・アース』!」
 「オォォォォォォ!」
 E・HERO ジ・アース:ATK2500


 「融合で上級モンスターを召喚ね。ですがそのモンスターでは機械巨人には敵いません〜ノ!」

 「慌てるなよ先生!俺はマジックカード『ミラクル・フュージョン』を発動!
  墓地のフォレストマンとオーシャンを除外融合!
  融合召喚!現われろ氷のヒーロー、『E・HERO アブソルートZero』!」
 「ハァァァァァ!」
 E・HERO アブソルートZero:ATK2500


 『成程ね。さぁ、フィニッシュだ十代。』

 おう!
 「ジ・アースの効果発動。フィールドのE・HEROをリリースしエンドフェイズまでその攻撃力を吸収する!
  『地球灼熱(ジ・アースマグマ)』!」
 「ウォォォォォォ!」
 E・HERO ジ・アース:ATK2500→5000


 「こ、攻撃力5000!?」

 「それだけじゃないぜ、リリースしたZeroの効果発動。
  Zeroがフィールドを離れた時相手のモンスターを全て破壊する!」

 「はい〜〜〜〜!?」


 ――バガァァァン!!


 よし、此れでモンスターは全滅…行くぜ!
 「ジ・アースでダイレクトアタック!『地球灼熱斬(アース・マグナスラッシュ)』!」


 ――ズッシャァァァ!


 「マンマミ〜ヤ!!」
 クロノス:LP4000→0


 「ぃよっしゃ〜〜〜!!!!」
 勝ったぜ!!








 ――――――








 Side:裕奈


 ピンチからの逆転勝利…正にヒーローって感じの勝ち方じゃん。やるね十代。

 「へへ、勝ったぜ!」

 「お見事♪」
 「えぇモン見せてもろたで。次は私の番やね。」

 次ははやての番だね〜、まぁ取り合えず、
 「やっちまえ!」

 「勿論や!」

 「お、すげぇデュエル見せてくれよ!」

 まぁ、凄いモンが見れると思うよ?ってちょっとエフェ何してんの?

 『レベル10なのに攻撃力0…でも効果が凄い。』
 『そう言う君こそレベル1なのに、限定的とは言え僕を無力に出来るじゃないか。』

 何で十代の精霊と打ち解けてんのよ…

 「あれ?裕奈も精霊見えんのか?」

 まぁね…はやても見えるよ?

 「へえ、俺だけじゃなかったんだ。」

 「多分他にも居るんじゃない?」
 知らないけど。
 ま、今ははやてのデュエルに集中しないとね。








 ――――――








 Side:クロノス


 く、まさかあんなドロップアウトボーイに負けると〜ハ…ですが次はそうは行かないノ〜ネ!


 「受験番号92番、八神はやて。ほな、よろしくお願いします。」

 叩き潰してあげます〜ノ!

 「「デュエル!」」


 はやて:LP4000
 クロノス:LP4000


 「私のターン。魔法カード『煉獄の契約』を発動。
  手札を全て捨て、其の後墓地からインフェルニティと名の付くモンスター1体を特殊召喚する!
  手札を全て捨て…現われや『インフェルニティ・テュポーン』!」
 インフェルニティ・テュポーン:ATK2500


 1ターン目からレベル7の上級モンスターとは中々やります〜ノ。
 ですがその程度は誰でも出来ることなの〜ネ。

 「墓地の『インフェルニティ・シーフ』の効果発動。
  私の手札が0の時、このカードを除外する事でデッキからカードを3枚ドローしその中のモンスターを全て捨てるで。
  …ドローしたカードは全部モンスターや。よってドローしたカードは全て捨てるで。ターンエンドや。」

 今の効果はなんなノ〜ネ?墓地肥やしが目的です〜ノ?
 まぁ、いずれにしてもこのターンで終わりです〜ノ!
 「私のターン。魔法カード『ブラック・ホール』を発動。フィールド上のモンスターを全て破壊するノ〜ネ!」

 「行き成りかい…せやけど破壊されたインフェルニティ・テュポーンの効果発動。
  私の手札が0枚でこのカードが破壊された時、
  デッキからインフェルニティ又は煉獄と名の付くカードを3枚まで選択し、
  好きな順番でデッキの上に置くことができるんや!」

 中々便利な効果なの〜ね。ですが無意味なノ〜ネ!
 「フィールド魔法『古代の機械病院(アンティーク・ギア・ホスピタル)』発動。
  このカードの効果で1ターンに1度手札の古代の機械と名の付くモンスターをリリース無しで通常召喚できるノ〜ネ。
  ただし、この効果で召喚されたモンスターの効果はエンドフェイズまで無効になります〜ノ!
  私は『古代の機械巨人』を召喚します〜ノ!」
 古代の機械巨人:ATK3000(効果無効)


 止めなの〜ネ!
 「速攻魔法『リミッター解除』。私のフィールドの機械族モンスターの攻撃力を2倍にします〜ノ!」
 古代の機械巨人:ATK3000→6000


 「バトル!ダイレクトアタックなノ〜ネ!」
 「ウガァァァァ!」


 ――ゴッバ〜〜ン!


 「……」
 はやて:LP4000→0


 ふん、大したこと無いノ〜ネ。





 …?何故にデュエルディスクが強制停止しません〜ノ?

 「先生…中々えぇ攻撃やった…」
 ――ゴゴゴゴゴゴゴゴ…


 な、なんです〜の?
 あ、アレは門!?

 「せやけど、今の攻撃じゃ満足でけへんなぁ?」


 ――ギィ…


 「グォォォォォォォ…!」
 煉獄龍 オーガ・ドラグーン:ATK3000


 はい〜〜!?何なノ〜ネこのドラゴンは!?大体デュエルは終わったはずなノ〜ネ!

 「終わってへんで?
  私の手札もフィールドのカードも0の状態でライフが尽きた事で墓地の『煉獄の零門(ゼロ・ゲート)』が発動したんや。
  このトラップカードは全てが0になった時に墓地でその効果を発動する。
  エクストラデッキより『煉獄龍 オーガドラグーン』を特殊召喚し、ライフが0になった事による敗北を無効にする。
  更にオーガ・ドラグーンが存在しとる限り、私に対するあらゆる敗北条件は無効になるんや!
  もっとも、オーガドラグーンが破壊されたらそん時はそのまま敗北決定やけどな。」

 「な、何てカードを使います〜ノ…」
 全てが0の状態からこんなモンスターを呼ぶとは…ですが私の勝ちは動かないノ〜ネ!

 「カードを1枚伏せ、装備魔法『古代の機械鎧(アンティーク・ギア・アーマー)』を発動。
  装備モンスターが破壊される時このカードを身代わりに出来るノ〜ネ。
  そしてフィールド魔法『古代の機械病院』の効果発動です〜ノ。
  このターン古代の機械が相手に与えた戦闘ダメージ分のライフを回復します〜ノ。
  このターン与えた戦闘ダメージは6000、よって6000ポイントのライフが回復です〜ノ。」
 クロノス:LP4000→10000


 「エンドフェイズ、古代の機械鎧の効果でリミッター解除のデメリットをこのカードが肩代わりするノ〜ネ。
  ターンエンド。」
 古代の機械巨人:ATK6000→3000

 伏せたカードは『ミラーフォース』…私に負けは無いノ〜ネ!








 ――――――








 Side:はやて


 さぁて、反撃といこか?準備は出来とるからなぁ!
 「私のターン!魔法カード『煉獄の宝札』発動。デッキからカードを2枚ドローする。
  そしてこのターン私の手札は0として扱われる。
  更に今ドローした2体の『インフェル二ティ・デーモン』の効果発動。
  手札0でこのカードをドローした時特殊召喚できる!」
 インフェルニティ・デーモン:ATK1800×2

 テュポーンが破壊されたおかげやな。
 ドンドン行くで!
 「手札0でインフェルニティ・デーモンの特殊召喚に成功した事で効果発動。
  デッキからインフェルニティと名の付くカード1枚を選択して手札に加える。
  この効果でデッキから『インフェルニティ・ガン』と『インフェルニティ・ミラージュ』を手札に加えるで。」

 「く、何を狙ってます〜ノ!?」

 今に分かるで?
 「永続魔法『インフェルニティ・ガン』を発動。そして『インフェルニティ・ミラージュ』を通常召喚や!」
 インフェルニティ・ミラージュ:ATK0


 「インフェルニティ・ミラージュの効果発動。
  手札が0枚のときこのカードをリリースし墓地のインフェルニティを2体特殊召喚する。
  現われや『インフェルニティ・ネクロマンサー』『インフェルニティ・ビートル』!」
 インフェルニティ・ネクロマンサー:DEF2000
 インフェルニティ・ビートル:ATK1200


 アインス行けるな?

 『はい、我が主!』

 「レベル3のインフェルニティ・ネクロマンサーとレベル4のインフェルニティ・デーモンに、
  レベル2のインフェルニティ・ビートルをチューニング!
  来よ、夜の帳。煉獄に響け終焉の笛!シンクロ召喚、祝福の風『煉獄騎 リインフォース・アインス』!」
 『この身に力有る限り!』
 煉獄騎 リインフォース・アインス:ATK2700


 「し、シンクロ召喚〜〜!?」

 おぉ、驚いてくれたみたいやね。
 「アインスの効果発動や!
  手札0でリインのシンクロ召喚に成功した時相手のフィールド、手札、デッキ、墓地から合計3枚までカードを除外できる。
  私は先生のフィールドの伏せカードとフィールド魔法、機械巨人を除外や!」
 『穿て、ブラッディダガー!』


 「ま、マンマミ〜ヤ…!」

 まだまだ〜!
 「永続魔法『インフェルニティ・ガン』の効果発動。
  手札0の時このカードを墓地に送り墓地のインフェルニティを2体まで特殊召喚する。
  もう1度来てや『インフェルニティ・ネクロマンサー』、そして出番や『インフェルニティ・リベンジャー』!」
 インフェルニティ・ネクロマンサー:DEF2000
 インフェルニティ・リベンジャー:DEF0


 出番やで、なのはちゃん!

 『うん、一緒に行こう!』

 「レベル3のインフェルニティ・ネクロマンサーとレベル4のインフェルニティ・デーモンに
  レベル1のインフェルニティ・リベンジャーをチューニング。
  天と地の狭間、煉獄から挫けぬ翼が空に舞う!シンクロ召喚、不屈の心『インフェルニティ・ウィッチ−なのは』!」
 『高町なのは…負けません!』
 インフェルニティ・ウィッチ−なのは:ATK2500


 「ど、どうなってるノ〜ネ貴女のデッキは!なんで手札0からそんなに上級モンスターが出て来るノ〜ネ!」

 「あえて手札を0にする事で、強大な力を得る…これが私の考えた『ハンドレスコンボ』や!さぁ、此れでラストや!!」

 『はやて、準備できてるよ?』

 うん、此れで終いや!
 「墓地の『インフェルニティ・シャーマン』の効果発動!
  手札0の時このカードとこのカードを含むモンスターを除外する事でモンスターをシンクロ召喚できる!
  私はレベル1のインフェルニティ・ミラージュとレベル4のインフェルニティ・デーモン、
  レベル3のインフェルニティ・シャーマンを除外してチューニング!
  煉獄に、虚空を切り裂く雷鳴が轟く!シンクロ召喚、金の閃光『インフェルニティ・ヴァルキリー−フェイト』!」
 『フェイト・T・ハラオウン、行きます!』
 インフェルニティ・ヴァルキリー−フェイト:ATK3000


 「あ、ありえないノ〜ネ…」

 合計攻撃力11200…覚悟できとるよな?
 「4体のモンスターでダイレクトアタック!」

 「グォォォォォォ!」
 『深き闇に沈め…。』
 『撃ち抜け雷神!』
 『全力全壊!』


 「インフェルニティ・カオス・バースト!」

 『デアボリックエミッション!』
 『ジェットザンバー!』
 『スターライト…ブレイカァァァァ!!』



 ――ドッカ〜〜〜ン!!



 「カルボナ〜ラ!!」
 クロノス:LP10000→0



 ふ…此れで満足や。








 ――――――








 Side:十代


 「ライフ0になったのに勝っちまった…はやてスゲェ!」

 「ハンドレスコンボ・零式…私も初めて見た時には驚いたよ。」

 そりゃ驚くぜ!それにシンクロ召喚なんて…初めて見たぜ!!

 「そう言えば私とはやて以外にシンクロ使う人が居ないんだけど…なんでだろ?」

 枚数が少ないんじゃないのか?

 「かもね。お、はやてさっすが〜〜!」
 「すっげぇモンみせて貰ったぜ!!」

 「まぁ、全力全壊ってやつや♪会場の空気飲んでやったで!」

 確かに皆驚いてんもんな!
 あれ?そうなると裕奈も凄いデュエル見せてくれるのか!?

 「ん〜はやての後だとちょっと色あせるかも。けど裕奈ちゃんの実力は見せるよ!」

 期待してるぜ!








 ――――――








 Side:裕奈


 「「デュエル!」」


 裕奈:LP4000
 クロノス:LP4000


 さぁて、どうしよっかな〜。
 先攻でシンクロしても絶対に返しのターンで攻撃力3000出してくるだろうから先ずは…
 「私のターン。マッジブ・ウォリアーを守備表示で召喚。」
 マッシブ・ウォリアー:DEF1200

 此れでターンエンドっと。


 「私のターン!魔法カード『融合』!
  手札の『古代の機械巨人』『古代の機械獣』『古代の機械戦士』を融合し『古代の究極機械巨人』を融合召喚なノ〜ネ!」
 「ガァァァ!」
 古代の究極機械巨人:ATK4400


 やっぱ来た。
 てか、攻撃力4400って試験用のデッキに入れるモンスターかな?でも残念ってね!
 「行き成り攻撃力4400とかマジ凄いじゃん!
  けど、マッシブ・ウォリアーは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されず、私へのダメージも0になるよ?」

 「そのくらい知ってます〜ノ!カードを1枚伏せてターンエンドなノ〜ネ!」

 あ〜…十代とはやてに連敗して頭に血が上ってるねこりゃ…良いや速攻で決めちゃえ!
 「私のターン。マジックカード『エンジェル・バトン』。
  デッキからカードを2枚ドローしその後手札を1枚捨てる。
  2枚ドローしてソニック・ウォリアーを墓地に捨てて、ソニック・ウォリアーの効果発動。
  ソニック・ウォリアーは墓地に送られた時、私の場のレベル2以下のモンスターの攻撃力を500ポイントアップする。」
 マッシブ・ウォリアー:ATK600→1100


 「で、チューナーモンスター『ジャンク・シンクロン』を召喚!」
 ジャンク・シンクロン:ATK1300


 「ジャンク・シンクロンの効果発動。
  ジャンク・シンクロンの召喚に成功した時墓地のレベル2以下のモンスターを守備表示で特殊召喚できる。蘇れ『ソニック・ウォリアー』!」
 ソニック・ウォリアー:DEF0


 「カードを1枚伏せて。魔法カード『ダブル・サイクロン』。
  互いのフィールドの魔法・罠カードを1枚ずつ破壊するよ。」

 「ぬぬぬ…炸裂装甲が…ですが自分のカードまで破壊してます〜ノ!」

 十代戦で自分も同じ戦法使ってたじゃん…ダメだコイツ。
 「破壊した『リミッターブレイク』の効果発動。
  このカードが墓地へ送られた時、デッキ、手札、墓地のいずれかから『スピード・ウォリアー』1体を特殊召喚できる。
  私はデッキからスピード・ウォリアーを特殊召喚!」
 スピード・ウォリアー:ATK900


 「更に私のフィールドにチューナーが存在している時、手札のブースト・ウォリアーを特殊召喚できる。」
 ブースト・ウォリアー:ATK300


 「ブースト・ウォリアーの効果で私の場の戦士族の攻撃力は300ポイントアップする!」
 ジャンク・シンクロン:ATK1300→1600
 マッシブ・ウォリアー:ATK1100→1400
 スピード・ウォリアー:ATK900→1200
 ソニック・ウォリアー:ATK1000→1300
 ブースト・ウォリアー:ATK300→600


 「ふん、そんな低レベルの雑魚ばかり集めてどうしようって言うノ〜ネ!」

 「低レベルの雑魚ってバカにしてると、痛い目見るぜ先生!
  レベル2のソニック・ウォリアーに、レベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!
  集いし星が、新たな力を解き放つ。光射す道となれ!シンクロ召喚、出でよ『ジャンク・ウォリアー』!」
 「フゥゥゥ……ハァァ!」
 ジャンク・ウォリアー:ATK2300


 「貴女もシンクロ召喚を使うのです〜カ!?ですが攻撃力2300では私のモンスターには遠く及びません〜ノ!」

 それはどうっかな〜?
 「ブースト・ウォリアーの効果で、ジャンク・ウォリアーの攻撃力は300ポイントアップする。」
 ジャンク・ウォリアー:ATK2300→2600


 「更にソニック・ウォリアーの効果で、私の場のレベル2以下のモンスターの攻撃力は500ポイントアップする!」
 スピード・ウォリアー:ATK1200→1700
 マッシブ・ウォリアー:ATK1400→1900
 ブースト・ウォリアー:ATK600→1100


 「そしてジャンク・ウォリアーの効果発動!ジャンク・ウォリアーはシンクロ召喚に成功した時、
  自分フィールド上のレベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分、攻撃力がアップする!『パワー・オブ・フェローズ』!」
 「ヌォォォォォォォォォォ!」
 ジャンク・ウォリアー:ATK2600→7300


 「攻撃力7300〜〜〜!?」

 だから言ったでしょ、馬鹿にしてると痛い目見るって!
 「装備魔法『ジャンク・アタック』をジャンク・ウォリアーに装備!此れで決めるぜ!
  ジャンク・ウォリアーで古代の究極機械巨人に攻撃!叩き込め、『スクラップ・フィスト』!!」


 ――ドゴォォォン!


 クロノス:LP4000→1100
 「ぬぬぬ…ですが究極機械巨人が破壊された時効果が発動するノ〜ネ!」


 無駄だって!
 「その効果の前に『ジャンク・アタック』の効果発動!
  装備モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った場合、破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与える!
  究極機械巨人の攻撃力は4400……2200のダメージを受けてもらうよ!」


 ――ガガガガガガガ!


 「ぺペロンチ〜ノ!そんなバカ〜ナ!!!」
 クロノス:LP1600→0


 だからその悲鳴は変だって…








 ――――――








 No Side


 こうして、見事試験を突破した3人。
 客席で見ていた、黒服の少年――万丈目準も、このデュエルには驚いていた。


 筆記試験下位の受験生が、まさか実技担当の教師を全員が1ターンキルで倒した。
 しかも裕奈に至ってはダメージ0のパーフェクト勝利。


 この年の入学試験は、後に伝説として語り継がれることになるのだった。

















   To Be Continued… 






 *補足




 煉獄騎 リインフォース・アインス
 レベル9   闇属性
 戦士族・シンクロ/効果
 闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
 自分の手札が0枚の状態でこのカードのシンクロ召喚に成功した時、
 相手のフィールド、墓地、デッキ、手札のカードを合計3枚まで除外できる。
 また自分の墓地に「インフェルニティ」「煉獄」と名の付くモンスターが5種類以上存在する場合、
 このカードのシンクロ召喚は無効に出来ず、シンクロ召喚成功時このカード以外のカード効果を発動できない。
 ATK2700   DEF2500



 インフェルニティ・ウィッチ−なのは
 レベル8   闇属性
 魔法使い族・シンクロ/効果
 闇属性又は風属性のチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 自分の手札が0枚のときに、魔法、罠、モンスター効果が発動した時、
 このカードをリリースする事でその発動と効果を無効にし破壊する。
 エンドフェイズ、この効果を発動する為にリリースされ墓地に存在するこのカードを自分フィールド上に
 特殊召喚できる。自分の手札が0枚のときこのカードは破壊されたターンのエンドフェイズに自分の墓地の
 「インフェルニティ」「煉獄」と名の付くモンスター1体をゲームから除外する事で墓地から特殊召喚できる。
 ATK2500   DEF2500



 インフェルニティ・ヴァルキリー−フェイト
 レベル8   闇属性
 戦士族・シンクロ/効果
 闇又は光属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 自分の手札が0枚の状態でこのカードが戦闘を行った場合、ダメージステップ終了後に、
 相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。
 又この効果で破壊した守備表示モンスターの数×200ポイントのダメージを相手に与える。
 エンドフェイズに自分の手札が1枚以上あるとき、自分フィールド上のこのカード以外のモンスターを全て破壊する。
 ATK3000   DEF1200



 インフェルニティ・テュポーン
 レベル7   闇属性
 悪魔族・効果
 自分の手札が0枚の時にこのカードが破壊された場合、デッキから『インフェルニティ』
 『煉獄』と名の付くカードを3枚まで選択し、好きな順番でデッキの上に置くことができる。
 ATK2500   DEF2000



 インフェルニティ・シーフ
 レベル2   闇属性
 悪魔族・効果
 自分の手札が0枚のとき、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
 デッキからカードを3枚ドローする。その後ドローしたカードの中のモンスターを全て捨てる。
 ATK300    DEF200



 インフェルニティ・シャーマン
 レベル2   闇属性
 悪魔族・チューナー
 自分の手札が0枚の時、墓地に存在するこのカードを含むモンスターを除外する事でシンクロ召喚を行える。
 この効果は相手ターンのメインフェイズ及びバトルフェイズでも使用できる。
 ATK1000   DEF800



 E・HERO ガード・マスター
 レベル3   地属性
 戦士族・効果
 手札からこのカードを捨てて発動する。
 このターンのエンドフェイズまで自分フィールド上の「E・HERO」と名の付くモンスターは破壊されない。
 (戦闘時の戦闘ダメージは適応する)



 エンジェル・バトン(魔法カードVer)
 通常魔法
 デッキからカードを2枚ドローし、その後手札を1枚捨てる。
 このカードは先攻1ターン目には発動できない。



 煉獄の契約
 通常魔法
 自分の手札が3枚以上ある時に発動できる。
 手札を全て捨て、其の後捨てたカードの中から『インフェルニティ』と名の付くモンスター1体を選択して特殊召喚する。



 煉獄の宝札
 通常魔法
 自分の手札が1枚以下の時のみ、このカードは発動できる。
 デッキからカードを2枚ドローし、このターン、自分の手札は0枚扱いとなる。
 エンドフェイズ、自分の手札を全て除外する。



 古代の機械大砲(アンティーク・ギア・キャノン)
 速攻魔法
 自分フィールド上の『古代の機械』と名の付くモンスターが、
 戦闘で相手モンスターを破壊できなかった場合に発動できる。
 そのモンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、もう1度攻撃できる。



 古代の機械鎧(アンティーク・ギア・アーマー)
 装備魔法
 『古代の機械』と名の付くモンスターにのみ装備可能。
 装備モンスターが破壊される時、代わりにこのカードを破壊する。



 古代の機械病院(アンティーク・ギア・ホスピタル)
 フィールド魔法
 1ターンに1度手札の『古代の機械』と名の付くモンスターをリリース無しで通常召喚できる。
 この効果で召喚したモンスターの効果はエンドフェイズまで無効になる。
 『古代の機械』と名の付くモンスターが相手に戦闘ダメージを与えた場合、その数値分のライフを回復する。



 煉獄の零門(ゼロ・ゲート)
 通常罠
 このカードは自分のフィールドにカードが存在せず、手札が0枚の状態でライフが0になったときに墓地で発動する。
 ライフが0になった事による敗北を無効にし、エクストラデッキから『煉獄龍 オーガ・ドラグーン』1体を特殊召喚する。
 (この特殊召喚はシンクロ召喚扱いとする)
 この効果で特殊召喚した『煉獄龍 オーガ・ドラグーン』存在する限り、あらゆる条件での敗北を無効にする。
 この効果で特殊召喚した『煉獄龍 オーガ・ドラグーン』が破壊された時自分は敗北する。



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