小説『The Last Judgement―最後の審判―【完結】』
作者:亜薇(楽園喪失)

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≪後書き≫

 これにて完結です。

 この『The Last Judgement』は『Orphanos(オルファノス)』という作品の外伝です。
 7年ほど前、作者が高校生の頃に創り出し、現在まで完結していない思い入れのあるシリーズです。

 もともとは、この話の数年後からスタートする「悪魔側」最強の少年、全を主人公とした小説が本編としてあるのですが、ずっと構想中の段階です。本編なのに。
 外伝は既にいくつか書き終えていて、炯士の過去を描いたもの、霧都や霧都の弟を主人公としたもの、本作品中故人として出てきたルーク視点の話などあるのですが、単体で出してもわかりやすいかなーと思い、これだけ発表する形としました。

 他の話もアップしようと思っているのですが、どれをアップすればよりシリーズを深く知ってもらえるかという観点より、考え中です。

 話を『The Last Judgement』に戻しますが、この物語は何を隠そう、炯士を活躍させるために書いた作品です。高校生の頃に書き上げたものを、最近書き直したものになります。
 炯士の残忍さ、狂気を前に出し、加えて他のキャラクターが持つ闇を少しずつ描くことを目的としました。
 炯士の次に見せたかったのはジェダ。彼が仲間を殺そうとした(とくに炯士とジャクリン)真意をさりげなく伝えようとしたのですが、果たしてどれくらいの方に読み取ってもらえたか……私の拙い描写力ゆえに、少し不安ではあります。

 この作品については自分のイメージアルバムがあり、SA○Sの「THE ROSE GOD G○VE ME」(恥ずかしいので伏字)を聴きながら、曲の雰囲気を出すよう頑張りつつ書いた記憶があります。あのカッコいいアルバムがテーマだなんて、ファンに知られたら怒られるかもしれませんが。

 ……さて、後書きで長く語るのは好きでないので、ここらで止めておくことにします(既に長いか)。

 短期連載でしたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
 感想などいただけましたら、踊り狂って喜びます。よろしくお願いいたします。



 亜薇(あみ)




 

 

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