小説『IS〜インフィニット・ストラトス バイオハザード好きな転生者』
作者:D.?.J()

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第二十四話 バイオ6、久しぶりにシェリー登場。大人になっていて最初分からなかった。 by一斗


































 「「ハッ!?」」

 「「二人で訳の分からない世界に行って下らない事をしていた気がする。」」

 「ちょっと一斗君!?話聞いてるの?と言うか二人共何言ってるのかしら?」

 やぁやぁ、こんにちは!只今、相手のセシリア・オルコットさんをぶちのめし過ぎてアリーナの防御シールドを破壊して風紀さんに怒られている佐々木一斗だよ!

 「いやいやちゃんと聞いていましたよ。今のは全然関係の無い事なので気にしない気にしない。」

 「そ、そう?ならいいのだけど。」

 「そうそう気にしなくて良いのよ。私達もよく覚えて無いし。」

 「覚えて無い?何の事かしら?・・・・・まぁいいわ、とにかく話の続きよ。一斗君。」

 「嫌です」

 良いでしょ別に。向こうから吹っ掛けてきた喧嘩なんだからさぁ。

 「嫌です。じゃない!大体相手は女の子なのよ!顔にでも怪我したらどうするのよ!?」

 「ブラック○ャック先生みたいになるんじゃね?」

 「そういう事を言ってるんじゃ無いのよ!もしそうなったら一斗君は責任取れるの!?」

 「じゃあ結婚します。はい。責任とって。」

 「そういう冗談は休み休みでも言わないでね。」

 「う、わ、わ、わ、わ!じょ、冗談だから冗談だからね!だから俺の首に黙って手をかけるのは辞めてくれません!?」

 「冗談なら良いのだけど。」

 「ふぅ。」

 いやーこぇーよマジで。このまま血祭りにあげられる所だったぜ。いやマジパネェ。

 「続きだけど流石にISを行動不能にするほどのダメージを与えるのはやり過ぎだと思うけど?」

 「はい、滅相もございません。風紀先生の言う通りでございます。」

 まぁ、ちょっとやり過ぎちゃってオルコットのISを行動不能なまでにやり過ぎちゃったらしい。ディンゴ。恐るべし!
 まぁそれで美香藻と戦闘に切り替わった。後もうちょっとで始まる。

 「ほら、風紀。仲良くラブコメるのも良いけどそろそろ始まるから一斗連れて行くわよ。」

 「なっ!誰がラブコメよ!!」

 おいおい。風紀君。今何処がラブコメなんだい?単純に俺が怒られてただけじゃん?

 「ほら、歩く!」

 「へいへい。と言う訳だ、風紀。ラブコメってた所悪いけど俺は行くわ。」

 「ッ!!!一斗君まで!」

 













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 いやーダルいわ。どのくらいダルいと言うと例えるのもダルい位ダルいわ。
 美香藻と戦うとかマジ勘弁。ダルいわ。しんどい。タリィ。かったりぃ。
 まぁ、適当に負けてさっさと帰るか。

 「一斗。やるからには正々堂々戦うのよ!」

 「なんなんですかぁ?その騎士道精神に溢れた言葉はぁ?もしかして俺にそれを守れと?」

 「・・・言うと思った。行くわよ!!!」

 そう叫ぶと突っ込んで来やがった。
 ギリギリ避けきれたが、あぶねぇよ!

 「やっぱり避けられた、か。流石ね。」

 え〜と、確か『打鉄』とか言うISを纏った美香藻が大型の接近戦用ブレード(日本刀そっくり)を取り出した。お前は神○火織か!!

 「おい美香藻。そこで『私の魔法名を名乗らせない下さい』とか言うなよ。」

 「言うわけ無いでしょぉぉぉぉ!!!」

 いきなり美香藻は取り出した刀を俺の方に投げて来た。
 んー。まぁ、いい感じにここで攻撃を受けておいてワザと負けるのも良いかな?

 「オフぅッ!!」

 美香藻の投げた刀が俺に当たり衝撃が体に響き渡る。
 そしてそれに連動するかのように試合終了のアラームがなった。

 「は?」

 「へ?」

 おかしい。いくら美香藻の身体能力が化物じみてるからと言ってたった一度でISのシールドエネルギーがゼロになるのはおかしい。
 そこに放送が入る。

 『すいません、佐々木君。君のISにエネルギーを充填し直すのを忘れてました。』

 「なんてこったい」

 こうしてクラス代表決定戦は呆気なく終った。ふぅー。たるかった。

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