小説『IS〜インフィニット・ストラトス バイオハザード好きな転生者』
作者:D.?.J()

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第番外話 クリスマスだよ。クリスマス。 by作者










 時間系列は特に決めてません。 by作者





















 「って。あり?ココドコ?」

 目が覚めると鋼鉄で覆われた真っ黒い空間に居た。
 ってか。ナニコレ銀○?でも仙人居ねえぞ。おい?居ねえぞ。おい?
 まぁ、いいか。どうせなんかの夢だろ。どうせ夢なら二度寝しよう。最近あんまり寝てねえし。
 よし。
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・・・・・・・・・・・って、え?

 いやマジどこここ?訳わかんねぇんだけど?
 わっつ?ほわい?ぱーどぅん?
 どうなってやがんだ?いったい。
 俺たしか部屋で寝てたよな?そうそう、美香藻と一緒にアンクロでテイロスぶっ飛ばして、眠くなったから寝たんだ。・・・多分。
 いやまぁ、いまいちよく覚えてないわ。
 まぁ、でもいいか。千冬さんとかも来なそうだし律儀に三度寝するか。
 
 「一斗〜。どうせ起きてるんでしょ?早く起きなさいよ。」

 なんか何処かで聞いた事のある緊張感の無い声が聞こえたが無視する。

 「一斗〜。聞こえてるんでしょ〜。早く起きなさいよ。」

 自分の義理の妹のやる気の無い声が聞こえた用な気がしたが眠いので無視する。つーかアイツなら眠く無かろうが眠かろうか無視するけど。

 「一斗〜。いい加減にしなさいよ〜。早く起きないと私がアンタの事、お義兄ちゃんって呼ぶわよ〜。」

 「それだけは止めろ!!気持ち悪いわ!!!!!!」

 と言うかそんなの言葉じゃわかんねぇだろ?お兄ちゃんかお義兄ちゃんかなんて。
 いやー。しかし、流石に背筋がゾクゾクッ!ってしたね。興奮したと言う訳じゃ無くて、怪談を聞いたときみたいな?
 怪談にはもう遅いぜ美香藻。

 「さ、流石に今のは私も傷付いたかも。」

 「あ、いや。わりぃ、ちょっと言い過ぎたわ。」

 いやー。お前は義理設定とかじゃなくて幼馴染み的なポジションじゃね?
・・・とか言うと絶対殴られるので無し。お前はそんなに義理設定が好きなのか?いや、幼馴染み設定が嫌いなのか?はたまた、それ以上に好きな設定でもあるのか?

 「なんにしても美香藻も戻って来たし、これで後は寝れば全て解決だね。」

 「四度寝に入ろうとするなぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁ!!!」

 いきなりぶん殴られた。なんで?

 「なんだい、美香藻君。今の言動にツッコミどころなんて有ったかい?」

 「ありもありも大有りよ!言動その物が問題よ!!どう考えたってこの状況を寝ただけで解決出来るわけ無いじゃない!!!」

 「じゃあ、俺と一緒にに寝る?」

 「ッ!なぁぁぁぁぁんでぇ!!私がアンタと一緒に寝なきゃいけないのよ!!」

 「そ、そんな怒る事無いだろ。ただの可愛い美少年の遊びじゃないか。(涙)」

 「それを風紀辺りに言ってみなさい。最初はスッゴイ怒られるけど怒り終われば絶対『ま、まぁ、一斗君が良いなら、わ、私も良いかなぁ〜。』な〜んて言って絶対絡んで来るわよ!・・・と言うか自分で自分の事美少年言ってるし。」

 「まじでか!?」

 「試そうとすんな!!」

 まぁ、冗談は置いといて。

 「え〜と。真面目にここはどこですかい?」

 「私が知るわけ無いでしょ。と言うかこう言う未知現象はアンタの方が詳しいでしょ。」

 「モ○ダー。未知現象なんて非科学的な事を言って無いで早く出口を見つけるわよ。」

 「なんでス○リーの物真似よ!と言うかモ○ダーじゃないし。ってか解らないなら解らないで正直に言いなさいよ。」

 そこはX○ァイルネタに乗れよ。

 「つーか、出口なんてあんの?ここ。」

  俺は一番の疑問を美香藻にぶつける。
 
 「・・・・・・・・・あるわよ。きっと。」

 美香藻の微妙な受け答え。もっと熱くなれよ!

 「いやー。でもあれだね。二人っきりになるのも久しぶりじゃね俺達。」

 「そう言えばそうね。」

 なんだろうこの空気。美香藻の匂いで充満している。臭いとかそう言う訳じゃ無くてこう女特有の匂い?フェロモン?あれ俺虫?
 つーかなんでさっきまでギャグパートだったのに空気がこんなに重くなるの?

 「ねぇ、一斗。」

 「なんですけい?」

 「今日は一段となんか良いわよ。」

 「はぁ?」

 俺がこう言うのに鈍いのもあるんだろうけど美香藻博士が何言いたいのか訳解らん。いや、鈍く無くともわかんねえよ。

 「そのさ私さアンタの事、初めて会った頃から・・・」

「・・・・・・・なぁ、美香藻さん。」

 すげー、乙女チックな顔してるとこ悪いんだけど。

 「ち、ちょっと!人のセリフ遮らないでよ。」

 「いや、空気ぶち壊して悪いんだけど。あれ作者じゃね?」

 「いきなりメタ発言!?」

 そう俺達の目の前にはいつの間にか眼鏡を掛けた俺以上に緑好きでこの二次創作を投稿しているヒョロヒョロアスバラガスがいた。

 「誰がヒョロヒョロアスバラガスだ、ゴラ」

 「いや実際ヒョロイじゃん?腕とか特にもうアスパラじゃね?蒸したら食べれるじゃね?ねぇ、一斗。」

 「やめろ、食人鬼。さっきまでめっちゃ乙女な顔してそこの緑にナニか言おうとしてたクセに。と言うかどんだけ食べることに執着してんだよ。テメーは。神○か?禁○目録か?」
 
 「うっさいわねぇ。そんな小さな事気にしてたら禿げるわよ。」

 「それの何処が小せぇんだよ!!」

 「そうだぞ美香藻。どうせ食うならこいつごと網で塩焼きにしねぇと。」

 「テメェも結局同じじゃねぇかよ!!」

 まぁ、良かった。こんな、駄目作者でも一応この二次創作の作者なんだから出口位知ってんだろ。

 「あー。アスp・・・じゃねぇや。作者、テメーはここの出口知ってんのか?」

 「ねぇ、一斗。やっぱりバラバラにしてシチューが良いんじゃないの?上にチーズでものせて。」

 「テメーはいい加減その話から離れろよ!俺は嫌だよ!テメーなんかに食されるなんてよぉ!」

 作者のツッコミはさておき。

 「んで?知ってんのか?」

 「ん〜。知ってるけど教えてあげようか?」

 そう言って手を差し出す作者。

 「あっ!これは別にお金を出せ。って言ってる訳じゃ無いよ。でもさぁ、タダってのは後から高く着くもんだよなぁ。」

 ニヤニヤとニタニタの中間の用な嫌らしい笑みを浮かべながら手を差し出し続ける作者。・・・取り合えず、うっとおしかったんで美香藻と一緒に数発殴った。

 「暴力良くない。暴力良くない。平和的解決を求めま〜す。」

 なんと変わり身の早い作者。ホントこんなのが作者だと思うととても不快だ。

 「それで?知ってるのよね?出口。


 「知ってるけど、お金・・・」

 「知ってるのよね?」

 「でも、お金・・・」

 「しっ・て・る・の・よ・ね?」

 「お金・・・」

 「教えなさい。」

 「お・・・」

 「お・し・え・な・さ・い」

 「・・・・・・・・教えりゃ良いのね教えりゃ。」

 頑なに金を欲しがる作者に力技のごり押し戦法で無理矢理説き伏せる美香藻。

 「あっちの円。着いたら合図しろよ。」

 「は?合図ぅ?」

 見るといつの間にか円がある。・・・と言うか作者の協力が必要なのか。不愉快だな。

 「つーか、クリスマスに小説更新する俺ってどうよ?」

 「ボッチ」

 「悲しい奴」

 「死ね、カス。」

 ホントの事言っただけなのに酷いなぁ。

 「入ったか?よしじゃあ。“サタン”さんからの楽しいプレゼントだ!!」

 「それ微妙にちがぁあぁぁぁぁぁぁぁう!」

 「のひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 あのクソ作者め!俺達を落とし穴に落としやがって(しかもリモコンで穴が開くらしい。)しかもどう見たって憂さ晴らしだろあれぇ!

 「ウヒャッヒャッヒャ!ざまあみろってなぁ?ま、せいぜ〜い頑張れよぉ〜。」

 畜生、あの駄目作者め!!今度会ったらぶっ潰す!!!

 「ねぇ、一斗。」

 「何?」

 「アスバラガスの調理法って本がアンタのあの“本地獄”の中に有ったわよね?」

 「あるよ。」

 「貸してくんない?」

 「いいぜぇ。俺もちょうど探そうと思ってたんだよ。」

 「「作者ぶっ殺す!!」」

 



















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