小説『主人公総受け物語〜アニポケ編〜』
作者:天の河()

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第2話『はじまりの日』

前書き

時間軸はサトシがイッシュ地方での旅を終えたところです。本家ベストウィッシュシーズン2とはパラレルワールド設定です。
















 ここは始まりの町マサラタウン。ここにはポケモンマスターを目指す少年・サトシが、カントー、ジョウト、ホウエン、シンオウ、イッシュといった地での旅を終えて帰省している。


サトシ「う〜ん...。」


 現在の時刻は9:30を示している。今日は特に用事があるわけではないが、そろそろ起きなければならない時刻である。



ピカチュウ「ピカピカ〜。ピカピ...。」



 こちらは、サトシのパートナーポケモン・ピカチュウ。サトシより一足先に起床したのであるが、自分の主人は現在熟睡中である。



ピカチュウ「ピカ...。ピィィィカチュウウウウウ!」


 そんなサトシの姿を見かねて、ピカチュウは10万ボルトを放った。 


サトシ「ギャアアアアア!!!」


 ピカチュウの強力な10万ボルトを受け、悲鳴を上げながら飛び起きるサトシ。これは、サトシとピカチュウが初めて会ったときのあの光景によく似た光景である。


サトシ「ハァ...。ん? もうこんな時間か。すっかり寝過した。起こしてくれてありがとな。ピカチュウ。」


 ピカチュウの電撃に驚きつつも、ピカチュウに感謝しながら頭をなでる。


ピカチュウ「チャア〜。」



 ピカチュウもこの時が気に入っているのか、気持ち良さそうな仕草を取る。



サトシ「さて、そろそろ下へ降りないとママがうるさいだろうし、行くか。」



 パジャマから私服へと着替えを済ませ、ピカチュウとともに下へ降りていく。旅を終えてからはずっとこのような一日が繰り広げられている。


サトシ「今日も楽しく過ごせたら良いなぁ。なっ、ピカチュウ。」


ピカチュウ「ピカピィ!」


 お互い笑顔を見せながら笑いあうサトシとピカチュウ。実に微笑ましい光景だが、これから登場するある訪問者がきっかけで状況は一変する。さて、ある訪問者とは一体...



続く



後書きという名のお詫び


あまりにも字数が少ないため、出し忘れてしまった第2話です。読者の皆様方には、ここでお詫びを申し上げます。

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