「転生」
知らない天井だ･･･
むぅ･･･ここは何処だ？
気がついたら、真っ白な空間にいた･･･
「Σ(ﾟдﾟ;)･･･これは･･･」
「そうだ。ようやく気づいたか？」
そういって目の前に現れたのは、老人だっ、いやガン○ルフだった！！
「せめて、せめて女性がよかった･･･orz」
生まれて初めてorzしたのが此処って･･･
てか、俺はもう死んでいるいるよ･･･
「･･･まぁ、その、すまんな･･･。本来なら、女神が来るところじゃったが、急用でな。最高神たる儂が来ちゃったゾ☆」
「おぇぇぇえええっぇえっぇぇぇええ」
その場で吐いたよ！！だって、どう見てもガンダ○フが･･･、☆って･･･
「今のはマジで悪かった！！ホントにごめん」
「キモすぎるわ！！」
「だが！！反省はしていない！後悔はもっとしていない(｀・ω・´)ｷﾘ」
「マジ巫山戯んなって！！いい年こいて☆はねェだろ、普通！！」
「君には転生してもらう･･･」
「話の変化が急すぎる！！」
もうヤダ･･･誰か変わって･･･
「君は本来死ぬ予定じゃ無かったのじゃ･･･」
「因みに死因は？」
やっぱり、気になるよな。
「トラックに引かれそうな女の子を庇って･･･」
「何というテンプレ･･･」
だと思ったよ！！
「無事助かったところを、女の子のストーカーが目撃し、そのストーカーによって刺殺されたのじゃ･･･」
「なん･･･だと･･･」
酷すぎる･･･俺の死因が酷すぎる････ﾟ･(ﾉД`;)･ﾟ･
「本来そのストーカーが死ぬ予定だったのじゃ。しかも、お主は助けた女の子と一生を幸せに添い遂げる人生じゃった･･･」
ハハ、もうなんなの･･･これ？笑うしかねーじゃん！！
「最高神たる儂も、これは無いわ･･･と思ったのでお主には、転生してもらう。」
「場所は？」
「お主の好きなネギまじゃ･･･」
「マジかよ！？」
そんな死亡フラグが乱立しているところに飛ばされるのか･･･(｡´Д⊂) ｳﾜｧｧｧﾝ!!
「だから特典付けたるから安心しなさい！」
「えっマジで！？」
「せっかく拾った命がスグ亡くなるのは悲しいからの･･･」
めっちゃいい奴やん･･･ありがとうガンダル○、ありがとう･･･
「ただし、七つまでな。」
「多！！普通3つとかじゃないの！？」
「儂は最高神じゃぞ？ドヤｧ」
一時間後
「決まった！！」
「ふむ、して？」
「１、俺の知っている物語の魔法、魔術を完全に使える為に必要なモノ、全て。
２、理不尽な程の魔力と圧倒的な魔法、魔術関連の才能。
３、PSYREN -サイレン-に出てくる超能力全て。勿論、最高ランクだぞ。
４、アーカードとキスショットの能力。もちろん身体能力込だぞ。しかも、能力はどっちも最盛期のを頼む。
５、どこでも行ける魔法の帽子。これも、月光条例に出てくるチルチルが使っていたやつな。
６、エミヤのすべての経験、才能、スキル。家事能力と魔術知識も含む。
７、無限の剣製が欲しい！！これもエミヤバージョンな。できたら、俺が知っている武器も入れといて。あと、完全複製もできるように。
出来るか？」
うん、マジキチだわぁ、これ･･･
いくらなんでも、これはヒドイ･･･
でも、これで人間じゃなくなる。人間でいるのが辛い。化物は独りで大丈夫なはずだから。きっと、大丈夫なはずだから。
「うん、遠慮というモノを知れ。」
「でも出来るんだろ？」
「もち」
「ならいいじゃん！」
「そういえば、容姿はどうするんじゃ？最近は銀髪オッドアイが主流らしいぞ」
銀髪オッドアイで、なんて言う訳ねーよ！！
そこ！！期待なんかすんな！！
流石にそこまでの、テンプレチートオリ主になりたいわけじゃない。
てか知ってる？最近の銀髪オッドアイの末路を･･･流石に調子乗ってるのもあるが、あれは酷い。でもそこそこの容姿は欲しい俺･･･
「上の中位の平均的な日本人容姿を。できたら年齢は１８で」
「何故じゃ？」
「この歳で赤ちゃんプレイって･･･」
なにが悲しくて、赤ちゃんプレイなんか･･･
「わかった。時系列はネギ就職１ヶ月前にしとくからの」
「わかった。ありがとう、ガ○ダルフ･･･」
「では良い人生を･･･」
そういって俺の真下に穴が･･･
「ってさせるか！」
そう言って俺は必死に穴の縁にしがみついた。
「なんと！！」
テンプレなんてさせて堪るか！俺は、俺はオリ主だ！！
「ファイトー、一発！！」
今なら、いや、今だからこそテンプレを打ち破る。その巫山戯たテンプレを、テンプレ通りのをここでまとめて、ぶち殺す！！
「させるか！！」
力を入れて起き上がろうとした瞬間に穴が広がった！
「うわあっぁぁぁあああぁ」
そうやって俺は転生することになった･･･
てか何処に落ちてるの！？