小説『テンプレなオリ主モノ』
作者:アゲハ()

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「確認」

  くそっ!!やばい!!只今絶賛落下なう!!!
「って、マジでヤヴァああああああい!!!」
 死ぬ死ぬ死ぬ、マジで死ぬ!!!くそどうやって脱出?しよう・・・
「そうだ!このどこでも行ける魔法の帽子で!!」
 そう言って俺は、帽子を出現させて、宝石を右に回す!!
「麻帆良学園へ!!」
バシュウッ!!!
 そうやって俺は麻帆良学園に侵入したのだ・・・

 よし何とか成功したな・・・
「フゥ。何とか生き延びた・・・」
チャキ
「うぇ?」
「貴様!何者だ!?」
 えっΣ(゚д゚lll)、まさかの刹那さん?え、マジで?
「動くな!動いたら斬るぞ!?さぁ貴様は何者だ!?」
 転生そうそう、二度目の絶体絶命。てか転生してまだ5分も経ってないよ・・・グス泣きそう・・・
「グス、かた・・・な、怖い・・・」
 涙を堪えて言えた言葉は、情けなかったorz・・・
「えっ、ちょ、そ、そのすみません!だから、その、なっ泣かないでください!!」
 え?泣いてるの?マジで?情けな!?中学生に慰められる18って・・・

しばらくお待ちを

「落ち着きましたか?」
「うん。ありがとう」
「いえ、いきなり構えた私も、悪かったですし・・・」
 ええ子や・・・
「まぁ見苦しいとこ、見せちゃったね。そらいきなり、人が目の前に現れたら驚くわな」
「で、あなたは何者ですか?」
「通りすがりの一般人だキリ(`・ω・´)」
チャキ
「すみませんでしたぁ!!!」
 すぐ土下座する俺。おぉ、すごい土下座がスムーズにできた・・・キスショット&アーカードの身体能力パネェ・・・
「で、何者なんですか?」
「知らん!!待ってstop!マジで知らない!記憶がないのマジで!!」
 とりあえず嘘を付いておく。
「ほんとですか?」
「ホントです!!神にも誓います!!キリ(`・ω・´)」
 知ってるか?神様って俺の知り合いなんだぜ?ドヤァ
「では、どうやって「桜咲刹那!そいつが侵入者か!?」
 この声は・・・合法ロrゲフンゲフン。真祖の吸血鬼様だ。
「貴様今、私を馬鹿にしただろう?」
「いいえ、滅相もございません」
 なんでわかった?ガクブル((((;゚Д゚))))

しばし待たれよ

「では貴様は記憶がないということか・・・」
「はい。自分でも全くわからないんでせぅ」
「ハァ。仕様がない。ジジイの所にでも連れて行くか」
 レッツゴー!

 ここは学園長の部屋であります。タカミチ、エヴァ、刹那、ぬらりひょんは俺の説明を聞いて何か考えていたようだ。
「ふむ。して、その記憶喪失の少年を連れて来た、というわけじゃな」
 今俺の前にいるぬらりひょん・・・マジで見るとスゲェ・・・
「お主、名前すら忘れたのか?」
「えっ、はい。覚えているのは魔法とか一般常識くらいです」
 そう、俺が転生するときに願った特典その1、俺の知っている物語の魔法を完全に使える為に必要なモノは、全て揃っていた。
 それは知識、技術、使用法、制御法、さらに、魔術回路までもが。因みに数は540本。エミヤさんの200倍・・・マジで圧倒的かつ理不尽だわ・・・
「何!?お主魔法がわかるのか!?」
「はい。わかります」
 そんなに驚く、ことだな・・・うん。
「ほう、ならば貴様の力見せてみろ」
 なんか面白いものを見る目で、エヴァンジェリンは俺を見てきた!美幼女にそんな目をされちゃ・・・
「おk。求めるは雷鳴>>>・稲光」
 そういって俺は、ぬらりひょんに向かって稲光を撃った(笑)
「「が、学園長(ジジイ)!?」」
「ふぅん、この程度か・・・」
  やっぱり『稲光』じゃなく『稲死光』でもよかったんじゃ・・・でもやっぱ出たな・・・嬉しいな!!
「ん?」
 待て!!待て待て!!やばいぞこれ!?
「我・契約文を捧げ・大地に眠る悪意の精獣を宿す!!」
 急いで空間に文字を書き始め、魔法を完成させる。
「ごめんなさい!!!」
パリィィィン
 そう言って俺は、窓から逃げ出す。あれ?アーカードやキスショットの身体持ってたら肉体強化系の魔法、いらなくね?
「待て!!」
ゴゥッ!!
 くっこの声はデスメガネ!てーことはこれは居合拳か!!ならば!!
「アブラ・カダブラ!!」
 そう言って、炎の馬を出しタカミチを足止めする。くらえ必殺、魔法!!アラビアンナイトの力を思い知れ!!
 タカミチは無音拳で俺の魔法を打ち消しやがった!!咸卦法マジチート!!しかし!!
「アブラ」
 両手をに突き出し・・・
「!!」
「ガダブラっ!!」
 剣の檻に囲まれた。
「くそっ!」
 これで暫く、タカミチは動けない。麻帆良の最強戦力もこの程度とは・・・俺の身体はチートすぐる。
 そう思ってた時期も俺にもありました(笑)
「斬鉄閃!!」
 せっちゃん!?
「ぐわ!?」
「しまった!」
 え?ちょおまwww、普通斬るか?てか今「しまった」言ったぞ、こいつ・・・まぁ、綺麗に縦に真っ二つだからねぇ。
 まぁ、大丈夫だけどね(笑)
「なっ!?」
「俺は今、魔法を使っているんだぜ?分身だってお茶の子さいさいさ!」
 せっちゃんはどうやら分身に驚いたらしい・・・楓いるじゃん・・・
「貴様!やはり敵だな!?」
 エヴァにゃんも来る始末・・・不幸だ・・・
「氷爆!!」
 え?いきなり?
「ちぃ、アブラ・ガダブラ!!」
 分身体を盾にし、なんとか逃げ切るが・・・
「神鳴流・斬岩剣!!」
「やっぱりぃいぃいぃいィィ」
 そう思っている内に再び斬られて・・・
「堪るか!!」
 髪に『どこでも行ける魔法の帽子』を憑依させ、防ぐ。
「「なっ!?」」
 そして刀を受け流し、掴む!!
 痛いよ!?マジで痛いよ!?これ!?月光さん、マジパネェッス。これ、生身でやるとかキチガイの領域だわさ・・・かっこいいけどねぇ。
 そして・・・
「さっきは悪かった。話を聞いてくれ!」
真剣にお願いした・・・



 情けな!!!

-2-
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