小説『真剣で私に恋しなさい!S-不敗の歴史を歩む転生者-』
作者:ココアパウダーご飯()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

side宗騎

宗騎「やっと昼休みか」

昼休みまでの授業が終わり、体を伸ばす

宗騎「なぁ大和、今日飯はどうするんだ?」

大和に昼飯をどうするのか質問してみた

大和「そうだな、今日は食堂で食べるか」

食堂か………

宗騎「なら俺もそうするか」

大和「なら行こうぜ」

大和と二人で食堂に行こうとすると

???「待て!」

と入口に立った男が叫ぶ

あの額の十字傷にあの髪の色…まさか

大和「何か用か、九鬼?」

やっぱりか

英雄「お前に用ではない、直江大和。我はそこに居る、我が恩人かつ親友のソーキに用がある!」

2-F一同「え?」

と俺の方を向く

宗騎「久しぶり、英雄」

英雄「うむ!我が友ソーキよ、また会えた事幸運に思うぞ!」

宗騎「大げさだっての」

大和「な、なぁ」

と大和が恐る恐る声をかけてくる

宗騎「どした?」

大和「九鬼英雄の恩人で親友って………どういう事だ?」

あぁ、大和達は知らなかったな

宗騎「んっと、昔な、英雄がテロに遭遇したんだ」

2-F一同「テロ!?」

あれ?

………

宗騎「これって言っていいんだっけ?」

あずみ「遅すぎますよ、陸奥様?」

と突っ込まれる

宗騎「おお、いつもの猫かぶり。お見事」

と拍手すると

あずみ「ちょっと来い!」

と耳元で言われ教室から連れ出される

あずみ「あたいが猫かぶってる何て英雄様の前で言うな!お前の言葉はご家族の言葉と同じほど聞くんだから」

宗騎「悪い、口が滑った。この通りだ、許せ」

と胸を張って言う

あずみ「謝る気あんのかコラァ!?」

まぁ、怒って当然だな

あずみ「マジで頼むぜ」

宗騎「任せろ」

教室に戻り

宗騎「なぁ、英雄。人懐っこい猫の皮を被った女王蜂ってぇ〜………」

思いっきり引っ張り出され胸ぐらを掴まれた

あずみ「死にたいようだなぁ!」

めちゃくちゃこめかみがピクピクしてる

宗騎「冗談だって。本気にすんなよ」

教室に戻ると

英雄「人懐っこい猫がどうかしたか?」

と聞かれた

宗騎「そんなの野良にいんのかなって気になっただけだ」

英雄「ふむ、それは我も少し気になるな」

まさかの同意

大和「で、テロが何なんだ?」

宗騎「テロにあってる英雄を助けて今に至る。詳しくは話しちゃダメらしいから気にするな」

後ろで俺を監視してるあずみが物凄く睨んでて怖い

後ろを向かないようにしておこう

英雄「父上達も会いたがっている、近いうちに遊びに来い!その時再開を祝おうぞ!」

宗騎「わかった、行く時はあずみに言うわ」

英雄「うむ!すまんな、我はこれから仕事だ。また会おう!宗騎!行くぞあずみ!」

あずみ「はい、英雄様!」

猛スピードで去ってゆく二人

大和「何だったんだ………?」

2-F全員がそう思っていたのは言うまでもない

-18-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




真剣で私に恋しなさい!S |TECH GIAN スーパープレリュード 抽選プレゼント テレカ|wagi みなとそふと
新品 \27000
中古 \
(参考価格:\)