小説『真剣で私に恋しなさい!S-不敗の歴史を歩む転生者-』
作者:ココアパウダーご飯()

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えー、転生した旧名篝 真こと陸奥 宗騎(むつ そうき)です

大和達と同年代のようです

ちなみに昨日父親を倒して陸奥の名をもらいました

そりゃあんだけチートなんだからな

えーと今テキトーにぶらついてます

あれ?榊原 小雪かな?

話かけてみよう

宗騎「ねえ」

小雪「…なに?」

宗騎「どうしたの?」

小雪「仲良しのグループにいれてもらえなかった」

大和たちか、知ってるけど小雪を見ると大和に怒りがわくな

宗騎「じゃ、一緒に遊ぶ?」

小雪「いいの?」

宗騎「おーけーおーけー」

小雪「やったー!」

俺と小雪は夕方まで遊んだ

帰りにひどく暗い雰囲気の2人の少年を見つけた

葵 冬馬と井上 準か

宗騎「どうしたんだ?」

冬馬「あなたには関係ありません」

宗騎「相談くらいはできるだろ」

準「俺達にあんまり関わらない方がいい」

宗騎「なんで?」

準「なんでって…」

冬馬「準、話しましょう」

準「若、いいのか?」

冬馬「ええ。では聞いてください」

そうして俺は暗い雰囲気の理由を聞いた

なんでも2人の親が犯罪になる事をやってるらしい

冬馬「知らなかった、あんな悪い大人だったなんて」

準「若…」

宗騎「で?」

冬馬「え?」

宗騎「だから何?お前はなんで落ち込んでんの?」

準「聞いてなかったのかよ」

宗騎「聞いてたよ?言わせてもらうとほっとけばいい」

準「ほっとく?」

宗騎「ああ、捕まったら捕まったで捕まらなかったら捕まらなかったでいいだろ」

冬馬「ですが私はあんな親の血を引いてると思うと自分が嫌いになる」

冬馬「自分も親と同じような事をする「しねぇよ」…え?」

宗騎「お前はそんな事しない、俺が保証する」

冬馬「…何を根拠に」

宗騎「お前は間違った事を間違ってるって言える人間だ。そんな奴が犯罪するとは思えない」

準「お前…」

宗騎「もし潰れそうになったら俺が支えてやる、間違ったならぶん殴ってでも止めてやる」

宗騎「だからお前は自分の思うように生きろ」

冬馬「………わかりました、私は将来病院を継ぎます」

準「若?」

冬馬「そして正しいあるべき病院の姿に戻してみせる」

宗騎「言うねぇ」

冬馬「準、手伝ってもらいますよ」

準「ああ!」

冬馬「そういえば、貴方の名前を聞いてませんでしたね」

宗騎「俺か?俺は陸奥 宗騎、最強を目指してる」

準「最強?」

宗騎「ああ、俺の…いや一族の夢。陸奥圓明流を最強と証明すること!」

使ってる技は圓明流だけじゃないんだけどな

冬馬「素晴らしい夢ですね、応援します」

準「ああ、っと俺は井上 準だよろしくな!」

冬馬「私は葵 冬馬今後ともよろしくお願いします」

友達が1日で3人もできた!

-2-
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