小説『不良少女』
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私は教室に入るまでずっとドキドキしていた。もし優雅に気づかれたら…。


「おっはよ〜!!」


突然誰かに抱きつかれた。とかいって本当は誰だかわかってる。私にこんなことをしてくるのは和音しかいないんだもん。



「和音、おはよう。」



和音は、私を話して突然こんなことをいいだした。


「今日うちのクラスに転校生が来るんだって!!」



転校生…!!もうやめろ〜!とか心の中でかすかに叫んでます。


「うん、しってる。日向優雅でしょ?」



和音は驚いた顔つきで聞き返した。



「あれ!?なんで、凛が知ってるの!?」


なんでって…(笑)だって私生徒会長だし(笑)



「あぁ…朝吉田先生に聞いたんだよ!」



和音はなぜかほっとした顔をしていた。

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