小説『不良少女』
作者: ()

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「お前何はなしてんの??」



ヤバイと美鈴も思ったのか一歩後ろにさがる。



「え?別に…。」



翔の表情は一気に変わった。



「絶対に言うなって言ったよな?なぁ?言ったよな!!何しゃべってんだよ!!」



そう美鈴を怒鳴りつけた翔はまるで…鬼だった。怖かった。私でも。



「ご、ごめんなさい…そんなつもりじゃ…」



明らか美鈴は震えてる。



「あぁ!?おまえ、ふざけてんの!?いいか?この瞬間から、俺はもうお前の言うことなんかきかねぇーからな!!」



そういうと、翔は私に歩み寄る。



「悪かった。あんなことして…好きだったんだ。でも、優雅が…罪の償いだとは言わない。要 凛。今日から俺たちを愛紫天龍に入れてくれ。」



と一言言ったのだ。

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