｢ﾊｧﾊｧ…ちゃん…と？｣
瀾はの意味がよく解らなかった。
仮にも女同士…、瀾が少し困惑しながら質問をした。
｢今日は…これで終わりじゃないって事ですかぁ？｣
｢…ああ｣
乙は答えながら片手で自分のパジャマのボタンを外しスルリと脱ぎ捨てる。
乙の白い肌が瀾の視界に入り、ドキンッと胸が鳴る。
乙は瀾の耳元で囁いた。
｢瀾の初めてを俺にくれないか？｣
｢初めての相手は乙様ですよぉ？｣
瀾はさらに困惑した。
｢ｸｽ…そうじゃなくて、コッチの…♪｣
｢きゃん//｣
乙の細い指が瀾の花びらに触れると、まだ冷めきっていない躰がピクンと反応した。
｢…女の俺が相手じゃ、瀾は嫌か？｣
耳元でくすぶる乙の声は、瀾の躰をまた熱くさせた。
瀾は、フルフルと首を振った。
｢最初は少し痛いかもしれないが、出来るだけ優しくするから…｣
｢やっぱり…痛いん･･ですね…｣
｢…怖い？｣
｢す…少し…｣
少し怯えた顔を見せ、そんな言葉を発した瀾の頭を撫でる。
｢大丈夫、怖がらないで…。
別に瀾を傷つけたいわけじゃない、俺を信じて身を委ねてくれ｣
｢…はぃ…｣
乙の指は、もちろんイキナリ瀾の中に入る事はせず、敏感な小さな花の蕾をゆっくり優しく撫で始める。
途端に瀾の体はビクッと跳ね、また蜜を湧かせ再び潤いを取り戻していく。
｢ああっ…んふ…アアン///
ふぁっ//ア･ア･んん｣
電流の刺激が思考さえも、途切れ途切れにしていく。
乙の声が耳元で優しく囁いた。
｢また溢れて来た♪
じゃあ…ゆっくり入れるからな｣
｢ウ…ん///｣
蜜で潤った瀾の花びらを分け、ゆっくりゆっくりと乙の指は第一間接まで入っていく…。
途端に瀾の体に力が入る。
｢瀾…、力を抜いて…｣
｢は…ぃ…｣
返事をしてみるものの、なかなか力が抜く事が出来ない。
頭では解っていても、違和感さえ感じる感覚に躰が勝手に力んでしまう。
力を抜こうとすればするほど下半身だけは抜けてくれず、もどかしさに肩を震わせる。
｢瀾…｣
｢は…ぃ｣
乙は瀾の首筋にフゥっと息を吹き掛けると耳を舌でなぞった。
｢ふぁ〜ん///｣
ゾクゥっと慣れた優しい刺激が走り躰の力が一気に抜ける。
乙は、そのまま耳を愛撫しながら指をゆっくり出して、ゆっくり入れてを繰り返し･･･。
いつの間にか瀾は一本全てを飲み込んでいた。
｢瀾、全部入ったよ｣
｢え…？｣
確かに瀾自身に違和感があった。
途端に再び力が入ってしまう。
瀾の花核はヒクヒクとしながら、乙の指をキュウっと締め付けた。
｢凄くキツい。これじゃあ動かせないな…｣
｢ふぅ･ん!!｣
乙の唇が、耳から首もと、鎖骨と徐々に下へ下がろうとすると瀾の手が乙の手に触れ引き止めた。
｢ん？どうした？｣
｢乙様…傍にいて…///｣
｢ああ、良いよ♪｣
瀾の不安を感じ取った乙は、再び瀾の隣で添い寝をした。
｢これでいいか？｣
瀾は乙の言葉に小さく頷く。
｢胎内(なか)･･変な感じ…//｣
｢そうか、大丈夫か？｣
｢はい…///｣
瀾の言葉を確認すると頬にキスをし、少しずつ動かし始めた。
始めは瀾に負担をかけないように、ゆっくり出し入れする。
瀾は指の感触を生々しく確認しながら、初めて感じる違和感に
緊張のせいか未だ快楽の感覚には、たどり着けないでいた。
不安そうな瀾の顔を察し、乙が優しく言葉をかける。
｢大丈夫だ。焦らなくて良いから、ゆっくり感覚に慣れればいい｣
｢はい…｣
あまりの不安そうな瀾の眼差しに乙はゆっくりスルッと指を抜くと、瀾の躰は初めてゾクッと反応させた。
｢ふぁ…///｣