そしてあたしは、望と付き合うことにした。
別れたばかりなのに…。
と、嫌悪感を感じる人もいるかもしれない。
でも、その時のあたしは支えてくれる人が欲しかった。
ずるくてもいいから、優しさに甘えたかった。
付き合う前から、望のそばにいると安心した。
その安心感を自分だけのものにしたかった。
ずるくて、弱くて、汚い女だと思う。
そんなあたしだって幸せになりたかった。
望と一緒なら幸せになれると思った。
幸せになるための決断だった。
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小説とはいえなくなると思うので、グダグダな文章を読みたくない方はご遠慮下さい。