小説『スマイルプリキュア あったらいいな』
作者:みゆき()

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〜七色ヶ丘中学校6時間目 校庭〜                                   「キーンコーンカーンコーン♪」みゆき「あーつかれたー。」あかね「今日のマラソンは、さすがに疲れたわ。」なお「ほら〜、早く戻って着替えないと終礼に間に合わないよ。」やよい「そうだね。」れいか「行きますよ。」みゆき「待って〜。ってあれ?」校庭の草むらに目を向けるみゆき。やよい「どうしたの?」みゆき「ねえ、あれなんだろ。」あかね「えっ。」4人も草むらの方を見る。なお「ほんとだ。なんかある。」れいか「行ってみましょう。」草むらの方へ移動する5人。やよい「えっ...これって...」なお「香水!?」5人は顔を見合わせた。れいか「でも、学校にそういうものは持ってきてはいけない事になっていますよ。」あかね「いや、それ以前にこんなとこにビン置いとくはずないやろ。アカンの分かっとるはずやし。」なお「確かに。」みゆき「これ、先生に届けた方がいいよね...」れいか「私もそう思います。」みゆきは香水のような物のビンに触れた。その瞬間!『ポン!』5人「うわっ!」急にビンのふたが外れ、中身がみゆき達5人にふりかかった。みゆき「ふう。びっくりした〜。」なお「でもこれ、ビンのふた弱すぎだよ。」やよい「でもこれ、香水にしては全くにおわないよね。」れいか「言われてみれば...」あかね「なんや気味悪いわ。先生にはだまっとこ。」4人「うん。」

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