小説『カゲロウ日記(R-18)』
作者:()

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やぁ、みなさんはじめまして

唐突だがここはNARUTOの世界だ

気がついたらこの世界にいたって奴だ

俺?俺はカゲロウっていう忍だ

この世界に来る前のことはもうほとんど覚えてなくてな

忍びとして再出発することになったってわけさ

弱小の里出身だからたいした力も無いがな!

そしてその里も何か黒い服に紅い雲の模様が入った奴に壊滅させられちまったし

逃げ足にだけは絶対の自信があった俺は死に物狂いで逃げ出して助かったんだ

生き残りは俺1人だけだったようだがな……



まぁ里もなくなったしこれからは自分の欲望に忠実に生きてみようかなってことだ

それはズバリ 「ハーレム」 だ

ただのハーレムじゃないぞ忍、つまりくの一によるハーレムの建設だ

幼い頃から戦闘訓練を受けてきた女を屈服させるってのはやっぱりいいもんだからな。

幸い、幻術と隠遁術の才はあったからな。あとは俺の生み出したエロ忍術により・・・
え?エロ忍術?

そりゃアレだよ。アレ。いやアレっていえばアレだよ。アレのアレをコウしてコウする奴だよ。



「さて。どこへ行くかだな。」

街道の団子やで団子をつまみながら思案を巡らせる。
この忍びの世に存在する5大国
まずはそのどれかに向かうことを目的とすることにしたい

<水の国・霧隠れの里>
血霧の里と呼ばれた…いやそんなとこいったらマッハで殺される予感がするんですが
俺の弱さを甘く見るなよ、ろくにクナイも投げられないのだからな!


<風の国・砂隠れの里>
砂漠はいやだなぁ・・・それに美人もいなさそうだし

<雷の国・雲隠れの里>
なんだろう暑苦しくてむさいプロレス男がいる予感がする。やめておこう。うん。

<土の国・岩隠れの里>
あの国のことはあんまり分かんないんだよな。うちの里でも遠いからあんまり情報無かったし。

<火の国・木の葉隠れの里>
やはりここが安牌だな。平和ボケした里だって聞くし、命を狙われるような心配もないだろう。


「よし。まずは火の国へ向かうか」

ポンっとひざをたたいて最後の団子を口に放り込む。

「お客さん。火の国へ行かれるんで?」

団子屋の主人がさきほどの言葉に興味を持ったのか問いかけてくる。

「ああそうだが?」

主人の顔が曇る。こりゃなんかあったな。

「最近は雲の国といざこざあったらしいで、もうすぐ戦争じゃないかって噂なんですよ」

何?初耳だぞ、おかしいな俺の情報網にはそんなのは引っかかってなかったんだが。
木の葉は平和だからってあっち方面にはあんまり飛ばしてなかったからな・・・

「困ったな」

そんな言葉がつい口を出る。木の葉がダメとなると地理的に近いのは水の国だが・・・
あそこはやばいよなぁ。島国だからあんまり情報も入ってこないし。
逃げるしか脳のない俺にはきついよ・・・入っただけで死亡フラグがたちそうだ。

「水の国・・・霧隠れの里か」

その言葉に興味をもったのか主人がさらに食いついてくる。

「お客さん忍者なんですか?」

普通、忍者ってのは里に所属してるからな。任務以外でそうそう出かけないないだろう
道の往来でくつろいでる忍者なんざ大体、里を抜けた抜け人だろうさ。俺は違うがな。里もうないし。

「水の国っていうとあんまりいい噂は聞きませんねぇ」

だよね。そうだよね。あんなところいったらマッハで蜂の巣だよね。

「あ、でもいい噂もありますぜ」

「水の国は色白の美人が多いですからね。行くんなら一度娼婦でも抱いてみたらどうですかい」

ほう色白か。いいな。確かに活発に動く美人も良いが色白の美人はこう守ってやりたくなるというか愛でたくなるというか。
しかし娼婦か。まぁあの国は政情も不安定だしいても不思議じゃないな。
火の国じゃありえなそうだが。

・・・よし。決めた。


「親父、俺は水の国にいくことにするよ」

「大丈夫なんですかえ」

心配無用・・・これでも俺は一人の忍び。かつて里を襲った変な目した黒服赤雲のやつから逃げおおせてた実力を持つのだ!

「これでも一応忍びだからな」

「でも他国の忍びが入って大丈夫なんですかい」

ククク・・・俺には秘策があるのだ。
俺は隠遁術には長けている。数多の時間をかけることにより編み出した「影薄めの術」により驚異的な影の薄さを手に入れたのだ!
これさえあれば周りの視線や興味というベクトルを極力かわすことができるのだ。
そしてもともとチャクラもたいして無い俺には一般人に偽装することなど造作もないことよ!

忍びとは耐え忍ぶものの意。何も火吹いたり、風起こしたり、手に雷作ったりしなくてもいいのさ・・・できないだけなんだけどね。


さて日が暮れる前に水の国に入らないとな


「親父〜勘定〜」

奥にいっていた主人に金を渡す

「兄ちゃんまた食べにきてくださいよ〜」

「また水の国から帰ってきたら食いにくるよ」


後ろでに手をふりながら街道を歩き始める。

さてとりあえずは死なないように頑張りますか。








名前:カゲロウ

年齢:27

出身:故弱小の里


趣味:エロ忍術の開発、セ(ピ−−)


ストライクゾーン:全盛期イチローがヒットにできるゾーンくらい


容姿:そこらへんにいる若いともいえない微妙な年齢の凡男性


性質変化:風(だけどほとんど使えません)


術:影薄めの術・・・すっごい影が薄くなる。クラスに一人いる机に伏せてるやつよりすっごい薄くなる。メイドカフェの梅酒ぐらい薄くなる。

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