小説『とりあえず転生したらキルア君の妹になったイラストレーターのお話。』
作者:みちる。()

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『番外編っぽいもの×此処で乱入』












エルフが、ハンター試験に旅立ってからは、簡素に説明すれば大変だった。
何が?旅団が。
詳しく説明すると、旅団のイメージというイメージが崩れること受けあいだが、今日はあえて語ってみることにする。
まずは、我らが団長クロロ様だが、こいつが一番ひどかった。
シャル曰く、「なんか、もう4日居ないだけでアウト。団長って、俺たちのことエルフ大好き隊とか言ってるくせに、一番溺れてるのは団長だよねー」
とのこと。
一番酷かったのは、エルフが連絡を入れたときだ。
此処から、お話入るので具体的な内容を話すと、
クロロ:キノコ栽培、5分ごとにエルフに連絡を入れる。(ちなみに、メール、電話、メールメールメール、電話って感じで連絡を入れ続けた)
マチ:とりあえず全員に突っ込み入れながらちょくちょくエルフに電話
シャル:ハンターサイトハッキング(しかけた)1日おきに電話
フェイタン:ひたすらハンターの拷問。
強化系3バカ:アジトの崩壊(ストレスフルなんだ!!)
パク:ニコニコ笑いながらお菓子を大量生産
その他:ひたすら古書を盗む
何これカオス。




***




静かなアジトに一本の電話がかかる。
「?!!!え、エルフか?!!!」
残念、かかったのはマチの電話でした☆
「団長、五月蠅いよ!!!」
【もしもしー?マチー?元気ー?】
「元気なんてもんじゃないわよ!!!もー、あんたがいなくなってから大変で大変で!!」
あんたは、大丈夫かい?!と、続けようとしたのにあんのクソプリン、邪魔しやがって!!!あたしの電話にかかってきたんだよ!!!!!!!
マチが、サラッと糸を取り出した時、クロロは親バカかよ、と突っ込みかけるほどの心配ぶりを見せていた。
まあ、1分後にはシャルによる成敗(アンテナによる脅し→我慢できなくて念発動→クロロ溺沈)でクロロはいじけ始めるのだが。
「はぁ、ちょっとシャルその携帯返して。あたしにかかってきたんだy【あー、大丈夫大丈夫。かな?若干貞操の危機にあったけど】



は?
貞操の危機だと?
エルフの投げた爆弾にそこにいた全員が凍りつく。
いつの間にか、団長は復活していた。
居てもたってもいられなくて、シャルから携帯を強引に奪い取る。
「何?!どこのどいつだい?!今すぐ釣るしあげてやる!!」
あたしの言葉に、うなずく数名。
あ、シズクとフェイタンもいる。
団長は本を出し、シャルはアンテナを取り出してる。フェイタンは何語だかわからない言葉を発し始め、シズクはデメちゃんを具現化していた。
あたしもやってやると、糸を取り出そうとしたとき、予想外な声が聞こえた。
【やぁマチ、久ぶり〈ハート〉】
?!?!
驚くみんな。
電話越しから、エルフの悲鳴が聞こえた。女子度が欠けてるとかこの際どうでもいい。


ヒ ソ カ だ と ? ! !


「その声、ヒソカ?!!」
「ヒソカ、エルフに手を出したらただじゃ済まさないぞ?!!!」
「貞操の危機って、絶対ヒソカだよね?!!」
もはや、我を忘れている。
何あれカオス。
あれだ、小さな子が「ママあれ何ー?」「しっ見ちゃいけません!」レベルだ。

あたしは、エルフに聞こえないように団長に聞く。
「なぁ、この際団員同士のマジギ禁止のルール破ってもいいかい?血祭りにあげてやる!!」
「いいぞ。やれ。団長命令だ」
「わたしもやるね」
「ああー、フェイタンズルーいあたしも〜」
「ああ、俺も俺も!!!あ、マチはい、エルフが代われって」
「そうかい、ありがとう」
エルフが、あたしを選んでくれたことに対して嬉しくなりながらも、携帯を受け取る。
シャルが、笑ってた気がするけど気にしない。
そこから、1時間くらい話した。
ああ、最高だった!!!
最後、切るとき団長が何が言ってたが気にしない。
















「はぁ。誤算だったなぁ。ヒソカも受けてるなんて」
「一応、報告は受けてたんだがな」
「とりあえず、ヒソカが帰ってきたら・・・・」
「「「「「血祭りだよ」」」」」





とある、旅団のお話。

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