小説『とりあえず転生したらキルア君の妹になったイラストレーターのお話。』
作者:みちる。()

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『ちょっと、なんかカカシ』








「キル兄ぃ!呼んだ?!」
「うん。呼んだ。呼んだからだきつくな。暑い」
「(´・ω・`)」
「あー。うん。なんかごめん」
「あ、いや別に怒ってないし。ネタだし」
「」
なんか、キル兄ぃ「は?」って感じの顔してるのだけれどどうしよう。
でもなんか嬉しいなあ。
ちっさいころから、キル兄ぃキル兄ぃキル兄ぃイル兄ぃ!と、始終ブラコンっぷりを所構わず晒してきたわけだけど、よくまぁあんなことやこんなことしといて嫌われなかったもんだ。
「実際うざかったけどな」
「ナンデアタシノカンガエガワカッタンデスカ」
「声に出してた。あと、その半角変換読みにくいうざい」
「キル兄ぃのキャラが迷子」
どうしよう。まる2日携帯に張り付いてたら、人とまともに会話ができなくなったんだけど。
やばいやばいやばいやばい!!あたしは、あんな厨二病にはなりたくなわああああああああああああああああああああああああいっ!




「ところでキル兄ぃさ、なんでみんなの前ではキル兄ぃ駄目なの」
「だって、恥ずかしい」
「キャラが迷子」
「」




こんな風に茶番を続けること10分。
「ん?つけられてる?」
「今更だな!!!」
「イタっ!ヤメテ。あたし女の子。頭にハリセン反対」
「何言ってんのかまったくわかんねぇ」
「」
キル兄ぃったら、いつになく痛烈ですね。





「って、そんなことどうでもいいの。キル兄ぃはあたしに何の用なの」
「ハリセン返せ」
「」
あー。ハリセン。
ハリセンねぇ。
「あー。えっと、ヒソカたたいた時おいてきちゃった?」
「なんで疑問符ついてんだよ」
「あまりの恐怖に記憶ぶっ飛んだ」
「ああ。うん」
そうなんだよね。なんか、普通に報告してたけど、あれうろ覚え。
「カカシ食べたい」
「意味わかんねえ」
「テヘぺロ☆」
「」



あ、なんか心が折れそうですまる










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そして短いです。
久しぶりに書きました。
どうしましょう。エルフじゃないけど、小説の書き方がわからない。

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