小説『とりあえず転生したらキルア君の妹になったイラストレーターのお話。』
作者:みちる。()

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『誰得ですか?オレ得です』













「はああああああああああ?!!!」
「五月蠅い!おなかに響くぞ豚。黙れ」
「いやいやいや、女装ってふざけんなよ。なんで俺?!イル兄ぃは?!」
「お出かけ」
「(にげやがったな・・・・)」
慣れないツッコミをしたせいか、豚君は肩で息をしている。
頑張れ。君の苦難はここからだよ(にっこり)
「さ、そうときまれば女装だ女装。義理母ー≪母さーん≫?」
「あら?準備はできて?」
「バッチグーです」
きらきらとした笑顔を向けると、あたし以上に輝く義理母≪母さん≫。うん。超いい笑顔。
豚君がフリーズしている間、義理母≪母さん≫があの細い腕で豚君をかかえこむ。
どこにそんな力があんだろうね。僕怖いよ。
豚君の断末魔をBGMに、あたしはカルト部屋に向かう。だって心配じゃん。お見舞い何しよ。リンゴでいいか。
ちなみに、豚君はあたしとカルトが利用している元あたしの今となっては衣裳部屋と化しているとこに行ったと思うよ。そんであたしは、今現在キル兄ぃと寝起きを共に(笑)している。
どっこらせと、腰を浮かせてあたしはカルトのとこへ向かった。え?ばばくさい?仕方ないでしょーが。精神年齢ピーなんだから。






***





「カルト居るー?」
「ふっ・・・エルフ姉さま・・・?」
「おーおー。つらそうだなぁ。大丈夫かい?はいリンゴ」
「あ・・・ありがとうございます」
うーん。かわいiおっといけない。失礼しました。カルトの感じ説明すると、何か頬が赤くなってて可愛いんです。ごめんね。カルト。




「ん?それより、カルトはなんの毒にあたったの?」
「だぶん、○○?」
「ああ、じゃあ解毒剤はあれだ。アメ」
「飴?」
「うんん。えっとねぇ。あたしの友人が作った奴。はい」
「あ・・・ありがとうございます」
解毒剤を渡した時、ちょうど義理母≪母さん≫から声がかかったのであたしはカルトに一声掛けるとカルトの部屋を後にした。
そう言えばこの部屋落ち着くなぁとは思ってたけど、此処和室だからか。懐かしい。



***





「義理母≪母さん≫どうしたの?」
「あら、エルフちゃん!ほら、ミルの女装!できたのよ!!」
わあお。義理母≪母さん≫眼がキラキラぇ。ふと、横を見るとゴトーが口に手を当ててプルプル笑っていた。そんなに面白いんですねわかります。
「やったね。見ていい?」
「ええ。ほらミル?」
「ちっなんなんだよ」
カーテンを開けてて、でてきたのは・・・でてきたのは・・・・「ぶっふぁあっはっはぶふうはああああはっははっは!!!!」
「な!笑うな!!」
出てきたのは、女装した豚くん。しかもゴwスwロwリっwうぇっうぇぶふゥ。
全身黒づくめ。肌が色白だから似合ってはいる。いるけどwwwwwwwwwwでもさぁ!!
ツインテールはないよ。
「よし。キル兄ぃにでも見せよう」
「は?」
カシャッ
無情にも響くシャッター音。ちなみに、ゴトーにはいつガンレフで撮ってもらってる。ぶふッウケル。ウケルよ。


「あ、時間だよ。逝ってらしゃい」
「漢字変換間違ってるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」



うん。こっから先も見たい。
「義理母≪母さん≫、ちょっとあたし見に行きたい」
「奇遇だな。エル、俺もだ」
「キル兄ぃ!よっしゃ行くぞ。キル兄ぃ女装して」
「いえっさー」
いつの間にか帰ってきたのかキル兄ぃがいた。ゼノ爺ちゃん、笑ってる。笑ってるよ。
作っと着替えたキル兄ぃ。赤いドレスに、ツインテール可愛い。ホント可愛い。まじでお持ち帰りしていいですか。
ちなみにあたしは、おそろいの赤いドレス。ちょっとキル兄ぃよりフリルが多いのは気にしない。
「さてと。行きますか」





***






前方には、不機嫌丸出しに豚君。キル兄ぃ笑ってる。笑ってるよ。あれ?てか、あたし何回言ってんの笑ってるって。まぁいいか。

数十分、つけていると会場につく。
「うわあ。美人さんいっぱい」
「確かに」
ただあし、小さい子ね。うわ。ターゲット気持ち悪ッ。

こそっと、裏口に向かう。警備のおっさんを手刀で倒すと、ムービーを再生する。
「おい、それって・・・」
「そう!ビデオよん♪」
テンションあがってきたぇ。




「あ、豚君からまれたよ」
「ぶふゥ!」
現在進行型で、豚君は主催者に絡まれてる。なんでだろうね。気に入られたっぱいよ。ザマァ。











【ミルキside】






くそっいったい何なんだよ。こいつは。
無駄に色気振りまくし、地味にイケメンだし。イケメン爆ぜろ。死ね。あ、こいつ殺すのか。
つか、臭ぇ。香水駄目。絶対。
嗚呼。オレの癒し居ないのか。



なんだかんだで、オレは兄弟が好きだ。
たしかに、イル兄ぃ怖いし、キルはガキっぽいし、エルとは根本的に合わないみたいだけど。
それでもまぁ肉親だしな。
そんなことより殺しだ。流石にこの人数を殺すのは骨が折れる。さてと。睡眠ガスでもやるか。







数十分後、返り血も浴びずサラッと殺して俺は家路につく。










【エルフside】






「面白かったね」
「ああ」


ん?豚君の戦い方?えっとね、ゴスロリじゃなければかっこよかったよ。以上。


















いや、かっこよったよ。
うん。あたしってばやっぱブラコンなんだなあたし。

















850:妖精
以上



851:傍観者ハンター
wwwwwwwwwwwwwwwwww



852:傍観者ハンター
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
誰か芝刈り機もってこいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



853:ドS同盟
芝刈り機が来いwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww




854:ツッコミ隊隊長
草林杉wwwwwwwwwwwwwwwww









〜以下、爆笑の嵐〜









860:ドS同盟
ああー笑った。



861:傍観者ハンター
だな。つか、ゴスロリはないだろ。



862:傍観者ハンター
母親のキャラ濃いェ。



863:妖精
さてと。これで一つ目の安価終了ー
もう遅いねぇ。
ちょっと保守よろ。寝てくる。



864:傍観者ハンター
おk−
ほしゅー



865:傍観者ハンター
のしー
ほしゅー



866:傍観者ハンター
保守



867:ドS同盟
おk。
ノシ。
保守
























短いです。こっから4話くらい?は、見なくてもいい話です。きっと。
いつも、評価ありがとうございます。感謝して、顔がニヤけて凄いことになってます。

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