小説『とある零位の全を操る者(エネミー・デイズ)』
作者:()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

前書き


コメントが入らないので(泣き


こんな時を想定して、先に書いちゃいまーす!!


では


前書き終わり










荒神side


此奴の攻撃には迷いがない・・・が、何かが引っかかる
一先ず奴の頭に触れて、脳内を探るか


「お前は何処の誰だ?」


「私はイギリス清教必要悪の教会のファルナスだ」


「ファルナスちゃんね・・・イギリス清教。しかも必要悪の教会の者が何をしに俺の目の前に来た?殺しに来たのか?殺されに来たの間違えだぞそんなら」


「・・・」


奴の口は開かない・・・か


なら、自力で開けるまでだ


俺は電極に手を伸ばし、スイッチを入れる


「一先ず、お前の脳内を探らせてもらうぞ!!」


「・・・」


「時よとま・・・グハァッ!!」


俺は最後まで言えず、ファルナスは俺の目の前に瞬間移動し、俺の頬を殴った


「いてぇな・・・唇切っちまったじゃねーか」


「貴方はこの程度で痛がる人ではなかった」


「は?真るで俺のことを知っている様な口ぶりだな!!ならコレは知ってるか?」


俺は口パクで「時よ止まれ」と告げる


すると、時は止まった


「コレは誰にも見せたことがないからな・・・そんじゃ、此奴の脳内を探るか」


俺は近くに寄り、時を戻す


そして、直ぐに右手を頭に乗せる


「な・・・お前は・・・炎月!?」


炎月・・・俺の実の弟であり、既にオペで死を迎えている


「貴方には触らせぬと思っていましたが、触れられてしまった・・・」


「お前は本当に炎月なのか?」


「はい、僕・・・私は確かに炎月でしたが・・・今はファルナスとして生きています」


「そうだとすれば・・・お前は死んだ後神に会ったのか?現実的に有り得ない!!」


俺は俯く


決して弟が生きている事が嫌な訳ではない
だが、神などいる訳がない


「貴方は私の脳内を探り、今までの出来事を見たはずです・・・貴方の能力が証拠です」


俺は受け入れる事しか出来なかった


受け入れなければ、俺は自分を信じていない事になるからだ


「・・・結局、お前は何をしに此処に来たんだ?」


「最大主教の命令で学園都市に来たって事もあるけど、貴方に会いたかったという事も一つあったんだ」


「・・・なら何で俺の家を壊した」


「挨拶だよ」


俺はこの時思った


これまでの恨みを返しただけだと感じたのだ


その後、えんげ・・・ファルナスはアレイスターの場所?に行った


俺は壊れた家を見て


「大金を払わなくちゃな・・・」


荒神sideout

-36-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える