小説『混沌の魔術師と天空の巫女』
作者:白鋼()

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                第2章 新たなるギルド
                   
                    虹の桜



桜の季節、妖精の尻尾(フェアリーテイル)のギルドにて・・・

「よいか皆の者!魔導士たる者、日々鍛錬を怠らず、技を磨き、
 依頼に報じて仕事をこなし、明日の家居を得るのが慣わしい。
 晴れの日もあらば、雨の日もあり、漏洩して仕事を終わる日もあらば苦闘のすえ成し遂げる日もある。
 じゃが、何れにせよ、明日は必ずやってくるものじゃ!そしてわしらは魔導士として歩み続ける。
 それこそが、妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士である!!」

「「「「「「「おぉーーー!!」」」」」」」

「皆、この1年よう頑張ってくれた!
 その労を養うべく、明日はいよいよ、超お楽しみの花見じゃ!!」

ぱちぱち、ぱちぱち

「今日は前祝いじゃ!飲めぇ、飲めぇ!!」

「イカれてるぜ・・・。」

その後、全員が酒などを飲み始めていた。


































数分後・・・

「皆、本番は明日何だから、ほどほどにね。」

「ふ〜んだ。花見だから飲め、飲めって。ちょっと騒ぎすぐじゃないの?」

「おめぇが言うなっての。」

「1年中花見みたいなものだからなぁ。」

「男なら花見だ!」

「父ちゃん!今年のビンゴは絶対1等賞頼むよ!」

「おう!任せとけ!今年こそ見てろよ!!」

「去年もその前もダメだったからなぁ・・・よ〜し、私もビンゴ頑張ろう!」

「どうやって頑張るんだ?」

「気合いじゃねぇの?」

「理解できねぇぜ。たく、皆して浮かれやがって、たかが花見だろ?」

「依頼主達も分かってるのが多くってよぉ。」

「あん?」
 
「この時期の妖精の尻尾(フェアリーテイル)は浮かれてて仕事にならねぇって、依頼が少ねぇんだ。」

「たく。て言うか、お前たまには仕事に行けよ。」

「うっ・・・。」

「あ?どうしたジュビア?」

「あぁ・・・グレイ様が、グレイ様が仕事に行ってしまって・・・
 グレイ様のいないギルドがこんなに寂しいなんて・・・!あぁ・・・!!」

「仕方ねぇだろ!ここの魔導士なんだから!」

「お前が言うか!」

「うっ・・・。」

「だって、ジュビア置いていかれてしまって・・・!」

「グレイはナツ達とチーム組んでんだからしょうがねぇだろ。」

「でもぉ〜、ウェンディとシャルル、
 それにコージにミントは連れてってもらったのに〜。」

「化猫の宿から移ってきて間もないし、こっちの仕事に慣れてもらうためだろ。」

「分かっているけど、分かっているけど・・・ジュビア寂しいーー!!!!」

「「「「「うわぁーーーー!!!」」」」」

ジュビアの水によってギルドが水び出しになった。

































ハコベ山にて・・・

「開け!時計塔の扉、ホロロギウム!」

ルーシィの言葉と同時に柱時計のような形をした星霊が現れた。

「私またここへ来ちゃった、寒過ぎる〜!・・・と申しております。」

「寒いですねぇ。」

「ウェンディもこっちへ来たら?風邪ひいちゃうよ?・・・と申しております。」

「そうですか・・・?じゃあお言葉に甘えて。シャルルとミントは?」

「全然平気よ。寒さなんて心構え1つでどうとでもなると思うよ。」

「私も大丈夫だよ〜!」

「空模様も落ち着いてきたようだ。」

「腹減ったな〜。」

「暖か〜い・・・!」

「は、早く帰りたい・・・!」

「くそ、こんなにも積もってると歩きずれぇなぁ!」

「それ以前に服を着ろ!」

「うぉっ!!」

「ね〜ぇナツ、そんな便利な薬草って本当にあるのかな?」

「さ〜あなぁ、依頼書に書いてあったんだからあるんだろ?」

「だってさぁ、お茶に煎じて飲んだり、ケーキに練りこんで食べれば、
 魔導士の魔力を一時的にパワーアップするなんて、
 オイラは眉唾ものだ思うんだよ。
 ほら、うまい魚には毒があるって言うでしょう?」

「それをいうなら、うまい話には裏がある。」

「うおぉ〜!エルザに突っ込まれた!!」

「効果はともあれ、依頼はこの山の薬草の採取だ。
 ついでに多めに採れたら明日のビンゴの景品にしよう。皆喜ぶぞ。」

「お〜い、薬草!いたら返事しろ〜!!」

「するかよバーカ。」

「んだとコラァー!!」

「思った事何でも口にだしゃあいいってもんじゃねーだろ。
 しかも、テメェのは意味わかんねぇのばっかだし。」

「ほぉ〜う・・・やるのか!このカチコチパンツ王子!!」

「やるのかこのダダ漏れちょこび野郎!!」

「やめんか!」

「「あーい!!」」

「あ〜、早く仕事終わらせて帰りたいなぁ。
 明日のお花見の準備したいのに・・・。」

「私もすごい楽しみです!」

「そう言えば、コージ君はどこへ行ったの?」

「何か、雪山へ行くんならちょっと準備する事があるって
 どこかへ行っちゃったんです。」

「どこへ行ったんだろ・・・?」

「・・・と申しております。」
























その頃、コージは・・・

「があーーーーーーーっ。」

俺は(エーラ)を使い、雲の上まで飛び、太陽の光を食べていた。

「よーし、これだけ食えばもう大丈夫だ。早く皆と合流するか。」

俺は全速力で下へ降りた。光になっていくと雪崩が起きるからやめておく。




























その頃、ウェンディ達は・・・

ピピピピッ、ピピピピッ

「時間です。それでは御機嫌。」

言葉と同時にホロロギウムは消えた。

「っ!寒!!」

「う、い〜!!」

「おいおい・・・。」

「お前達もちゃんと探さないか!」

「だって〜!」

「いたいたお〜い!」

その声の主はコージだった。

「コージ、あんたどこに行ってたの?」

「すまんすまん。雪山へ行くんだったら太陽の光を食べてたんだ。」

「太陽の光・・・?」

「太陽の光を食べると暖かくなるから。そこの2人のためにもね。」

俺はルーシィさんとウェンディを見て、そう言った。

「今暖めてやる、こっちへ来な。」

「わ、わかったわ・・・。」

「お願い・・・お兄ちゃん・・・。」

「じゃあいくぜ。ソーラー・ブレス。」

俺は2人に息を吹きかけた。

「暖かい・・・!」

「本当、暖まるわ!」

「太陽の光を食べるとできるのさ。」

「へぇー、中々便利じゃねーか。」

見ていたグレイさんはそう言う。

「ふん、ふん・・・お、臭うぞ。これぜってぇ薬草の臭いだ!」

「相変わらず、凄い鼻だね。」

「ふん、ふん・・・確かに・・・なんか草の臭いはするけど・・・。」

「コージの鼻も中々のものよ。」

「てか、あんた、その薬草の臭い嗅いだ事あるわけ?」

「いーや、嗅いだことねぇけど間違いねぇ!」

「確かに・・・よく嗅げば、なんかそれっぽい臭いはするけど・・・。」

「行くぜハッピー!!」

「あいさー!!」

ナツさんは全速力で走って行った。ハッピーはその後を追う。

「ちょ、ちょっと!」

「たく、セッカチ野郎め。」

「とにかく、ついて行く事にしよう。あいつの鼻は侮れないからな。」

「気のせいかしら、凄くいや〜な予感がする・・・。」

「シャルルの勘はよくあたるよねぇ。」

「そうだねぇ。」

「確かにな。」

「ぬおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」

「うおおおおぉぉぉぉぉ!!!」

「あったあー!!!!」

「あーい!!」

「早!」

「早い事はいいことだ。」

「流石だな。」

「そうすね。」

「ナツさん凄い!」

「やっぱり獣ね。」

「そうね。」

「よおーし、さっさと積んで帰るぞ!」

「あいさー!!」

しかし、取ろうとした瞬間、巨大な影が現れた。

「あ?」

「ん?」

「ギャオーン!」

ブリザードバーン、通称白ワイバーン。
ハコベ山などに生息するモンスターである。その見かけとは裏腹に草食である。

ビューン!

「うおっ!」

「うわっ!」

ワイバーンは羽を振り、ナツさんとハッピーを飛ばし、薬草の所へ着地する。

「何っ!!」

「独り占めする気だ!!」

すると、後ろにいたグレイさんが氷の魔法の準備をしてこう言った。

「こういうのを一石二鳥とかって棚ぼたって言うんだな。
 白いワイバーンの鱗は高く売れるんだってよ。」

「よぉーし、薬草とるついでにアイツの鱗全部剥ぎ取ってやるぁ!」

「!」

「ここは私達に任せて、ルーシィ達は下がってろ。」

「あっ・・・。」

「オイラも戦うよ!」

「俺も手伝います!」

「うむ。換装!」

エルザさんは水色の鎧を身に纏い、巨大な槍のような物を出した。

「私達はあれの注意を引き付ける。その隙を覗って、ルーシィ達は薬草を採取するんだ。」

「は、はい!」

「仕方ないわね。」

「そうね。」

「え、えぇ・・・何か一番危険なポジションではないかと・・・。」

「頼むだ・・・!」

「はい!喜んで!!」

「行くぞ!ナツ、グレイ、コージ!!」

「「おうよ!」」

「頑張ります!」

「ギャオォォォォォッ!!!」

俺達が戦闘する中、残ったウェンディ達は・・・

「うわぁぁぁっ!!」

「ひゃあぁぁぁ!!」

「急いで急いで!」

「情けない声だないの。」

「我慢だよ〜。」

四つんばで急いでいた。

「火竜の煌炎!!」

ナツさんは巨大な火球を作り、投げつけた。しかし・・・


ビューン!ビューン!


「えぇ!?」

「ナツさんの炎が!」

「風圧で跳ね返された!」

ドーン!

「「ひゃぁぁぁっ!!!」」

「アイスメイク円盤(ソーサー)!」

今度はグレイさんの攻撃だ。でも・・・


ビューン!ビューン!


しかしこれも風圧で跳ね返された。

ドーン!

「うわあっ!!!」

「これならどうだ!」

エルザさんの持っていた武器から雷が出てきた。しかし、白ワイバーンはそれをかわした。

「おいおい・・・。」

「待てコラァ・・・!」

「やば!」

俺はかわしたが、2人が雷に直撃した。

「「ぎゃあああっ!!」」

「バカ者!ちゃんと避けぬか!」

「つーかあれだ。」

「先に謝れっつの!」

・・・これじゃあこの先、キリがない・・・よぉーしっ!

「エルザさん、ここは俺に任せてください。」

「・・・大丈夫なのか?」

「ええ。」

「分かった。頼んだぞ。」

「はい!」

俺は光となり、白ワイバーンに向かおうとした。

「ギャオオオ!!!」

ビューン!ビューン!

白ワイバーンは翼で俺を吹き飛ばそうとした。

「残念だけど、光は吹き飛ばされないんだぜ!」

ビュン!

「ギャ?」

俺は白ワイバーンに向かって技を出した。

「喰らえ!シャイニング・ダート!!」

光を纏い、俺はそのまま白ワイバーンに体当たりをした。

バァァァァーン!

「ギャオォォォォォォーーーーー!!」

白ワイバーンは飛ばされ、俺はすぐに背後へ移動した。

「そして、光竜の鉄拳!」

バァァァァーン!

「ギャオォォォォォォーーーーー!!」

俺の攻撃によって、白ワイバーンは下へ落ちる。

「今だ!ナツ、グレイ!」

「「おうよ!」」

「はぁ!!」

エルザさんの槍から魔法陣が出てきて、雷が出てきた。

「火竜の鉄拳!」

「アイスメイク大槌兵(ハンマー)!!」

ドッカーン!!

「あ。」

や、やばいぞ、これは・・・!

「取ったぁ!見て見てぇ!私だって妖精の尻尾(フェアリーテイル)の最強チームの1人なのよ!!」

ドドドドッ・・・!!

「ん・・・?雪崩ーーーーー!!!??」

ドーーーーーーーーーーーーーン・・・・。

「皆、無事か!?」

「危なかった・・・。」

俺は(エーラ)を発動し、エルザさんを持ち上げて飛んでいた。

「おうっ!」

「あい!」

ナツさんはハッピーによって何とかなったみたいだ。

「そりゃあまぁ、あんだけ暴れればこうなるかぁ。」

「そうだねぇー。」

グレイさんはミントが何とかしてくれた。

「ウェンディ、シャルル。」

「大丈夫だよ。」

「何とかね。」

2人とも大丈夫みたいだ。

「でも・・・やっぱり獣ね。」

「あれ?ルーシィさんは?」

「あれ?そういえば・・・。」

「ルーシィ、どこー!」

ズゥン

「さ・・・さ・・・寒い・・・。」

「ありゃあ・・・ソーラー・ブレスを浴びたとはいえ、雪崩に埋もれりゃあ寒いな、そらぁ・・・。」

「あ・・・ああ・・・・。」



































翌日、本日は花見・・・


「さぁ皆、どんどん食べてね!」

「これは私のだからね!」

「樽ごと持って来たんか!」

「誰も取りゃあしねぇっての。」

「花見は・・・男だぁー!!」

「意味分かんないよ。」

「レビィ、何食べる?」

「レビィ、何飲む?」

とまぁ・・・こんな感じの花見です。でも、俺らの場所で・・・

「あ?風邪ひいたって?」

「ひどいんですか?」

「う〜ん・・・。」

「鼻はぐゅしょぐょしょ、顔は真っ赤でそりゃあもう・・・。」

「なぜ風邪をひくんだ?」

「気づいてないのね・・・。」

大半は戦闘した俺らに原因があるんだが・・・。

「ルーシィさん、あんなにも楽しみにしていたのに・・・。」

「おっ、そうだ!ウェンディの魔法で治してもらえばいいんだ!」

「もう懸けてはありますよ。明日にはよくなると思うですけどね・・・。」

「明日か・・・。」

ルーシィさん、ご愁傷さま・・・。




























それから数分後・・・

「それではこれより、お花見好例のビンゴ大会を始めまーす!」

「「「「「「「ビンゴー!!」」」」」」」

「にょっ、ほっ、ほっ、ほい。今年も豪華な景品が盛りだくさんじゃ!
 みんな気合い入れて掛ってこい!!」

「「「「「「「うおぉぉぉぉぉっ!!!」」」」」」

「皆、用意はいい?」

「「「「「「「あいさー!」」」」」」」

「それでは、真ん中に穴を開けてくださーい。」

「必ず1等を取る!」

「父ちゃん頑張れ!!」

「レッツ、ビンゴ!」

「まずは1発目じゃあ!」

ビンゴマシーンが回転を始めた。出た目は・・・

「24番!」

「やった!いきなり来たよ!」

「凄い強運・・・。」

「「レビィ、頑張れ!!」」

「あ、俺もきた。」

「お兄ちゃん、早いね。」

「何か、あんたに当たりがきそうな気がするわ・・・。」































5分ぐらいほど・・・

「68番。」

「ビンゴだーー!!!!!」

どうやらエルザさんが当たったみたいだ。

「マジかよ・・・。」

「のりのりだな。」

そう言ったのはグレイさん。

「リーチが3つも・・・!」

どうやらジュビアさんにもきそうだなリーチが3つあるんだし。

「最初のビンゴはエルザね。」

「運も修練の賜物だ!で、景品はなんだ?」

「はーい、これ、一時的に魔力上げると噂の薬草でーす!」

「何ぃっ〜!?」

それって、俺達が取って来た薬草・・・?

「それは私達が取って来たもの・・・しかも枯れている・・・!」

「急に暖かい所に持って来たからの〜。」

「私の・・・ビンゴが・・・。」

「あらあら・・・。」

エルザさん・・・ご愁傷様・・・。




























さらに5分後・・・

「ビンゴォォーーーー!!!!」

「マジか!?俺1個も来ねぇ!!?」

「オメェは爪が甘ぇんだよ。」

「父ちゃん頑張れ!」

「絶対当たらない気がする。」

「シャルルの予感はよく当たるけどね。」

「そうだな。」

「・・・・・・。」

「どうした、俺を見て?」

「やっぱり、何かあんたの方が当たる気がする・・・。」

「うん・・・一応リーチが2つだけど・・・。」




























少し経って・・・

「115番。」

「「「ビンゴーー!!」」」

エルフマンさん、ジュビアさん、レビィさんが当たったみたいだ。

「「「あれ?」」」

「あらあら・・・。」

「3人同時か。じゃあ、一発芸で1番面白い奴に景品をやろうかの。」

「「「一発芸!?」」」

「景品はなんと、アカネリゾート高級ホテルの2泊3日ペアチケット。」

「すごい・・・!」

「「ペアで旅行!!」」

「アカネリゾートか!姉ちゃんにプレゼントしてやる。」

お姉さん想いですね、エルフマンさん。

「グレイ様と2人きり・・・2泊3日・・・ジュビアまだ心の準備が・・・。」

ピロォン。

「一発芸・・・それは一度きり、ギリギリの戦い・・・。つまり俺の出番ってことさ、相棒・・・。」

「「またお前か!!」」

「引っ込め!つか、リーチもしてねえだろお前は!!」

結局、誰が手に入ったのかはわからなかった・・・。
































さらに5分がたって・・・

「126番。」

「あ、ビンゴだ。」

「やっぱり、コージが当たったわ。」

「いいなぁ、コージ・・・私なんてリーチ1つもないよ〜!」

哀れだなミント・・・。

「何が貰えるんだろう?」

「さぁな、行ってみればわかるさ。」

俺はそう言い残し、ミラさんとマスターの所へ行った。

「それで、景品は何ですか?」

「景品はこれです。」

渡されたのは片翼のペンダントだった、しかも2つ。

「白い翼のペンダント、別名『愛のペンダント』です。」

「愛のペンダント?」

「噂では、好きな人の写真を入れる事で、
 その人と結ばれ、一生愛し合うというペンダントなんです。
 ちなみに、2つで1つのペンダントにもなれるのよ。」

「まだお主には若いが、いずれ好きな人ができる時に使ったらよいぞ。」

「そ、そうですね・・・ありがとうございます・・・。」

俺はウェンディ達の所へ戻って来た。

「何だったの?」

「・・・ただのペンダントさ。」

「そうなの?」

「・・・ああ。」

「怪しいわね・・・。」

「気のせいだろ?」

「そうかしら?まぁいいわ。」

こうして、花見は夕方まで続いた・・・。
































翌日に虹の桜の木が誰かによって掘り出され、昨日、
ルーシィさんのアパートの近くにある川に船に乗せてあって、
元の場所に戻したと言う報告が来た。

それを聞いて、ナツさんとハッピーの顔色が変わっていました。




ナツさん・・・ルーシィさんの為とはいえ、良くないですよ・・・。

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