小説『仮面とテストと召喚獣』
作者:daiki1211()

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坂本雄二=坂  木下秀吉=木  島田美波=島  福原先生=福

須川=須  姫路瑞希=姫  土屋康太=土

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さっきの自己紹介のちょい前  Fクラスでは

坂本雄二side

坂「明久の奴……1日目から遅刻かよ」

木「そうじゃのう…明久じゃから、他のクラスというの考えることは不可能だしの」

  さらっとひどいことを混ぜたな

島「あれ、吉井はまだ来ないの?」

  島田もこのクラス、とっ

坂「まあ、大方目覚ましのかけ忘れだろうがな」

島「まあそうよね。吉井が他のクラスに行けるわけないしね」

??「えーと、ちょっと通してもらえますかね?」

  俺達の後ろから声がしてきた、先生だな

??「それと席についてもらえますか?HR(ホームルーム)を始めますので」

坂「うーっす」

島「はい」

  俺達はあいている席?に着く

??「えー、おはようございます。二年F組担任の福原慎です。よろしくお願いします」

福「皆さん全員に卓袱台と座布団は支給されてますか?
  不備があれば申し出てください」

  Aクラスとはえらい差だ

福「では、自己紹介でも始めましょうか。そうですね。廊下側の人からお願いします」

木「木下秀吉じゃ。演劇部に所属しておる」

  ん?秀吉か。秀吉は確か演劇のホープと呼ばれていたな
  士気を上げるのに使えるな

木「――と、いうわけじゃ。今年一年よろしく頼むぞい」

  軽やかに笑顔を作って自己紹介を終える秀吉。
  あいつ、あんなことするから女と間違われるんじゃあ

土「………土屋康太」

  今度はムッツリーニか、ムッツリーニは保険体育が異常に高いから
  兵としては申し分ないな

島「―――です。海外育ちで、日本語は会話はできるけど読み書きが苦手です」

  と、計画を立てていたら次の人に移ったな

島「あ、でも英語も苦手です。育ちがドイツだったので。
  趣味は―――」

  次が島田か…島田は数学だけBクラス並みだからCクラスまでだったら
  切り札として使えるな

  ガラガラガラ

??「あの、遅れて、すいま、せん……」

皆「えっ?」

  皆の声が重なった、俺も驚いているからな

福「丁度よかったです。今自己紹介をしているところなので姫路さんもお願いします」

姫「は、はい!あの、姫路瑞希と言います。よろしくお願いします……」

  姫路がFクラスか…思わぬ切り札を手に入れたな…

須「はいっ!質問です!」

姫「あ、は、はいっ。なんですか?」

須「なんでここにいるんですか?」

  須川……聞き方をもうちょい変えられないのか?

姫「そ、その…振り分け試験の最中、高熱を出してしまいまして……」

  周りから納得の声とくだらない言い訳をし始めたな

福「これで全員揃いましたね…」

  はぁ?!

坂「先生、明久はどこのクラスですか?」

福「吉井君ですか?吉井君は確か…」

  あいつがこのクラスじゃないなんて…

福「確かAクラスだったと思いますよ」

  Aクラスか…よりにもよってあいつのところに

福「坂本君、君が最後ですよ」

坂「はい」
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2回に分けました。書けたならまた連続投稿します。

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