小説『仮面とテストと召喚獣』
作者:daiki1211()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

17

10時……

  高「では、両名共準備は良いですか?」

  坂「ああ」

  霧「……問題ない」

  高「それでは一人目の方、どうぞ」

    向こう側は島田 こっちからは木下が出た

  高「教科は?」

  島「数学で。知らないだろうけど言っとくわ。私、数学だけはBクラス並みなの!」

  木「そう…私はもちろんAクラス並みだけどね!」


   Fクラス   島田美波  179点

          VS

   Aクラス   木下優子  378点

    Bクラス並みの点数がAクラスに届かないと分からないほどのバカだ!!

  高「勝者、Aクラス」

    Fクラスのほうを見ると坂本が頭をかかえていた
    なるほど島田の独断か

  高「では、次の方どうぞ」

    向こうは土屋 こっちからは工藤が出た

  土「………保険体育」

  工「土屋君だっけ?ずいぶんと保険体育が得意みたいだけど
    召喚獣では負けないよ!」

  高「そろそろ召喚を開始してください」

  工「は〜い。試獣召喚っと」

  土「…………試獣召喚」

    2人は召喚獣を呼び向かい合った

  土「………加速」

    土屋が能力を使い工藤を切り裂いた




    様に見えたが、工藤の横を通り過ぎたら土屋のほうが倒れた

  高「勝者、Aクラス」

  土「何故だ。目標に狂いはないのに」

  工「教えてあげるよ。当たる前に僕の召喚獣の能力を発動したんだよ」

  土「くっ…………次は負けない」

    土屋は悔しそうに一言いいFクラスに戻っていった

    Fクラスはどんよりした空気になった

  高「Aクラスが次勝てば、Fクラスの負けとなります。次の方どうぞ」

    だが、俺達はまだ点数で油断ができない相手が残っている

-20-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




平成仮面ライダー英雄伝
新品 \1680
中古 \440
(参考価格:\1680)