小説『天使の声』
作者:ミカエル()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

天使さん、神様の心は純粋でとても光輝いています。

私たちにも、その心は存在していました。
それは、私たちが人間として生まれるその前

魂だけの、肉体のない時代に私たちはいました。

そこには、愛しか存在してなく、憎しみや苦しみ、恨みなど一切ないのです。

現世で生きる私たちにとっては、天国のような場所です。

現世で生まれてきた私たちには、様々な試練が待ち受けています。
でもそれは
私たち自身が選んだ道なのです。

幸せになりたいのならその道へ

試練のある道がいいのならその道へ

私たち自身が選べるのです。

なにも神様や天使さんがわざとあなたを苦しめたりしてはいないのです。
なぜ神様を恨むのですか?
神様があなたを苦しめていると錯覚しているからです。

なぜ今の人生を恨むのですか?
あなたが選んだ人生です。幸せを感じれる人になるための修行です。
すべてにおいて、感謝をわすれないことです。

現代の社会は、欲に飢え過ぎです。
もっとほしい、もっと、もっと、もっと!!

だからあなたの心には幸せを感じれないのです。

幸せとはなんだと思いますか?

今あるもので充分生活できるはずです。

感謝を忘れてしまった時代に、裕福な時代などありえません。

欲を出せば出すほど、あなたは貧しくなるだけです。

今の時代が経済的に苦しいのはなぜですか?

感謝を忘れてしまった時代に、感謝を気づかせるためです。

どんなに貧しくても、感謝のある人はいつか裕福になります。

裕福になっても、ありがたさや感謝を忘れないでしょう。

そうゆう人がたくさん溢れる社会になれることを私は望んでいます。

苦しみから脱出したいのなら、感謝してください。

その苦しみはいずれ、あなたが幸せになる前兆ですよ。

大丈夫です。あなたは一人ではないのですから。




-5-
Copyright ©ミカエル All Rights Reserved 
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える