真夜中の街を歩く。
ピエロは言う。
「今日も仕事だ。」
僕は路地裏の影にしゃがみこみ、獲物をまっていた。
バンッ!!
不意に響き渡る破裂音―――。
「あ・・・あぅ・・・ぅぅう・・・」
む、胸が痛い・・・。
「や・・・だ・・・」
死にたくない 死にたくない!!
「・・・・。」
無言で目の前に立っているのは『八番目の狙撃手』。
「どぉ・・・し・・・て・・・?僕を・・・撃った・・・の・・・??」