小説『五番目のピエロ』
作者:神使 零耶(*零耶の図書室*)

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真夜中の街を歩く。

ピエロは言う。

「今日も仕事だ。」

僕は路地裏の影にしゃがみこみ、獲物をまっていた。

バンッ!!

不意に響き渡る破裂音―――。

「あ・・・あぅ・・・ぅぅう・・・」

む、胸が痛い・・・。

「や・・・だ・・・」

死にたくない 死にたくない!!

「・・・・。」

無言で目の前に立っているのは『八番目の狙撃手』。

「どぉ・・・し・・・て・・・?僕を・・・撃った・・・の・・・??」




-5-
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