はい、いよいよライザー編突入ですね。
もう作者は我が道を行きます(笑)
ご都合主義?厨二設定? 大好物です。
この章からチョイチョイ天月家の事とか、トキ達の実力の程が判明しだします。
伏線の張り方とか下手くそ&ベタでスイマセン。
それでは行ってみましょう。(今回はちょっと短いです、ご了承下さい)
第14話「これは何ですか? はい、焼き鳥です」
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ある日、俺とレンがいつもより遅い時間で部室に向かうと、結界が張ってあった。
う〜ん、中には何やら懐かしい気配と知らない気配、そしてオカ研部員大集合である。
ちなみに黒歌もオカ研に入っている。
俺は結界の一部分だけを無効化し、侵入する。
――ガチャッ――
まぁ、普通にドアから入りますよ? 常識人ですから(←絶対違う)
「「「「「「「トキ(君/さん)、レン(ちゃん/さん)!?」」」」」」」
仲イイな、お前ら。
アリ? グレイフィアだ。 何でここに?
「おい人間、貴様ここに何の「久しぶりじゃねぇかグレイフィア。今日はどうした?」…」
「お久しぶりで御座います、トキ様、レン様」
「はい、お久しぶりです、グレイフィアさん」
うん、相変わらず綺麗だなグレイフィア。
「貴様!人間の分際でこの俺を無視するな!!!」
あん? 何だこのかまってちゃんは?
気配は悪魔だな、絶望的な程の小物臭が半端じゃないんだが……。
「おいリアス、何だコレは?新宿歌舞伎町からでも拾ってきたのか? このアホ面のホスト崩れ(笑)は」
『プッ!』
「き、貴様ァァァァァァ!」
あ、怒った。
まったく…、今日の若者は沸点が低いねぇ。
短気は損気って言葉を知らんのか?
それを見かねたレンが助け舟を出してやる。
「悪魔さん、此処には何か用があっていたのでしょう? なら、そちらを先に済ませたほうがイイんじゃないでしょうか?」
「チッ!……おい小娘、お前なかなかの上玉だな。それに、そこの黒髪の猫又。
お前ら、どうだ? 俺の所に来ないか? 可愛がってやるぞ?」
ニヤニヤしながらアホな事を抜かす金髪ホスト崩れ。
ここは一つ、穏便に済ませる為にもブチ殺して…、
「テメェふざけんな!部長だけじゃ飽き足らず、レンちゃんや黒歌さんまで!」
あ…、イッセーがキレた。
リアスだけじゃって事ぁ、リアスの関係者? 結局誰なんだ?
「トキ様、レン様。この方はライザー・フェニックス様、フェニックス家の三男。 そしてリアスお嬢様の婚約者であらせられます」
「はぁ? コレが?」
俺はホスト崩れを指差し聞き返すが、グレイフィアは頷くだけだった。
「リアス、お前も苦労してんなぁ………」
「ええ、まったく……」
こめかみを抑えながら深くため息をつくリアス。
こりゃ本格的にまいってんじゃん。