小説『ハイスクールD×D 史上最強の存在』
作者:黒鋼()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>



どうも作者です。

活動報告的な、いや、そんな大層なモンでもないですが…、報告風なモノ?を一言。

アクセス数31万超えました。
もうビックリ仰天です。ありがとうございます。

ヨダレと涙が止まりません、どうしてくれますか?(←嬉し過ぎて頭がショートしています)

そんな訳で、今後共この小説をよろしくお願いします。



第23話「決戦直前+トキ=何とも言えない雰囲気(笑)」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





一誠SIDE





――ゲーム当日、深夜十一時四十分頃――



俺たちオカ研部員は旧校舎の部室に集まっていた。

それぞれ、一番リラックスできる方法で待機中。

ちなみにアーシア以外は皆いつもの学生服である。



木場は手甲を装備し、脛当ても装着。 剣は壁に立てかけてある。

小猫ちゃんは椅子に座り、読書中。 手にはオープンフィンガーグローブ。妙に迫力がある。

朱乃さんと部長はソファに座り、優雅にお茶を口にしている。

黒歌さんは小猫ちゃんの側にいる。



……トキに至っては、もう一方のソファでレンちゃんに膝枕してもらいながら寝てやがる。

どんだけ緊張感無いんだよ……。

緊張でガチガチになってる自分がバカらしくなってきた……。



ゲーム開始十分前になった頃、部室の魔法陣からグレイフィアさんが現れる。

そしてゲームの説明。



今回のゲームにはレンちゃんと黒歌さんは出ないそうだ。

……たしかに、トキだけでオーバーキルなのは目に見えている。

なので、ゲーム開始と同時にレンちゃんと黒歌さんは観戦室に向かうらしい。



そして場所についてだが、戦闘フィールドというものがゲーム専用で用意されているらしく、

どんな派手な事をしても大丈夫だそうだ。

……もちろんトキ以外。



トキ曰く、『そんじょそこらの下っ端が創った空間なら、力を開放するだけで崩壊する』らしい。

空間を創れる奴ってそうそういないだろ。 かなりの魔力保有者ということは確実である。

それを崩壊って………、言葉が見つかりません。

なんて反応すればいいの?



「今回の『レーディングゲーム』は両家の皆様も他の場所から中継でフィールドでの戦闘をご覧になります」



親御さんはどんな気分なんだろう?

自分達の仕組んだ出来レースの観戦は。

そしてそれは一人の規格外な存在によって崩されるであろうが、その時の心境は。

ちょっと同情するかも……? よく分かんねぇや。

とりあえずは目の前のことに集中、集中。



「さらに魔王ルシファー様も今回の一戦を拝見されておられます。それをお忘れなきように」



魔王様、部長のお兄さん。

やはり魔王といえども、自身の妹の行く末は気になるのだろう。

そんな事を考えていると、「ゲーム開始の前に、トキ様はコレを」と言って、

グレイフィアさんはトキに何やら変な形をした駒を渡す。



「コイツは?」

「ゲームに参加する為のトキ様専用の駒、『元帥(マーシャル)』です。 特性は所有者の魔力、氣力、筋力、能力の封印です」

「…デメリットだけじゃねぇか」

「当たり前です。 そのままで行かれては、四大魔王様とその眷属達全員でも太刀打ち出来ませんから」



怖ぇよ!

トキ一人で魔王様達に圧勝すんのかよ……、デタラメ過ぎるぜトキィ……。



いくら不死のフェニックスといえども、流石にトキには勝てないか…。

ていうか、あの雰囲気だとライザーの野郎はトキの強さを知らない?

……ご愁傷様でーす。



「それとトキ様、我が主サーゼクス様から伝言です。

『頼むから手を抜いて闘ってくれ。ライザー・フェニックスは次世代の冥界を担う才ある若者の一人なのだ。

 潰さないでくれ』だそうです」



ワァオ、勝つ事前提ですか。

アレ? 魔王様はトキの実力知って……、ああ、前にトキが飲み仲間兼パシリって言ってたな……。



「『いつからテメェは俺に伝言で済ませれるような大物になったんだコラ、シバき回すぞ?』って言っといてくれ」



と、トキはグレイフィアさんを抱き寄せながら言う。

…イケメンなんて滅べばいいんだ。



頬を赤く染めたグレイフィアさんは俯きながら「…そのように///」と言ってトキに擦り寄る。

って、アレ言うのかよ!? 主にそんな事伝えちゃていいの!?






――ゲーム開始時間、午前0時00分――





俺たちは転移魔法の光に包まれた。



転移が終わり、目を開けるとそこは…………、って部室じゃん!

まさかの失敗!? もしかして俺のせい!?



その後、グレイフィアさんから説明が入る。

何でも、魔力で創ったレプリカらしい。 すごい再現力である。

さぁ、これからどうなるのか…。 それは誰にも分からない。

だってトキがいるんだもん……(汗)







-26-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




ハイスクールD×D リアス・グレモリー ~先輩のおっぱいひとりじめフィギュア~ (PVC塗装済み完成品)
新品 \3426
中古 \3753
(参考価格:\7980)